「シミュレーションでできなかったこと」ハドソン川の奇跡 さとうきびさんの映画レビュー(感想・評価)
シミュレーションでできなかったこと
実際の航空事故を題材とした作品です。
末尾に特典映像としてサリー機長本人のトークが30分程度収録されていました。
もう、あらすじそのもののシンプルな内容なのですが、
それでも事故発生から不時着までの緊迫感、乗客救助のドキドキ感は半端ありません。
誰もが人命救助のことだけを考えた24分間には目が釘付けになりました。
そして本作のもう一つの山場。フライトシミュレーションに基づく公聴会。サリー機長がフライトレコーダーの確認に先立ちシミュレーション映像の視聴を求めた理由が鮮やかに明かされます。
2008年に起きた事故においてもこのようなシミュレーションがまかり通っていたことが驚きでした。
いかにビッグデータを活用しようとも、パラメーターに先入観やご都合主義が反映されていると全く逆の結果を示しかねない危険性に警鐘を鳴らす部分だと思います。
古い作品ですが、鑑賞して良かったです。
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