ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのレビュー・感想・評価
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奇妙な世界観
あなたの方こそ見間違えたわエバグリーン
予告編にて「どっかで観た女優だな?」と思ったエバグリーン。
そう2006年公開007カジノロワイアルのボンドガールである。
当時、大きな目の可愛い系美人だなと思った。
月日が経つのは早いものだ。
彼女がこの映画にて登場の第一声が主人公の孫をそのおじいちゃんと勘違いし見間違えるシーンがある。
私はその表情、声を聞き「俺の方こそ見間違えたわ」と年月の経過を思い知らされました。
映画レビューに戻ります。
奇才ティムバートンの映画である。
監督の映画は色々観てきたが、最近の「チャーリーとチョコレート工場」や「アリスインワンダーランド」の様なカラフル色を基調として居らず、少し昔の彼の作品に戻った雰囲気だ。
また、アクション色も強いのは珍しい。
他は彼らしい演出そのままだ。奇妙で個性的な子供達、パペット技術、独特な演出、音楽。
物語は現代ファンタジー。童話みたいな映画であり、
後半は案の定、子供達の活躍もあり良かった。
007M役のジュディデンチや敵役としてサミュエルLジャクソンと名俳優も出ています。
ティムバートン作品は好みが凄い分かれる映画が多いのですが、コレは個人的に意外と面白かったです。
予告編でネタばらしも少なかったし。
(ティムバートンなのに他の監督作品風で無難でつまらないと逆に思う人もいるかもしれませんが)
小学校高学年〜大人向けの作品です。
だけどホント監督はガイコツが好きですよ。
深く考えずに楽しむべし
ループは甘美な響き。
コメディテイストと思っていたが、想像以上にSFになっていて、少し頭を使って観ることになった。
異能、もしくは異端の者に、ティム・バートンが注ぐ愛情は半端なものではなく、その点は観ていて気持ちがいい。
物語は、平和な異能者たちのところへ悪者がやってきて、そいつを退治するという単純なものになっている。
異能の持ち主である子どもたちがいかにして戦うか、というのが終盤の関心となる。
サミュエル・L・ジャクソンが嬉々として悪者をやっていて、またなぜか憎めない。いまの俳優では稀有なタイプである。
ティム・バートン節炸裂の本作である。モーションピクチャーもややノスタルジックで、嫌いではない。
さて、次は何を見せてくれるだろうか。
少し不思議な青春ストーリー
これぞティムバートンの映画と言える作品。
不思議な世界に誘われます。
エイブ・ポートマンは孫のジェイクに、子供の頃はモンスターと戦い第二次世界大戦中は、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちがいる屋敷で過ごしていたことを、何年間も話し続けていた。
ある日エイブから連絡を受けたジェイクは彼のもとへ向かう。
そこで両目を失ったエイブを発見し、「ケインホルム島へ行き、1943年9月3日のループへ行け。そうすれば鳥が全てを教えてくれる」と告げ亡くなってしまう。
鳥類学者の父と共に島へ向かうが、屋敷は1943年9月3日に空襲を受け破壊されていたことを知る。
しかし翌日、再び屋敷へ向かうとそこには奇妙なこどもたちがおり
ジェイクは迎え入れられることになる…
ちょっとヘタレなところもあるジェイクですが、いざと言う時には勇気を振り絞ることのできる少年で魅力的ですね。
この映画はミス・ペレグリンが冠に付いていますが、完全にジェイクの成長物語だと思います。
1943年9月3日のループ(そこでは永遠に1943年9月3日が繰り返されている、故にこどもたちは歳を取らない)で
エイブのかつての想い人、エマに出会いやがて恋に落ちるという設定は何ともロマンチックですね。
実はいろんなジャンルが組み合わさっているような作品で、エイブの両目をくり抜いた、ホローガストと呼ばれる悪の異能者たちとの戦いが繰り広げられるという、バトル要素も組み込まれています。
サミュエル・L・ジャクソンが嬉々として悪のボスを演じているのが、なんだか微笑ましかったですね。笑
星2つ減の要因は、少し間延び感があったように思ったところがあったのと
あまり活躍できていないこどももいたように感じたのが大きいですね。
しかしながら、普通に楽しめるのでおすすめです。
雰囲気は非常に良いのだが
物語、題材、演者、雰囲気は非常に良いのだが内容の割に時間も長いしいまいちという感じ
もうチャーリーとチョコレート工場を超える作品を見る事は出来ないのだろうか
ファンタジー作品が苦手な自分もティムバートンが作るダークで奇妙なファンタジーが大好きで見に行ったのだが他の方の高評価レビューを見るとやはりティムが好きな方が多いのでファンムービーと言う感じでしょうか
しかしながら日本好きの彼ならではのシーンが随所に散りばめられているのは日本人としてとても嬉しく思いますね
冒険活劇
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