「信仰の負の側面」孤独のススメ だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
信仰の負の側面
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もともとあった主人公の孤独は、そんなに辛そうには思わなかったけど、喋らない彼との暮らしの後はそれは寂しそうにみえました。
しってしまったからでしょうかね。
「敬虔な」キリスト教徒の同性愛者への嫌悪は、善良なはずの人を的外れな憎悪で人を蔑む人にしてしまう。信仰への忠義の弱点をよく見つめないと、お互いしんどいですね。
主人公の息子が全く語られず、でも冒頭の子供の歌は息子のもののようでした。早いうちから不在の息子がキーになる暗示があります。どう現れるのかに注目していましたら、実はゲイだったということでした。
父はそんな息子を受け入れられず、追い出してしまい、そんな夫を妻は責めていた様子でした。
ラストに息子に会いに行って、息子の人生への愛がほとばしる歌を聞いてなんかお父さんも感じたよ、というオチでした。
全体的には楽しく切なく見られました。
回想で出てきた奥さんが綺麗な人でした。
しかしまあ地味っつーか。
喋らない彼の妻が旅行代理店の女性だったようですが気づかなかったです。男性だけでなく女性も見分けられへんのですね〜私。がっかり。
あと、2人の余興が全然面白くなかったんだけど、なんであれで稼げたんか不思議でした。
向かいの家のおじさんが、悲しかったです。好きな女性も、孤独を癒す話し相手も主人公にとられて。
一番よくわからなかったのは、喋らない彼となんで結婚式しようとしたんでしょうか?
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