キング・アーサーのレビュー・感想・評価
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スラムのアーサー王
Netflixで鑑賞(吹替)。
アクションなど、素晴らしい見せ方で迫力があったものの、ストーリーは盛り上がりに欠け、ドラマが薄く感じました。
アーサー王伝説をよく知らずに観ているのでここがどうとかは言えませんが、アーサーのキャラが軽薄に思えました。
ガイ・リッチー作品らしい軽快さは良かったですが、叙事詩的な重厚感が削がれているようでとても気になりました。
[余談]
セリフに「ナポレオンの馬よりも…」と云うものがあり、時代設定がよく分からず混乱しました。いつ成立した伝説かにもよるとは思いますが、さすがにナポレオンより前では…?
ガキからオッサンへ。
アーサー王伝説を独自にアップデートしてしまったガイ・リッチーの
力作らしいが、彼らしい演出に音楽にカメラと興奮箇所はあるものの
やはりゲームっぽくて非常にライト。役者の演技を楽しみにしていた
けれどどうも主役のハナム君より断然禿げたロウ氏の方が観て楽しい。
家族をどんどん殺した挙句に、何も成し遂げられない情けない王ぶり。
スラムのガキが成長していく様子はテンポよく楽しめるが、EXILEを
観ているようでヤンキー臭もなかなか。魔術中心に描かれる寓話的な
展開も、あらまぁ~なベッカムの演技も、ソードアクションの一部と
して気楽に観てしまえばいいのね。メイジ役の女優の名前が覚え辛い。
残念!なぜアーサー?
個人的には、残念の一言に尽きます。
このお話のあらすじを手短にいえば「国王である父を叔父に殺され城を追われた主人公が、運命に導かれて聖剣の力を手に入れて復讐を果たす」でしょう?
たとえばスパイダーマンでおじさんを殺されて、「大いなる力には大いなる責任が」とかいうおじさんの最後の言葉を胸に力を正義のために使って復讐を果たすとか、ハリーポッターで両親を殺されたハリーが運命の対決で親の仇のヴォルデモートをやっつけるとか、イギリスやアメリカで好まれそうな、復讐と運命と正義(ある一定の立場からの正義)を前面に押し出した、欧米風のストーリーにアーサーという名前や伝説の剣を無理やり押し込んだ内容で、題材がアーサー王である必要がありません。
昔の(2004年の)キングアーサー(文庫で読んだきり映画館へ行っていないけど)は、青坊主なる異民族の脅威やローマ皇帝から貢物を要求する使者がありました。
ローマ皇帝カエサルがガリア戦記の中に生命不滅の信仰で死んでも生まれ変われると信じて死を恐れず勇敢に戦うどう猛で不気味なガリア人(ケルト民族)を書き残していますから、アーサー王の時代に青坊主のような奇妙な異民族がいたかもしれないし、アーサー王の元へローマ皇帝の使者が訪ねているし、イギリスはグレートブリテン及び北アイルランド連合王国であってローマ皇帝さえ恐れて手を出しかねた好戦的なケルト民族がほとんど外敵の脅威にも晒されずに数百年前まで閉じこもっていたアイルランド島はイギリスの一部です。
昔のキングアーサーは、本で読んだ程度で専門知識を持たない僕が「たしかにアーサー王ぽいぞ」と思う程度に歴史や文化を織り込んでいましたが、今回はなんか違うでしょう。
ちくま書房から日本語版が出ている『アーサー王の死』という西暦1400年代にイギリス最古の出版業者キャクストンが出したお話がアーサー王の伝記としてはきっと一番詳細なのでしょうから、それとは似ても似つかない今回の映画は、あくまで歴史上の人気の英雄と同じ名前を冠した、全くオリジナルの映画なのでしょう。
アーサー王を名乗らなければ星をもう1つつけるところですが、キングアーサーというタイトルが良くなかったと思います。
タイトルを見て期待して映画館へ足を運んだだけに、残念な気持ちでいっぱいです。
