ザ・コンサルタントのレビュー・感想・評価

ベン君なのでハズレはないだろうと。しょうもないものにかかわらないので安心して見れる。
横領事件に端を発したミステリーという側面があるわけだが、一方で主人公の幼少からのヒストリーを絡ませてくる。その二点がどこへ繋がるのかと思えば。。。
事件の幕切れ自体はあっけない。たぶん、事件の解決でもなく、弟との再会でもなく、絶対的に信頼できるパートナーの存在、これをあきらかにするところにこのシナリオのさりげない気持ちよさがある。
一口にカテゴライズするには難しい変った映画、かな。

最後のオチが・・・・ちょっと驚きだったけど。
是非、続編を期待したい。

細かいところはかなり荒いし、ストーリーもちょっと強引で、新人漫画家の作品のようだけど、それも許してしまえるほど、キャラクターの新しさが良かった。
特に前半は楽しい。
後半、普通の強い人になってしまったな。もっとキャラを活かしてほしかった。
これは続編やってもいいと思うなー。ミッションインポッシブルの不思議ちゃん版として定着したらいいのに。

意外に、と言ったらアレだけど、良かった。
ストーリーはほとんど主人公のキャラを掘り下げるためのような位置づけで
ラストできちんとまとまるところも清々しい。

見どころはやはり終盤のバトルで、
「そうきたか!?」と(いい意味で)ちょっと笑ってしまった。

主人公無双って意味では凡庸かもしれないけど、
味付けでかなり見ごたえのある作品に仕上がっている感じ。

最後の兄弟の部分は必要なのかな？VODじゃなかったら観てないかも。

障害を持ちながらそれを克服し逆に利用しての凄腕の殺し屋がとても良かった。
展開もスムーズで見てて楽しかったw
ベン・アフレックの演技も良くうまく表現できていると思いました。
相棒の正体もまさか！？でした。

最後の展開はちょっと残念でしたが、アクションが面白く飽きずに観ることが出来ましたw

最高に面白かった。
特に、主人公ウルフのキャラ造形が素晴らしい。
抜群の格闘スキルを持った最強戦士。でも、その過去には父親からの辛く厳しい特殊訓練が。
数学の天才、奇跡の会計士。でも、実は極度の自閉症であり、人との交流がとても苦手。
自閉症の軍人で、とても無機質な人間、かと思いきや、絵画を楽しむセンスもあり、人間味を漂わせる。

キャラ設定自体もすごいが、これを見事に演じているベンアフレックが、本当にスゴイと思う。
ベンアフレック史上、最高の演技だ！

めちゃめちゃ面白い。超傑作。ベンアフレックがほんとうにハマり役だと思った。

すごい気持ちの良い映画。

見始めてから30分ほどで作品の中に入った感がありました。

作品を通して、「例の会計士」が善人なのか悪人なのかはっきりしないまま物語は続いていき、最後の方ではちゃーんと人物像からその人物の物語のいきさつまで説明してくれるのでわかりやすかったです！

自閉症であった主人公はなぜあの女性をすぐに信用し、自らの危険をおかしてまで命を守る存在に至ったのか…優しい心の持ち主ということなのでしょう！
ちなみに電話で話してたオペレーターの存在は！？最後までしっかり観ましょう！

でもまぁベンアフレックの無機質な演技もハマっていて、銃の扱いや戦闘シーンも大変見応えがありすごく楽しめましたよ〜！

↓鑑賞記録
2021/1/29

この映画の一番評価すべきポイントはなんといっても、主人公の"特徴的な個性"の描かれ方だろう。
疑問が浮かぶ点も多くあったが、何より丁寧な描写と"彼ら"がその社会的にマイナスにも働く個性と向き合いながら必死に生きている様は観終わってから考えさせられたし、とても興味がそそられた。

…内容をボカして書くと、なんの映画か分からなくなってきますが、この映画はアクション映画でヒーローものです。

これは面白い！
ベンアフレックの個性を活かすには？と逆算して考えられたようなキャラクターに設定。そしてそこにしっかりと深みをも与えている脚本。これは見事！無表情で死んだように醒めた目。そこがどんどんと魅力的に見えてくるっていう。

捜査が進み徐々に正体がわかってくる展開と、躊躇なく人を殺す主人公なのにどんどん心を鷲づかみにされていく演出。最後まで飽きさせずエンタメとしてもレベル高い。

きっちりと整理整頓されてた引き出しの中身のようなまとまった映画でした、

WOWOWで鑑賞。

面白い。
テンポ良し。

計算のシーン、
最後のシーンが好き。

これは凄い！

障がい者でありながら、会計士でもあり、殺し屋でもある男。

彼に財務を任せたら超一流であり、更に人殺しを依頼したら100発100中で相手を撃ち抜く。

絶対に失敗なんてしない完璧な男。

やると決めたら最後までやりきる、それは一見とんでもない凄技ですが、障がい者の彼からしたら何とでもないことの一つ。

一つのことに集中して、パーフェクトな完成度で終わらせる男ですが、苦手なことは人とのコミュニケーション。

やることは完璧なのに会話がうまく成り立たない、そんな姿に母性本能をくすぐられてしまいます（笑）

最後の最後に待ち受ける衝撃的などんでん返しに、大興奮！

そして、最後の最後に胸キュンし、母性本能を更にくすぐられてました（笑）

不明点がどんどん繋がってアクションもいいし、最後まで楽しめた

『ブレイキング・バッド』のような世界観。
『ウォーキング・デッド』いけ好かない間男を演じていたジョン・バーンサルと謎の電話の女のくだり。
アナ・ケンドリックも出演。
当然できるであろう続編にも期待！
90点

高機能自閉症で会計士かつ殺し屋というユニークなキャラクターをベン・アフレックが演じています。BATMANより合ってます（笑）

リーアムニーソンばり。バットマンより全然良かった。

何故かゴルゴ13に見えるのは俺だけか？

NETFLIXの気になる新作が多くて有難く、困る。

公開当時堅い話かと思っていたが、殺し屋ジャンルに新しいアイデア入れたお話。面白かった。ベンアフレックはアクション似合ってたけど、コンサルタント姿は気持ち悪さがあった。

周囲より劣っていると決めつける母親に育てられるか、強くなれと教える父親に育てられるかによって生き方が大きく違ったんだろうなと思う。

車庫入れから始まるルーティーン描写がかっこよかった。精神の乱れからルーティーンが決まらないのがぐっと来た。

登場人物の互いの関係性がもう少しあって欲しかった。少し終盤のキング局長の語る過去がわかりにくい。アフレックの印象がぴったりハマってるのはいいけど、ケンドリック役の女との関係がもっと作り込んで欲しかった。