ザ・コンサルタントのレビュー・感想・評価
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久しぶりの好みの映画!
なかなか満点つけるのは抵抗があるけど、この映画だけは本当に満点付けてもいいくらいの私好みの映画でした。途中まであの弟は一体どこにいったんだい、勝手に舞台から消去かよと思っていたんだけど最後にああなるとは、やられたなという感じ。でもやられてとても心地良い感じでした。
もっとも、ジョン・リスゴーが出た時点でああこいつが黒幕だろうなとあっさりわかったんでその配役にはちょっと残念だったかな。
JKシモンズはとてもいい味出してました。
続編を希望している方の気持ちもわからないではないが、続編でがっかりするのは嫌なんでこれは一作完結で良いのではないかと思います。
ベン・アフレック
ベン・アフレックがいかつくどことなくスチィーブン・セガールに見えてきました。
いつもバックアップしてくれた弟は何処に?と思っていたらこんなところに。
人と少しぐらい違っていても何かになれる。
こちらの家族の絆。あちらは平気で妹を殺す。
うーん。言いたいことがいっぱいあるようだけど。
盛り沢山
いっぱい盛り込んである。
なんと欲張りな脚本なのだろうか。
ただ、それがどれ一つ突出せずに、全てを最後まで観続けられたのが天晴れ。
子供同士でアクションが出来てた。
会計士で殺し屋。
この謳い文句には少々語弊はあるのだが…これだけでも結構魅力的だ。
本作にはそれに絡ませた様々な要因が、楽しかったり興味深かったり説得力があったりで、映画を最後まで引っ張ってくれる。
殺し合いの最中でさえ、朗らかな笑みがこぼれてしまう演出には降参だ。
世界観の為の説明台詞は多々あれど、面白かった。
表情の乏しい、感受性豊かな主人公を終始追っかけてしまう。
今思えば、ヒロインとの強烈な身長差も、技アリなキャスティングに思える。
ただまあ、若干長かった…ように感じた。
連邦捜査官がローラー作戦的に繰り広げた主人公探しの決定打が腑に落ちなかったりはするのだが…。
プロファイリングの過程が解りにくかったのかな?
淡々と進む感じ
映画秘宝最新号内のギンティ小林氏の記事を読み、面白そうと予告すら見ずに鑑賞に行きました。
表向き大して儲かっていない会計士である主人公、実は自閉症であったが元軍人であった父により外界からの刺激を受けない施設での生活ではなく、刺激を克服するための精神・心理的トレーニングを教わり、その過程で射撃や軍隊格闘まで教えられており恐ろしく強い、更には自閉症を持つ人の中でも一部の人が持つと言われるサヴァン症候群によって超人的な計算能力を発揮できるという能力を持ち、それらを活かして裏では世界各地の所謂悪党どもの会計を受け持ち莫大な利益を得ていた
と、ここまで書くと重度の中二病を患った脳みそによって作られた設定としか思えない主人公であるが、そこはそれ溢れ出るベン・アフレック感ですごい「そこらへんに居そう」感あふれる主人公に仕上がってます。バットマンことブルース・ウェインの時のイけてる金持ち親父とはまた違ったベン・アフレックが見れます。
ストーリーとしては、とある企業から不正会計の監査を頼まれた主人公サイドと、主人公を追う連邦捜査官サイドに分かれて進み、その中に回想という形で過去の出来事が語られ、それらが最終的にかみ合い終わりへと向かっていくという次々と伏線回収をしていくのですが、さすがに伏線多すぎて少々ついて行けなくなりそうになったり・・・
まぁこれは自分のオツムが残念なだけなので良いんですがね
アクションシーンもただの会計士だろうと舐めてかかってきたチンピラや傭兵どもをプロの技でガシガシやっつけくあたりはやはり興奮しました。が、如何せん2015年に公開されたキアヌ・リーブスの「ジョン・ウィック」を見たあとのせいか少々派手さに欠けるかなーという印象が
総じて言うと瞬間最大風速的な盛り上がりはやや欠けるけど、終始楽しめる映画でした
文句があるとすれば、この映画のポスターや見終わった後になってから見たPVでもそうだけど、主人公の本業は表も裏は会計士で暗殺者でも何でもないっていうこと
あとは序盤から主人公の戦闘能力の高さというかヤバさを隠しもせずに見せてくるから舐めてたとはいえ会計士に返り討ちにあったチンピラどもの驚きと見てるこっちの「まぁ、そうなるな」感という心境のズレが起きちゃってるのが残念かな。それも含めてこういう舐めてた相手はヤバイ奴だったっていうジャンルの楽しみ方なんだろうけど・・・
それでも農場で射撃練習するのに対物ライフル持ってくとか、秘密のガレージの武器庫にはゴツイ武器が山ほど置いてあるとか序盤から見せすぎだろ・・・
ナメてた会計士が…
殺し屋でした!
