バースデーカードのレビュー・感想・評価
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キャスティンググッド
今作品のような、感動系の話の評価は難しい。なぜなら、絶対にいい映画だから。感動するから。ただ少し、この映画内容が薄かったように感じられたために、このような評価にした。
そういったなかで、よかった点は、映画早々に母、宮崎あおいが死んだのにも関わらず、彼女の存在感が最後まで確実にあったことだ。ストーリ上の設定でもあるけれど、映画の中で要所に、母の姿が登場し、手紙のナレーションでの絶対的な存在がある。宮崎あおいの温かみのあるナレーションが、物語全体を包み込んでいたと思う。
また、メッセージ性がわかりやすく、観ている側にダイレクトに伝わっていた。「人生の主人公は、自分」という、シンプルなメッセージだったけれど、勇気を持つこと、自分を大切にすることをしっかりと伝えていた。
この映画の中で、際立っていたのは家族である、ユースケサンタマリアそして須賀健太である。彼らの持つ独特のユーモアが、映画全体に感動だけでなく、穏やかさをもたらしていた。
橋本愛、宮崎あおい、そしてユースケサンタマリアと須賀健太、バランスのとれたキャスティングが、この作品の良い点だ。
不評のレビューに戸惑ったが観てよかった
家を出る直前まで他の1本とどちらにしようかと迷ったけど観てよかった。
私が迷っていた時点でこの映画のレビューは不評で(今はいいレビューが多いみたい)他の1本は好評レビュー。
でもせっかくの映画館、宮崎あおいさんとユースケサンタマリアさんの演技が観たくてこちらにしました。
ストーリーもよかった。他のレビューにもあったけど風景もすごくきれいで。
宮崎あおいさんはもうすごいとしか言えない。自分がどう映ってるのか完璧に把握しているか役に適度に入り込んでるか。
サンタマリアさんは真面目な場面を演じたらトップレベルだと私的には思っています。
観て後悔するかなと思ったけど大満足の1本でした。
あと関係ないけどこう思いました。
・宮崎あおいさん、手芸本当に上手みたい。
・TVで「セーラー服と機関銃」が出たのが面白かった。
・橋本さんラーメンの食べ方上手。
・「パネルクイズ アタック25」は乗りすぎ。それまでの雰囲気が・・・。
沙織の娘と紀子13歳
笑えて泣けます!
久々に良い余韻の残る邦画を観た気がします。
設定は悲しいかもしれないですが、
決してネガティブな展開ではないので、
幅広い世代の多くの方にオススメできます。
そして主題歌がヤバいので最後まで
観て聴いてみてほしいです。
泣いちゃうよねw
予告編から「さあ泣かせますよw」と製作者側の腕まくりの様子まで見えてしまうような、鼻息が聞こえてきそうな作品ではありますがしっかりとポイントを押さえていて本当に良くできた作品です。
宮崎あおいちゃんの実力は十分すぎるくらいわかっているんだけど、橋本愛ちゃんってあまり知らなくて、ハズレだったらどうしようかな?とも思ったけど評価が良いので鑑賞。
小学生時代の子役はいまいちパッとしない演技で「ふーん」と言う感想。でも宮崎あおいが包み込む様な自然な演技とスクリーンから溢れ出る様な優しさで見ていてほのぼのとする。
色々と時は進み、橋本愛ちゃんも徐々に大人に、、、。お母さんは亡くなる前に子供の誕生日にバースデーカードを作っていてその1枚1枚にとびきりの愛と優しさがこれでもかと詰まっている。
それでもそのカードを作るのにも色々と、、、。
本当にテーマとしているのは今現在でも世界中で起こっている出来事で、たぶんお母さんの病気は癌なんだろうけど、そんな母と残された家族のお話。
本当にどこの家庭に起きてもおかしくないし、起きうる出来事。しかしバースデーカードを通してあまりにも美しく、優しく、諏訪の美しい風景や小豆島の海を通して見ている人の心に母の、また父の愛を見せつけてくる。
こりゃあね、泣くなっていうのが無理ですよ。昔におばあちゃんを癌で無くしましたが、今でも優しい声が聞こえる。自分の死期を理解し、ましてやまだ小さな子供を残して逝ってしまうのはどんなにも無念な事か、それを表現できる宮崎あおいちゃんも素晴らしい女優なんですけどね。
自分で産み育てた人からの気持ちはどんな物なのでしょうね?
女に生まれていたらこの作品を見るとどんな風に感じ、涙したのでしょうか?
