ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
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おすすめにきまってんだろ!
こういう「飛行機パニックからの法廷モノ」はどうしても俺の大好きな「フライト」と比べてしまうが、今作も負けじと面白かったです!
「フライト」と違う点は、
まず構成がヒネって作られてましたね。
時系列が前後する。
あと、「フライト」の機長は英雄だけど非があって、要は問題児なんだけど、今回の機長は超プロフェッショナルで全く非がない!
声を荒げないし動揺も全くしないので主人公向きではないんだけど、すげーかっこいい!!特に終盤、安全委員会を論破するところ最高!そして「失礼」といって外に出て、副操縦士に「what do you think? I'll tell you what I think. I'm so damn proud of us」っていう所が超爽快!!たまらん!!
96分と短いし、銃撃戦もお色気シーンも全くないけど、すげー面白かった!
泣き所も三ヶ所ぐらいあった!
さすがイーストウッドです!!
金のかかったアンビリーバボー
検証会議が始まった瞬間、「お、これは何かが始まるのでは?」とテンションが上がった。それまでは、まぁ、そうなるよねって感じの緊張シーンがあったけど、あくまで期待通りで想像を超えることはなかった。しかし、あの大勢の会議シーンが登場した途端、一員になれたみたいで、ブワーッとワクワクが沸き起こった。
ただ、会議があっさりしていてガッカリした。フライトシミュレータ検証で「こんなことするんだ」と興味が湧き、「さぁこれからどうなる?」って身を乗り出したところで終わったからだ。大勢の参加者がいるのに、話す人は一部しかいないし、追及も一往復くらいしかないし。フライトレコーダーの再生で同じシーンをやるくらいなら、もう少し何か出来たのではないかと思った。
事前の期待も影響しているが、映画的な感動を感じられないまま終わってしまったので、テレビの再現番組のそんなに変わらないと思った。
世間の反応とは裏腹に苦悩する機長
世間からは英雄として賞賛される一方で、ハドソン川への不時着水が本当に必要だったのか疑いをかけられてしまう"サリー"サレンバーガー機長の苦悩を描いた作品。
あの時の判断は本当に正しかったのか、乗客を危険に晒したのではないか、
真実を知っている観客をも不安にさせつつ、しかし最後にはちゃんとスッキリさせてくれる作品です。
まぁトムハンクスとイーストウッドのタッグで面白くないわけがないんで是非劇場鑑賞を。
あと、意外と音響が大切な作品だなと感じたのでIMAXスクリーンでの鑑賞をオススメします。
クリント・イーストウッド監督の描き方が素晴らしい。
「ハドソン川の奇跡」字幕版で鑑賞。
※「アングリーバード」鑑賞後に鑑賞。
〈あらすじ〉
2009年のアメリカ・ニューヨークで起こり、奇跡的な生還劇として世界に広く報道された航空機事故をリアルに描いた実話。
◎良かった所
・クリント・イーストウッド監督の作品を観るのは久しぶりで、最後に観たのは「アメリカンスナイパー」でした。実は観る予定ではなかったのですが、時間があったので、急遽鑑賞。観終わってからこう思いました。「クリント・イーストウッド監督の作品はやはり描き方が素晴らしいな~」と。
・普通、映画は、何らかの経緯があって、何かが起こるのが定番ですが、この作品は、まず、何の経緯がないまま、突然、航空事故が起こり(←画面には映ってません)何かに苦悩する機長のトム・ハンクスの姿が映ります。前半は、国家運輪安全委員会が機長と副操縦士に「あの事故は空港に戻れたはず」「乗客を危険な目に遭わせた」など、責められるんです。その中盤航空機事故の経緯が丁寧に描かれてるのが、イーストウッドらしく、なんといっても、BGMがないのが良かった。めちゃくちゃリアルでした。
・機長の葛藤と苦悩が丁寧に描かれてた。思わず、食い入るように観てしまいました。
・物語終盤、副操縦士の最後の一言が面白かった。
・エンドロールに映し出される実際の事故の写真、映像。
・トム・ハンクスが渋い!
◎気になった所
・とくになし。
~まとめ~
・傑作です!\(^o^)/「アメリカンスナイパー」並みに良かったです。(^^) 気になった所がなかったので、星5つにしましたw
リアルで観やすい作品でした
助かったあともホテルでなかなか制服を脱がなかったり、英雄扱いされても悪夢にうなされたり…
何より有事の間の冷静な事といったら!
本当のヒーローはこういう人なんですよね。
副操縦士もしかり!!
それにしても着水中の飛行機が、なんだか可愛らしく見えました〜。
エンドロールで実際に事故に遭遇した方々と映っていた機体は、ハドソン川から引き上げた実物なのでしょうか…?
よくぞ皆の脱出が済むまで沈まずにいてくれました!!
あの機体も‘奇跡の方程式’に加えないと!
