ジオストームのレビュー・感想・評価
全329件中、241~260件目を表示
アルマゲドン的な目線
天候をコントロールする画期的な機械(ダッチボーイ)を発明した兄弟という設定。ある日何らかの原因でダッチボーイが暴走し地球に異常気象をもたらす。徐々に機械の故障ではなく故意に仕組まれた陰謀だと明らかになっていくというストーリー。
悪くはないんだろうけど、手動でしか動かせないという理由で1人宇宙空間に残る主人公、地球で父親の帰りを信じて待つ娘、兄と弟との強い絆、途中からどうしてもアルマゲドンと被って見えてしまった。そのうちエアロスミスがかかるんじゃないかと汗った。
テイストの違うディザスター
ディザスター・ムービーを何作も観てきた人には「いつもの感じ」の作品になるだろう。そんな安定の作品だが、主軸が過去作と異なる路線を走っていたところには好感が持てる。普通のディザスタームービーは、迫力ある映像を大げさに表現し、ビジュアルの衝撃を強める。ただ根底には環境破壊を続ける人類への警鐘の意味も込められているというものだ。本作はそれもさることながら、欲に駆られ独裁・支配を求めようとする人間の愚かさがかなり大切なテーマになっているようだ。
よって人物描写がかなり多く、主軸はサスペンスとなっているのが他作品との相違点だろう。本作ではかなりの犠牲者がでるのだが、災害描写は意外と少なめ。本当に映像を楽しみたいならば「イントゥ・ザ・ストーム」や「2012」の方が良いと思われる。正直、ディザスター映画を楽しむには災害映像を長尺で見たいという気持ちが現れるため、本編109分の本作、120分にして災害描写を増やして欲しい気持ちもある。しかし期待以上に楽しめた作品であることに違いはない。しかしながらこの手の作品、やはり突っ込みどころは挙げだしたらキリがない。長文になるため表記はしないが、こういう作品は頭を使わず与えられた映像を観ているのがベストなのだろう。最後にCGについてだが、天候管理衛星「ダッジボーイ」や災害映像はなかなかリアル。それもそのはずで、CG製作は「2012」や「アバター」のハイドラックスだ。しかし主人公がダッジボーイへ向かう際に登場したシャトル他、日本に巨大な雹が降り注ぐシーンなどシーンによってCG丸出しな感じがしてならない。日本で雹の襲来を受け、大破したであろうチューニングされたニッサン・シルビアS15などはモロCG感がある。予算の都合なのかどうかは知らないが、ややこのギャップが不思議だった。
個人的に肯定、否定双方の感情が両極端に現れたが、2018年最初のハリウッドのおバカ超大作としてはまずまずだろう。
巨大すぎるスケール。極限状態で光る、兄弟の真の絆。
【賛否両論チェック】
賛:世界各地の異常気象を圧倒的なスケールで描きつつも、次々に襲い来る困難を兄弟の絆で乗り越えていく姿に、極限状態における人と人との繋がりを感じさせる。サスペンスとしても楽しめるのも魅力。
否:設定や展開はかなりのご都合主義で、ツッコミどころも数多い。
気象コントロール衛星の暴走ということで、そのアクションスケールはまさに宇宙規模。世界各地で起こる異常気象の描写も、圧倒的な恐怖感で描かれていくのが印象的です。また、そんな異常気象の背後で見え隠れする巨大な陰謀にも、観ていてハラハラさせられます。
そんな中でもしっかりと描かれているのは、長年いがみ合っていた兄弟の絆の修復の物語です。互いに罵り合いこそすれ、それぞれの心の根底を同じくする2人が、宇宙と地上で共に奔走しながら、陰謀を暴いて絶望的な状況に立ち向かっていく姿は、思わず感動を誘います。
ストーリーはかなり出来すぎで、ツッコミどころも多いですが、あまり細かいことは気にせずに、世界観にドップリと酔いしれたい、そんな作品かも知れません。
2018-7
こな~ゆきぃーくらいやろと、たかをくくって映画館を出たら、外はジオストームになってた☃️
てっきり、機械任せにして暴走するのかと、そんなことしたらあかんって、ずっと前からサラ・コナーさんが言ってたやんってつっこもうと思ってましたが。
『デイ・アフター・トゥモロー』は、一般人が大災害をいかに生き抜くかでしたが、
今回は気象衛星の不具合の原因を突き止める側の視点なので、
パニックを求めると少し物足りないかもしれないし、パニックなるまで意外と待つ。
でもなんやかんや迫力ある映像は観てて飽きないし、こういう映画は迫力命なので映画館で見た方がいい。
ある部分で重なる『アルマゲドン』には勝てない(と思う)けど。
アンディ・ガルシア、渋くなりましたねぇ。
プレジデントっていうよりゴッドファーザーですよ。
楽しめた
アビー・コーニッシュ