こーゆーパターンのお話は大好物なんですが、想像以上に面白かったです!
会計士の能力も半端なければ、殺陣テクもヤバい。しかも自閉症という精神障がいを克服すべく父の教えに従い兄弟で鍛錬したというバックグラウンドを持つ、新しいタイプのヒーロー。ベン・アフレック本当にハマり役でした!
自分とは異質な人間、つまり怖がられる存在である、と幼少期に父から教えられた言葉を覆すような、優しく接してくれる女性が現れたら、そりゃ助けたくなっちゃうでしょ!迫られてもドギマギしてはぐらかすでしょ!童貞感がたまらんですなぁ。
施設で最初に出会った少女やFBI長官との関係も、全ての伏線が回収され、悪いヤツはサクッと撃ち抜かれるし、なんて気持ちいいんだ!弟との再会のやりとりも思わず笑っちゃたなぁ。良かったなぁ。
これ絶対続編やりますよね!?弟と組んで活躍するとこ見たいし、彼女との恋模様も気になるし、施設への帰省…アノ施設が実は特殊部隊養成所だった!とか(笑)どんどん続けられそう〜。
ジョン・ウィックに続き、次回作が見たくなるナメてた奴シリーズがまた世に放たれましたね。最高です!
まさかのオチ
アクションがあっけなく終わったと思ったら、そこからのネタバラシ的部分が良かった。
ずっと弟とアシスタントの存在が気になってたんだけど、アシスタントがあいつだったとは!
君が気に入ると思ったから。
彼女に逃亡先のホテルにて選んだ理由をきかれて、
さんざん水圧だとかタオルなど挙げておいて最後に話したのが
君が気に入ると思ったっていう。。
凄くシャイな返し。好感度たかし。
恐らく一番自分が気に入ってた絵画を送るくだりは次回作を期待させます。
息のねを止める顔面の銃撃一発や肉弾戦は、こぎみよく気持ちいいです。
ベン・アフレック版、ジェイソン・ボーン?orジャック・リーチャー?