人間とシュミレーター
着水の決断とその後の死の恐怖を味わう?暇もなく、機長と副操縦士は事件の渦中に投げ出される。その孤独感がリアルでした。
シミュレーションの意味、人が操縦している意味を考えてしまった。
良作でした。
トムハンクスに最近ハマり、
これで連続5作目。
グリーンマイルを観てからの鑑賞。
トムハンクスのさすがの演技はもちろんですが、
クリントイーストウッド監督の演出も良かった。
プロとして最善を尽くしたはずなのに、
現場にいない人たちに、疑いかけられている
機長の気持ちは、身にしみる。。
まぁ、疑うのが彼らの仕事であるから、
それはそれで一貫性ありプロと言えますが。
作品は、論理的で理解しやすい展開で、
スンナリとストーリーもは入ってきて、
最後の台詞も良かった。
リハーサルがほとんどなくて、
ほぼ1テイクで終えていく
イーストウッドの撮影手法、
コストパフォーマンスが良くて、
ムダをしないあたり、
ハリウッド映画らしい。
それにしても監督は86歳とはオドロキ。
トムハンクスも60歳だそうで。
かつ、トムハンクスは、さらに新作が
あるようで、、よく働くなぁ。
命の重さ
ニュースで知っている程度の智識で観ました。映像では機内の緊張感が物凄く伝わったし、バードストライクから着水するまでの映像もリアルだし、乗客の恐怖感が充分伝わりました。バードストライクからのエンジントラブルからの機長の判断、物凄い重圧が有ったかと思う。救援に駆けつけるシーン、感動です!更には最後の逆転ドラマ、ひたすら感動。しかしパソコン並べて机の上だけで片付けようとする人は何故高慢で決めつけだがり屋さんが多いんですかね。現実的視野ではない所で判断して安易な推測で容疑をかけるなんて嗚呼恥ずかしい。現場ではないから、あくまで可能性や確率を見出だす1つの手段であって完璧ではない。
ヒューマンドラマを見事に演じ切ったトムハンクスは流石。又、回りのキャストも素晴らしい。エンドロールで実際の機長や機長の奥さんめ出演されてスピーチしているのも感動しました。
機長の苦悩。
「ハドソン川の奇跡」という邦題タイトル、クライマックスは不時着水のシーンかと想像するが、本作品の原題は「サリー」(機長のファーストネーム)。事故調査会から判断ミスを疑われた機長の苦悩と葛藤を描きつつ、公聴会というクライマックスシーンへと導く。
世間からは乗客乗員全員を生還に導いたヒーローとして扱われる一方、事故調からは「シミュレーションからは左エンジンは微力ながら動いていたという結果がでた。空港に戻ることはできたはず。」と、乗客を無為に危険に晒した嫌疑をかけられる。両エンジンとも停止していたと主張するも、左エンジンは見つかっておらず、証明できない。調査結果が出るまで家にも帰れない。家にもマスコミが押し掛け、家族も疲弊しているが、電話でしかコミュニケーションがとれない。
「自分の判断は間違ってなかった」と信じるものの、悪夢や幻覚を見るほど精神的に追い詰められる機長。事故当日のシーンを挟みつつ、機長の苦悩が丁寧に描かれている。
NYの良心。
瞬時の英断とゆるぎない自負。それを演じるにはトム・ハンクスこそが適任であろうと思わせるものがあった。だから、最後まで彼を信じて観ることができたわけだ。日本の役者で言えば渡辺謙か、もしくは佐藤浩市か。
なにか、隠された真実でも最後に飛び出してくるのかと思ったがそれはなく、機長判断の確認作業のようなストーリー。バードストライクという不慮のアクシデントが原因の事故なので、誰かの悪意は存在せず、だからこそ、みな真実に誠実に向き合えるのだろう。
あの緊迫した公聴会で、最後に「7月」と言って場を和ます機転と勇気ある副機長に感嘆し、そのウィットを受け止めて笑える出席者全員を見るにつけ、ここにも「NYの良心」は集まっていたのだなあと、憧れのような感情で見守った。
邦題のほうが正しい。
原題はシンプルにパイロットのファーストネームだが、この映画は邦題のほうが正しいと思う。奇跡を起こしたのは機長ではないって、機長本人が言ってた。不時着水から全員救出まで、たったの24分とは‥‥!
