「Anybody knows what that is!? 大いに暴れてくれるコング映画!」キングコング 髑髏島の巨神 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Anybody knows what that is!? 大いに暴れてくれるコング映画!
劇場で観てて改めて思いました。いやー、こういう映画大好き!ストーリーがどうのとか細かい事はいいんです。映画なんですもの。楽しめればそれでオッケーでしょう。
なんと言ってもキングコングの暴れっぷり!本当にリアルですわ。良くできてるなぁ~。スカルクローラーにしてもそうですけど、ありえない生物をいかにも存在するように表現するイマジネーションってスゴいですよね。もう最後のバトルとかアドレナリン出っぱなしでしたよ。
キングコングと言えば2005年に「ロード・オブ・ザ・リングス」で有名なピーター・ジャクソン監督がリメイクしたバージョンもありますが、あの作品はもうちょっとストーリー重視でコングの悲哀にフォーカスしてありました。あれはあれでピージャクのコング愛があって良かったのですが、今回は「そんなの関係ねぇ!」とばかりに暴れてくれます。ピージャクとは違う方向性のコングへの愛を感じます。
キャストも何故か豪華!今をときめくトム・ヒドルストン。「アベンジャーズ」のロキの時とは違いメチャマッチョです。「ルーム」でアカデミー賞を取ったブリー・ラーソン。今回ドヤ顔もバッチリ決めて今後の「キャプテン・マーヴェル」へ準備万端です。この手の映画なら何にでも出る印象のあるサミュエル・L・ジャクソン。映画界広しと言えど、コングとガン飛ばしあえるのはサミュエルぐらいでしょう。ジョン・グットマン、変に痩せてませんでした?大丈夫?シェー・ウィガム演じるコール、いいキャラだったのに最期が悲しかったです。
もともとオタク系映画好きの(でもマッチョな)トーマス・タルが「俺が観たい映画を作る」と言って作った映画制作会社レジェンダリー・ピクチャーズ。「ダークナイト三部作」や「パシフィック・リム」、「ジュラシック・ワールド」等を制作して有名なのですが、2016年に中国の大連万達グループに買収されてしまったので、今回もっと中国よりな作品になるかと不安でした。
確かに無駄な中国人キャラクターを入れてたりと中国に配慮した作りになっていましたが、これぐらいだとまだ許容範囲です。まぁ現状中国が金を持っている以上仕方のない事でしょう。
それでもレジェンダリーには今後もブレずに「好きな物を作る」路線を貫いていってもらいたい物です。さぁ、次は2019年の「ゴジラ2:キング・オブ・モンスターズ 」、そして2020年「ゴジラvsキングコング」だっ!
再鑑賞履歴
2021/4/25
延期になってた「ゴジラvsコング」の予習の為。
NOBUさん、コメントありがとうございます。
ホント公開までもう少しって時期にまた緊急事態宣言で映画館も閉鎖になっちゃってて。まだまだ予断を許さない状況ですよね。無事公開されますように✴
CBさん、コメントありがとうございます。
本作のコングって物凄くリアルだったと思うんですよね。スカルクローラーといい、想像の動物をリアルに見えるようになるってスゴい世の中になったものだなっと思います。円谷英二監督がどんな怪獣作るか観てみたかったですよね😫
Takさん、コメントありがとうございました。
えー!?そうだったんですね?中華レジェンダリーとは相性が悪かったんですかね?私もレジェンダリーが好きだっただけにとても残念です。
こうなったらモンスターバースにはガッツリ関わってもらいたいですね。情報ありがとうございました。
僕はレジェンダリー映画が大好きです。
しかし残念ながらレジェンダリーの「俺の観たいものを作る」路線はモンスターバース3部作で終わりになる可能性が高いです。CEOのトーマス・タルがワンダグループとのいざこざで今年1月に辞任して元の本業であるPEファンドの仕事に戻ってしまったので・・・。
けれどもモンスターバース3部作にはプロデューサーとして関わるらしいのでそれに期待です。