「正統派怪獣映画」キングコング 髑髏島の巨神 Toshiさんの映画レビュー(感想・評価)
正統派怪獣映画
こいつは怪獣映画好きには刺さる!まるで子供の頃ワクワクして観に行った東宝チャンピオンまつりだ。しかも最新のCG技術で当時は出来ようもなかった大迫力!
プロットはまさに「地獄の黙示録」だ。ビジュアルもあの映画にソックリ。主要登場人物の名前が「地獄の黙示録」の原作「闇の奥」の原作者と主人公のものだった。その他色々な映画へのオマージュがてんこ盛りで映画好きには堪らない!これはもはやオマージュというよりも創り手の映画愛だ。
コングのビジュアルもキャラも最高レベルだ。敵キャラのトカゲの怪獣は日本の怪獣とアメリカのクリーチャーの上手い融合。ギャレス版ゴジラの敵キャラMUTOよりも日本の怪獣寄り。前振りのコングと大ダコの戦いは東宝版「キングコング対ゴジラ」へのオマージュだが、思わず笑ってしまった。
この映画のコングもゴジラと戦うことになるのは周知のことだが、サイズはどうするんだろう。コングは31.8mという設定だって?人間と対峙するにはギリギリのサイズだ。映画でもヒロイン、ブリー・ラーソンとのふれ合いがあるし、もうひとりの最強の敵サミュエル・L・ジャクソンと対決するからこのサイズなんだろうな。しかしゴジラは100m以上。どうするのかも含めて楽しみだな。
エンドロールは絶対パスしないこと。東宝チャンピオンまつり開幕だ!
コメントする