邦題はボツにして正解。
評判は微妙でしたが、気になっていたの観ました。
冒頭の巨大象が大暴れするところやアーサーがエクスカリバーを抜くまではおもしかったですが、それ以降は宿敵であるヴォーティガンにちょっかいかけるばかりのグダグダな展開にダレました。
そのヴォーティガンも終始小物っぽくて、最終決戦では意味もなく髑髏怪人に変身するなど、演じているジュード・ロウが気の毒になる扱いでした。
肝心のエクスカリバーのアクションも劇中たった二回で、しかも一小隊に行うといった規模の小ささで、一個師団相手に一騎当千すると思っていただけにガッカリでした。
ほんと、ボツ邦題である「聖剣無双」を付けなくて大正解だと思いましたね。
主演のチャーリー・ハナムもこの作品に出るくらいなら『パシフィック・リム2』に出て欲しかったです。
アーサー王最強物語
アーサー王がエクスカリバーで無双するお話(こんなこと言ったら怒られそうだけど)。円卓の騎士や魔術師マーリンなど、ゆかりのある名前はたくさん登場するものの、設定は気にしてはいけない。とにかくアーサー王が売春宿で育てられ、父の仇とブリテンの繁栄のために暴れまくる作品。アーサー個人のトラウマと向き合う場面や、友人に死なれる場面なんかはとても泣かされた。酷評が多いようだけど、これは楽しい作品だったし、音楽もケルトっぽさが溢れてて良かった。俗に言う「アーサー王伝説」とか「アーサー王物語」ではなく、「ソードアクション」映画なので、楽しみ方を間違えてはいけない。
これはっ!
ジュード・ロウ、一ファンなので悪役を演じると言うことなのでどこまで徹しているのか楽しみだったのですが。
前半はなかなかだったのですが、やっぱりキングアーサーの力には叶いませんでした😅
キングアーサーと共にエクスカリバー強し‼でしたね。
でも最後らへんのやられ方は死にいく姿は見せられなかったのですかね(涙)でも見たかった😅
とにかく編集なしだったらこの映画4時間以上になっていたでしょうね。
試練を克服する塔のシーン、もうちょっと長く見たかったですね。
あとは娘を殺すシーンは納得がいかない叫び方でしたね。あんまり悲壮感がなかったような。
2017-43
ハゲてもジュード・ロウがかっこいい😍
やっぱり世論とわたしの感覚は反して、楽しめました。
このゲームっぽい映画を作れるのはガイ・リッチーらしい。
ストーリー性は求めてません。
ただ、つっこみどころは満載。
服装が現代すぎじゃね?とか、
中世のヨーロッパにジョージっていう中国系な人がいるかね?とか、とか。
それでも戦いになるまでのストーリー運びがテンポよかったのと、お金かけときました💰っていう迫力の映像と、音楽が良かった。
アクションも迫力あるのですが、カメラのアングルとカットがくるくる変わるなか、明るい映像と暗い背景で目がくらんで、よく見えないのが残念。
ジュード・ロウは相変わらずかっこよかった。
スクリーン映えがはんぱない。
プリンス的な役もいいですが、悪役もいい。
最終的にはTウィルスで変異したウェスカーみたいになってたけど笑
最後に、ヘビが苦手な人は見ないほうがいいです🐍
見にくい。
何つうか編集が好みじゃない。
心象風景はあるし、時間軸は前後するしで…それが何か的を得てるかと言えば、そうでもないような気がする。
音楽もガチャガチャうるさかったし…。
画面も暗い。
アクションが始まれば、同じような事の繰り返しで、特に面白いと思えるものもなかったかなあ…。
そんなこんなで途中ガッツリ寝ちまった。
時間が出来たから2回目を見たけど、レビューを書き換えるまでには至らなかったなあ。
なぜあんな鬱陶しい編集になったか疑問。
勝ち方はどうなの?
映像とか演出は、格好良かったけど、ちょっとCGを使いすぎ…。
アーサー王伝説自体が寓話みたいな感じで、どうとでも取れる話みたいだけど、これはどうだろう?