ネタバレあり。
ベン・アフレック版、ジェイソン・ボーン?と言う感じでしょうか。通常は会計士、しかしてその実態は凄腕の殺し屋。しかし、その殺し屋としての技量を身に付けさせたのは、軍人であった父親。そこがジェイソン・ボーンとの違うところといったところでしょうか。ジェイソン・ボーンもそうですが、ひとところに定住せずに移動しながら生活しているという意味で、ジャック・リーチャー的と言う感じでもあります。
クリスチャンと共に事件に巻き込まれるデイナを演じているのは、アナ・ケンドリック。事件に深く関わった上に、クリスチャンと恋仲になってしまうかと思ったんですが、そうでもありませんでした。クリスチャンは自閉症(あるいは、アスペルガー症候群)と言う設定ですからね、そう言うストーリーの方が良いですね。そのあたりも、ストイックなジャック・リーチャーだな。
途中、不思議に思っていたんですよねぇ。共に武術を学んでいた弟が出てこないなって。そうしたら、あんな形で出会うとはね。あそこで二人がそのまま戦っていたら、中々の悲劇ですが、そうはならない所が、良いと言えば良いし、中途半端と言えば中途半端。
ところで、原題は『The Accountant』。会計士と言う意味です。主人公のウルフの職業ですが、コンサルタントでは無く、会計士なんですよね。一体どこからコンサルタントなんて出てきたのか。邦題あるあるネタですね。
作り方がジェイソンボーン
表の顔は天才的な数学力を持つ会計士、裏の顔は凄腕の殺し屋。前半は会計士としての実力を発揮する。ある会社の不正を助手と発見してから命を狙われるはめになって、後半からはアクション満載で凄腕の殺し屋の実力を発揮。アクションの動きに無駄が無く見ていてかっこいい❗アクションやストーリーがジェイソンボーンに似ている。しかも、敵のボス?が昔生き別れになった実の弟。普通に楽しめます❗
観なきゃよかった。気分悪い。
予告編で表の顔は会計士、裏の顔は腕利きの殺し屋。
なんだ?その変な主人公設定は?と思いつつ鑑賞。
だが、主人公の設定には続きがあった。。。
主人公はアスペルガー症候群なのである。だから、ある一部門には特化した才能を見出す。
それが数学得意で会計士に。
プラス父が軍人で小さい頃から「おまえは力(暴力)が無いと生きて行けない」と鍛えられ、腕利きの殺し屋に。
(映画観ると実は殺し屋ではない。日本だけなのか分からないが「殺し屋」という宣伝広告例えも違う)
無茶苦茶な設定である。
容赦なく見境なくバンバン敵を殺す。悪いラスボスが実は弟だったと分かったとたん殺さず兄弟慰めモード突入。きちんと話さなきゃならない黒幕はアッサリ射殺。
その奇妙な行動をアスペルガー症候群の性にしている様な脚本って面白いか?
である。
アスペルガー症候群を勘違いさせられる様な設定である。
偏見にも繋がりかねない主人公。
アホな国の指導者であれば、「アスペルガー症候群の人間を集めて強力で非情な軍隊を作ろう!」と思ってしまう程だ。
脚本はアスペルガー症候群の人を裏で応援しているのではなく、表に出して貶しているとしか感じませんでした。(ラストで印象良くしようとしても、そうは問屋が卸しませんよ。)
主人公設定ばかり記載してしまったが、他も書こう。
前半のストーリーは、主人公の正体がわかるまでダラダラ感がある。
主人公のターンとそれを追う捜査官のターンが交互に続き後半への伏線を作ってゆくが、大して面白くない展開。
また、主人公が敵に向かうシーンなんて、どうやって場所を特定したかわからない様な有様。
ヒロイン役のアナ・ケンドリックなんて美人でもなく、女優に見えない。
見どころなんて主人公ベンアフレックのゴルゴ13を彷彿とさせるスナイパーシーンのみ。
久しぶりに嫌いな主人公設定に出会ってしまった。
「日本ではアスペルガー症候群の人達をひっそり優しく、偏見なく支援をして頂きたい。」そう願わせる映画であった。
こんな描き方は大嫌い。
タイトルなし(ネタバレ)
世界中の裏社会の帳簿を仕切る会計士クリスチャンは、とあるIT企業の会計実績分析を請け負う。早速同社の不正会計を見つけるが報告書作成途中で同社から解雇されたばかりか、同社の経理担当ともども命まで狙われるが、実は泣く子も黙る超凄腕の殺し屋でもあるクリスチャンは真相を探り反撃に出る、という冷静に考えるとバカみたいな話ですが、幼少期よりアスペルガー症候群を患って普通の生活が送れず、軍人の父とともに世界中を転々としながら超人的な計算スキルと殺人スキルを身につけたクリスチャンの数奇な半生をなぞるような筋書きが独特な色合いを持つなかなかの異色作。
アクション映画としては小ぶりな仕上がりながら『ジョン・ウィック』に匹敵する痛快なガンアクションが楽しめ、ベン・アフレックの役者としての勢いが存分に感じられる傑作です。スター・ウォーズ好きのベンらしくこんな映画にもさりげなくネタを仕込んでいるので、その一発ギャグもお見逃しなく。
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