サリー
クリント・イーストウッド監督、主演トムハンクス作品。邦題はハドソン川の奇跡だが機長の名前を記憶している日本人は僅かであろう。原題そのままでなくナイス設定。
1月15日の極寒でのでき事。
事故に際する機長の心理描写や心拍数など見応えある内容。航空局当局、日本なら黒土交通省運輸局がハドソン川はへの緊急着陸は無謀だったとする見解と対峙してサリー達はハドソン川への着水を肯定し続け、シミュレーション結果が最寄り空港着陸成功の結果を覆す。ウィットに富むジョークがうまかった。最後の当局の諮問委員会での質疑が最高。議長Q.あなたはまた今度の様な飛行をしますか? 副機長A.やるなら7月だね。
洋画で今年一番良かった。
航空機の映画はもともと好きで、かつ、日本でもあれだけ大きく報道されたこの話を映画にすると聞いた時から、鳥肌が立った。
で、実際今日の公開日を迎えてすぐに見に行ったが、本当によかった。
まず、航空機映画と聞くと、パニック映画しか思いつかないが、この映画はパニックする場面はない。生きて帰るのだから、それはそうかもしれない。
日本でこのニュースを見ていただけからか、この映画の本質である 機長への責任についてこれほどまで追い詰められていたことに初めて知った。
ハドソン川への不時着を疑う調査委員会と、機長をヒーローにするマスコミたちとの狭間に立ち、真実だけを述べ、自分の判断は間違っていなかったことを最終的にシミュレーションで立証する姿こそ、本当のヒーローであった。
特に、記憶に残ったシーンは最後の公聴会で、不時着時の音声を聞いた議員たちが、判断を誤っていたことを認めたシーン。
議員たちも、機長の判断を覆そうとしていたわけではなく、あくまでも仕事として、事故の本質を追い、最終的にハッピーで終わった公聴会ほど、記憶に残るものはない。
いくつかコメントするシーンは、
あの管制官とのやり取りのシーン。あそこまでスムースに対応できる管制官はどれほどいるのだろうか。
私も似たような仕事をしているので、参考にしたい。
公聴会中にシミュレーションを実行させるシーンがあったが、パラメータを変更したシミュレーションを一瞬で実施していたが、もう少しラグ(テストパイロットが、公聴会からのリクエストを聞いて、ショックを受ける?)など、あってもよかったのではないかと思う。不自然だと思ったのはそこだけで、さすが、イーストウッド。と思わせた。
映画の構成も、事故シーンを回想させるとは思わなかった。すごい。
1つだけ、副機長は本人に似ていたし、the 副機長 というイメージ。トムは本人に似てない笑
うーん日常でもよくあること
経験と感で行動した機長と残っていたデータで検証する調査側。
これ現実、どんな仕事でもよくあることなんですよね。
現場の判断はデータに表れないことがありますが、後日検証や調査する側はそこに目が行かないものです。身に詰まされる思いで見ました。
真実を淡々と描く
事故の責任は機長にあるのかという、コンビュ-タ-によるシュミレ-ション検証で、泡良く濡れ衣を着せられそうになった主人公に同情を感じずにはいられない。いきなりの予想外のアクシデントに、冷静に対応できる人間がいるのだろうか。コンビュ-タ-
は予めに、その予測をインプットされているに対し、人間は訓練を積んでいないと,敏速に対応出来ない。日本人なら、企業の言いなりになるところだが、人為的要素が含まれていない事に、抗議をしたところは、流石に戦うアメリカ人だ。 真実を淡々と描いていて、特に盛り上がりや山場はないが、この事件の裏にはこんな真実があったのかと、機長職って当然ながらも大変だなと感じる。ブレミア試写会でしたので、トムの舞台挨拶を見てきました。以外に不愛想な人でした。
試写会にて。(席を立つときはしゃがみましょう)
イーストウッド監督。
もうすでに職人ですね。
全体の空気が、イーストウッド監督の映画らしさいっぱいの作品でした。
原題も「SULLY」なので
飛行機のお話しではなく
あくまで、サリー機長のお話。
いろいろと刺さるセリフもいっぱいあるのですが、その状況でいかにパニックにならずに冷静に物事に挑み、最善の選択をなるべく早く判断しなければならない。
ということを、二時間きっちりと描いてくれます。
今日、フードコートにてハンバーガーを食べてるときに大学生くらいのカップル。男の子が女の子に「な!すげーやろ!」を連発してましたが
サリー機長は、そんな事言いません。
むしろ、「私は、その時にやれる最善を尽くしただけで英雄ではない」と淡々とこなします。
しかし、155人の乗客全員が助かったという事を聞いた時の安堵の表情。
ここで、泣いてしまいました。
物凄く大きな責任を背負ってたということ。
そして、それを成し遂げた機長に感動しました…
しかし、事故調査委員会はそうはいきません
ホントは、ハドソン川に着水させなくても空港に引き返せたのではないのか?
まぁ、今でもいろいろと何かある度に
叩く人はいっぱいいます。
facebookでも陰謀論の好きな人が、毎日シェアしてます。
この、机上の空論と、現場の判断の差違を埋めるための調査委員会が裁判みたいな雰囲気です。
そこでも、議論が繰り返されます。
そして、疑惑が晴れた時の安堵感。
もう、涙なくしてはみれないですが…
前の席の女…
「えーー泣ける映画とか思わんかったぁ☆」(声でけぇよ!)
ありがとう!君のおかげで、なんだかほのぼの出来たよ♪
おかげで、余韻に浸れなかったけど
あと、席を立つときにしゃがんでほしい。
すっかり・・配慮のなくなってきてる観客にがっかりです。
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