まあ、適当には楽しかった。
ただ、いつも思うけど、圧倒的に負けているのに敵の隙をついて勝つというパターンは、どうなの?って感じがする…。
お父さん
無双な予告とスラムのガキが王になるという成り上がり感が気になって観に行ってきました。
観てる時に全然気付きませんでしたがベッカムが出てたんですね、ビックリです。
物語は、いわゆるアーサー王伝説ですが円卓の騎士やマーリンなどアーサーにまつわるキーワードも登場し、ファンタージ要素を取り入れたアクション映画という感じでした。
アーサーのお父さんが剣を使いこなし敵陣に切り込む姿、子供の盾となり戦う姿がカッコよかったです。
剣の刺さった台座に、あんな展開が待っていたとは、いつか成長した息子が引き抜きに来るとわかってた上での行動だとすると尚、熱い話です。
対して弟よ、妻を手にかけ娘を手にかけ一体お前は何がしたい。
もっと邪悪で何とも思わず生贄にするならまだわかる。
殺した後に泣き叫ぶなら、思いとどまれよ。
王様の弟だってそれなりの力を持ってるじゃないか、権力を持っても大した事してないじゃないか。
一体お前は何なんだと言いたい。
あともう一人のお父さん。
ブルーという名の少年だったかな?
敵に捕らえられた時の会話が切なかったですね。
無双シーンを沢山期待していたんですが思ったり少なかったです。
ただ、数少ないながらもエクスカリバーの力を引き出したアーサーは圧巻でした。
一人で国を滅ぼせるんじゃないかといういう勢い(笑)
最後は、皆が円卓を囲んでいる中でマーリンの遣いだけが、ぽつんと一人ぼっちだったのは可哀想だなって思いました。
マーリン自身が登場しなかったのは少し残念です。
演出が独特すぎて話についていけない。
「キング・アーサー」2D 字幕版で鑑賞。
*概要*
王の息子でありながら路地裏のスラムで育った貧しい青年アーサーが、伝説の聖剣エクスカリバーを手にし、救世主として語り継がれる存在へと成長していく姿を描いた映画。
*主演*
チャーリー・ハナム
*感想*
ガイ・リッチー監督の映画を何本か観たことあります。どれも微妙でしたが、今回の最新作は、微妙というか、最低でした。(^^;
アーサーがエクスカリバーの剣を操れるまで、めちゃめちゃ長い。ガイ・リッチーの作品って、演出が独特なんですよ。音楽はドントコドントコBGMが流れて好きですけど、今回も独特すぎて話が半分しか入り込めなかった。
それに悪者のジュード・ロウは、役にハマってないし、魅力が全然伝わってこないし、似合わない。むしろ、ジュード・ロウが主人公になれば良いのにw
序盤の少年アーサーが大人になるまでの演出はスピーディー。カメラワークも独特で良かったけど、その他はグダグダ。アクションシーンは少ないし、全く「無双」じゃない。
完全に裏切られました。期待していた自分がバカでした…(^^;
エクスカリバー凄い!
難しい話かと思っていたら、初っ端の戦闘シーンから魔法と象さんが出てきて、意外と気楽に楽しめた。
王(アーサーの父親)の弟が王である兄を裏切り、殺して王座を奪うのだが、その際なんで自分の奥さんまで殺してしまうのかが意味不明だったが、後々、自分が怪物になる力を得るためだったというのがわかってスッキリ。
船で逃げた幼子のアーサーがスラム街の民に育てられ、いつのまにかスラム街のチンピラのボスになる。たった数分間だったが、ここが一番面白かったかも。
覚醒するまではアーサーに小物感が漂っていて大丈夫かと思ったが、最後の一騎打ちはカッコよかった。
エクスカリバーの刺さっていた岩が父親だったのにはビックリ!
ただ、いくらガイ・リッチーの独自解釈だといっても、中世イギリスにカンフー道場?やその道場主の東洋人が円卓の騎士になるっていうところがイマイチ場違いな感じがした。
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