現代版 インディペンデンスデイ、アルマゲドンでしょうか、結末は少し違いますが、映画としては、配役もそれなりに知っている人が出ているし、CGも相当お金を賭けているのでしょうか、迫力があり充分に楽しめると思います。
ただし良いのはそれだけで、相も変わらずアメリカが世界のカギを握っているというお決まりのパターンの展開、いい加減にして欲しいですね。アメリカ国内のみで配給しているのならいざ知らず全世界に配給しているわけですから、ここまで来るともうアメリカを崇拝させる洗脳、宗教的な意味合いをも感じます。アメリカでしか地球を守れないのでしょうか。
あと、CGに時間をかけすぎたのでしょうか、ストーリーにおいて配役の人物構成が少し雑ですね。ただ、後半のアビー・コーニッシュが活躍するシーンにはしびれましたね。これだけでも見る価値はありました。
楽しめます
米ファースト的大作品~世界の中心で米を叫ぶ~
「ジオストーム」69点。
「世界を救うのも、潰すのも米」とも。
「米による、米のための、米の」映画とも。
「パリ協定」から離脱した「トランプ」を警告・批判したとも。
かつての、「第二次世界大戦後(世界NO1)の米」を懐かしみ
(「Make Great America」)、
「現在の米」を「銀行のもの(金に支配される国)」となじり、
「メキシコ」を嫌いながらも助けてもらう国として描きます。
凄い「VFX」によって、
凄い「スーパーマン」「スーパーウーマン」が活躍をし、
「兄弟」「恋人」「父娘」の「愛こそすべて」が、
「悪」「謀略」「裏切り」をやっつけます。
(日本の「VFX」がちゃちに見え、「道徳・倫理的善」もちゃちに見えます。そのスケール・自信満々さにおいて)
最後は「大団円!」(わかってます!)。
いかにも「アメリカファースト」的に、
「世界の中心で」「アメリカ万歳!」を叫びます。
お疲れさん!?🍀
怖い!
女性のシークレットサービス。
地球温暖化の影響で世界各地で異常気象が起こり、それを制御するための宇宙ステーションを建設した。
そのステーションが暴走を始める。
ステーションを設計したジェイク(ジェラルド・バトラー)が地球を救うために宇宙に飛び立つ。
ディザスターてんこ盛りで、この手の映画に目のないぼくは、不謹慎な言い方を許してもらえれば楽しんで観た。
ディーン・デブリンは、ローランド・エメリッヒと組んでディザスター映画を多数ものにしているわけで、そのノウハウが生きている。
こういう映画を観ると、映像にできないことは、もはやないのだなと思う。
物語にグッとくるところがあって、こんな映画に泣かされるのか、と少し悔しくもあったが、それだけ映画はよくできていた。
いろいろと引っかかるところはなくはないが、この映画を作り上げたことで水に流せる程度である。
アビー・コーニッシュがとにかくカッコよかった。
ディザスターシーンはオマケでした。
予想以上に面白かった!
予想外に面白い
いろんな要素のパニックムービー
人殺しすぎ
異常だよ。人殺しすぎ。
高々アメリカの大統領職のために何万って人殺す?
そんな理由で映画にしちゃうってのはアメリカの傲慢さかな。今回そこに中国も一役買う。中国資本恐ろしい。
そういう恐ろしい背景は置いといて、そこそこ話は楽しめた。
吹替で観たけど、上川隆也はすぐわかった。下手ッピだね。単に声低くしてればいいって訳じゃない。
ブルゾンもよく出るね。食傷気味。
っていう楽しみもあった。
4DMX,3Dで観たけれど、風が臭くて辟易した。
吹き荒れろ! ツッコミ描写の嵐!
僕は本作を観る前、この映画がよくある
ディザスター映画の要素をムリクリ詰め込んだだけの
超B級パニックアクション大作かと思ってたんですね。
いや、超B級だなんて失礼致しました。僕の勘違いでした。
この映画、ウルトラZ級底抜けバカSF映画でした。
いやいや、いやいやいやいやいやいや、
ツッコミどころ多過ぎるだろこの映画。
監督のディーン・デブリンと言えば『インデペンデンスデイ』
と悪名高き『GODZILLLA(1998)』脚本を書いた方だが、
その2つの合計を遥かに越える荒唐無稽&ツッコミの嵐。
...
まあ……その荒唐無稽っぷりにノれるかどうかがキモかしら。
僕もおバカ映画として単純に楽しめれば良かったが、
正直言って全然ノれなかった。
中途半端にマジメなこと言っちゃって申し訳無いが、
ディザスター映画っていちおう現実的な環境問題や
人の生き死にを取り扱ってる訳で、あんまり作り手の
好き勝手でバンバン人が死ぬのも気分が良くないし、
甘っちょろい理想論でアッサリ解決ってのも厭
(3.11以降は特にそう感じる)。
で、そんな中でもこの映画はあまりに
ご都合主義と理想主義が過ぎてると思える。
...