そんな素敵な作品です、あと橋本愛ちゃんも素敵な演技をされていました。
嫁も手芸をやっているっていうのも少しは要素にあったかな?w
バースデーカード
バースデーカードおもしろいです。感動もしますが上品な笑いもありバランスとれてます。誕生日の年に毎回母から送られてくるバースデーカード。挫折や苦悩もあるなか絶妙なタイミングで読むその手紙は涙涙です。誕生日以外にもいろいろな方法で届く手紙にも感動です。
役者がよい。
今さらよくもこんなベタ過ぎる王道話を撮ろうなどと考えたなとは思ったがストーリーはともかく、役者とロケ風景がいいので観られた作品。
宮崎あおいはあの童顔に母親役がハマるのか疑問を抱いていたが
慈しみに溢れた表情と手紙を読む柔らかな声に癒された。
橋本愛は一見クールビューティな美少女系だが
この物語の中では地味で引っ込み思案な紀子そのもので最後の見せ所で見事に美しく成長した姿を魅せる。
弟の須賀健太は父親ユースケ・サンタマリアと共に
この作品のともすれば増長気味になりがちなベタなお涙頂戴展開に
笑いというスパイスを小気味好くぶち込み作風を軽やかな口当たりに仕上げていた。
中村蒼も静かで不器用な青年を好演し爽やかな青春時代に華を添えている。
子役の演技のぎこちなさに多少違和感が残ったが注目したいのは中学生時代の紀子を演じた中村ひなの。初々しくも伸びやかで今後の成長が楽しみである。
特に必要でもなさそうなシーンをわざわざエンドロール後に持ってくるのは蛇足に感じる。
ただのお涙頂戴物語にしたくなかった意思は強く感じられたが
テーマが食傷過ぎるほどに使い古され過ぎており、観れば満足度はそれなりにあるが
演出がファンタジーに寄りたいのか現実に添いたいのか曖昧でいまひとつ求心力には欠けている点が残念だ。
はじめから最後まで感情がひとつも揺れません
かもなく不可もなく、で、軽い。
テレビドラマみたい?
朝ドラを観ているような気持ちになった。
ほっこりするけど映画館で観たい映画ではなかった。
ただ最後の結婚式のシーンはとても良かった。
自分が親になったときにもう一度観ようかな
満足できてる?
ママは希望どおりの人生おくれてる?
子供は時に残酷なほど真っ直ぐな言葉を
投げかけてきて大人のガードをぶち破ります。
10年後の手紙で気持ちを知るまでに、
紀子も成長が必要でした。
自分の人生をみかえせば、
現実の世界では、タイミングも方法も
ぐちゃぐちゃで後から後悔ばかりなので
時間を超越した本編のやりとりに、
憧れを感じます。
ひとつひとつのエピソードや言葉が
自分の琴線に触れるものが多くて
知らぬまに画面が雲ってました。
だけど、見終わった後の前向きな感じはなんだろう。一年間で数回しか経験できない空気感。
好きな場面です。
①結婚する紀子への手紙
「本当に困ったときには、頼りなさい。世界中を敵にしてもあなたのことを守ってくれる。。。」
短い言葉で父親の存在価値を表現しているなと。
②落ち込む紀子への励まし
「大丈夫あなたならきっとでける。きっとうまくいくよ。」
子供時代にこの魔法をかけてもらった子はしあわせ。
③20歳の紀子への手紙
自分の人生は決して思い通りではなかった~~(劇場にて)
これかなやっぱり、見栄をはらず、自然体で自分が生きた証を語る姿が想像できて心にのこりました。
追伸
パンフレットに劇場で紹介された手紙の全文載ってます。
いいなぁ。
良い作品
なんだか奇妙な作品
全てのシーンが男性の私にはキナキナして見えた。
とくに母親が亡くなるときに作ったバースデーカードで、娘に対して「上目使いで相手を見ること」などという約束が書かれていたシーンは、顔を背けずにいられなかった。
夫のユースケ・サンタマリアがどんな仕事をしているのかとか、娘の橋本愛が図書館で働く(だと思うが)ことになった理由やら、大事な何かが抜けている作品。
ホームドラマにしては致命的な欠陥ではないかな。浮わついた架空の物語という感じがした。
クイズ、飲み会、結婚式など、私が不得手にしているものがたくさん出てくる。
気が合わないなぁこの監督とは、と思った。
全年齢向け♡感動作品
とても良かった。
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