ここから先はかなり否定的なレビューになるので
本作気に入ってる方は読み飛ばしちゃってください……。
まずね、世界中が協力して気象制御システムを完成、
という出発点からして
『自然は人間がコントロールできる』という傲慢さと
『世界中が仲良くすれば何でもできる』という理想論が
感じ取れて気に入らない。
人工消雨だけでも十分にリスク確認されてないのに
気温上げ下げしたり台風消したり竜巻抑えたりとか
どんな恐ろしい手段を使っているのだろう?
(少なくとも謎の赤い巨大レーザー兵器で
大都市を燃やし尽くせることは分かった)
軍事転用はおろか各国の食料事情の制御もできる
こんな代物、核兵器すら遥かに越える脅威じゃん。
どこもかしこも覇権握りたがってジオストーム
発生より前に世界壊滅するんじゃないかと思う。
...
しかもそれをコントロールする側も『こんな
奴らに任せられるかいッ!』みたいなのばっか。
地上から気象制御衛星にアクセスできないという異常事態を
知らされ、おまけにその後で香港で大災害が発生してるのに、
恋人とイチャイチャしてる責任者って何なん?
自分は衛星にいないから関係無いと考えていたのか、
ジオストーム発生はあり得ないとタカを括ってたのか、
いずれにせよ衛星ひとつで数十万人規模の死者が出る
恐怖のシステムを統括する立場として認識甘すぎ。
全衛星にアクセスできないという恐るべき事態が
判明しても自分の回りにしかその情報話さないし……
『バレたら大パニックになる』は分かるが、
せめて政府の要官や大統領くらいには話しなさいよ!
人類壊滅の瀬戸際じゃん! アホなの? ねえアホなの?
あのシークレットサービスも恋人を見つけるとすぐ
職場離脱するし。米国大統領の警護ってヒマなのか?
国務長官はそもそも裏切り者(犯行動機も酷い)だし、
地上スタッフはトラブル解決に殆ど協力できてないし
世界各国のスタッフも、チェンさん以外に誰も
システム異常に気付かなかったのだろうか?
主人公のジェイクは、家庭事情はさておき職務や職場を
コントロールすることには長けていたようだし、
事の重大さを分かっているから他より遥かにマシ。
だけど逆に言えば、あのシステムはジェイクのような
(=システム操作方法を熟知しているだけでなく
600人ものスタッフを知り尽くしているような)
超優秀な人間以外には誰にも任せられないような
キワキワのシステムだったという事。実際しっかり者で
責任感もあるファスベンダーさんでも駄目だった訳で。
...
え、異常気象の描写?
ああね、そこはそれなりに迫力ありましたよ。
けどね、異常気象で数億人規模で死んでるのに、
犬と少年が助かったり水着の姉さんが助かったり
高層ビルのアラブの大富豪が助かったりした程度で
「ああ良かったね~」なんてなる訳無いでしょ!
しかも衛星止めた途端に世界中の天候も元通りって……
世界規模で天候かき回しといてそんなすぐ元通りになるかいッ!
おまけに各国で協力してまた再建て、あんな大量の
衛星や巨大宇宙ステーションほいほい造れる訳無いだろ!
てか、アメリカ国務長官が黒幕だったのにまだ
アメリカが主導権握れると思ってるのが恐ろしいわい!
もうあんたとはやってられんわ!
どうもありがとうございました!
...
どうせフィクションだからそんなにマジメに観なくて
いいじゃんと言われそうだが、僕に言わせれば
この映画は世界平和にしても環境保全にしても
ほとんど傲慢とも感じるくらいの楽観主義が充満
していて、本気で馬鹿馬鹿しいことこの上無い。
楽しんだ方には申し訳無いが、2.0判定で。
<2018.01.20鑑賞>
.
.
.
.
余談:
宇宙描写とかアクション描写にもあと10くらい
ツッコミたかったがやめとく。ただ最後に
ひとつツッコませてほしい、あんな見晴らしの
良い野原でどうやって敵の背後に回り込めたのか?
テレポーテーション?
ポップコーン オマケぐでたまシール
買って帰るの忘れた(泣)
CGが逆にちゃちく見えて
イマイチだったです。
エドハリス
おじいちゃん出たら
悪役でしょう〜
って
あっけなく捕まり過ぎ(笑)
弟の彼女役
カッコイイし美人だったです。
エンジェルウォーズに
出てたみたいだけど
どの役だったか記憶に無い...
スイトピー役だった‼︎
全329件中、241~260件目を表示