ジョン・ウィック チャプター2のレビュー・感想・評価
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躊躇も情け容赦もない爽快さ
前作同様、兎に角たくさんの人を殺しまくる映画だ。殺すことに慣れすぎて、もはや流れ作業の感さえある。
そのたくさんの殺戮を見ていて気づいたことがある。ジョン・ウィックが敵よりも先に撃つことができるのは、一瞬の見極めの時間がないからだ。ボクシングの井上尚弥の試合を見たときも同じ印象を受けた。それはボクシング漫画によくある「いまだ!」という一瞬がないことである。つまり、敵との間合いやタイミングを見計らいながら、打つべきときに間髪を入れずに打てば、「いまだ!」と思っている敵よりも一瞬早く打てる。「いまだ!」は戦いにおいては無駄な時間なのだ。
ましてや銃撃戦である。拳銃の弾丸は時速1000キロを超える。射出されてから5m先の敵に着弾するまでには0.02秒もかからない。「いまだ!」と思ってから撃つのと何も考えずに条件反射的に撃つのでは、少なくとも0.1秒、遅ければ0.5秒以上もの違いがある。タイミングを見極めて「いまだ!」と思ってから撃つ敵は、「いまだ!」と思っている間にジョン・ウィックに撃たれてしまう。
本作のジョン・ウィックは前作同様に準備万端で殺しに向かう。武器商人から銃器からアーマーまでひと通り調達する。武器マニアにはたまらないラインナップではなかろうか。そういえばサンティーノが主人公の家を燃やすのに使ったのは、グレネードランチャーだった。マフィアも米軍御用達の武器を持っているのだ。
ジョン・ウィックが使う金貨だが、かなり大きいほうなのでおそらく1オンスのメイプルリーフかと思われる。取引価格は1枚15万円ほどだからかなりの価値だ。偽の金貨かもしれず、受け取る前に疑うのが自然だと思うが、みんな黙って受け取っている。誰もが金貨の真偽を疑うことなくジョン・ウィックに協力するのは、伝説のブギーマン(殺人鬼)に対するある種の信頼なのだろう。ジョン・ウィックは恐ろしい殺人者だが、嘘はつかない。
何も恐れず、躊躇いもせず、情け容赦もなく、無念無想で殺戮を実行する主人公は、見ている分には非常に爽快だ。大勢から狙われる孤独な殺し屋は、観客にとって判官贔屓の対象とならざるを得ない。それが敵よりも一瞬早いという稀有の能力を持って戦うさまは、痛快そのものである。見終わってとてもスカッとする作品だ。
ひたすら燃えるプロの礼儀
呼吸を忘れてしまうハラハラドキドキ映画!
問答無用のアクション濃度
前作の、たるい「ドラマ要素」は切捨てました。ファイトシーン満載。
角曲がる度に撃ち合い、取っ組み合い、殺し合いです。
正義のヒーローではないけど、そのバイオレンスは、見る側の共感を
呼び、次々倒されるチンピラの死体の山に、アドレナリンが・・
マッドマックス・怒りのデスロードもそうでしたが、この手の映画は
なにか人間の持つダークサイドを刺激してしまいますね。
そして、キアヌがカッコイイ。昔は変なアクションで違和感ありましたが、最近はホント力強い男のイメージがあります。
ヤバイ男を怒らせてしまったマフィアの焦りが痛快です。3作目も希望します。
ストレス解消に、是非映画館でどーぞ!
追伸・・印象ワードの選択肢に「カッコイイ」が無いのは、なんで?
まさか「萌える」を押せと・・?
235-27
公開日に鑑賞。
柔術極めたJohn。相変わらずのヘッドショットや二度打ちに加え、今作ではショットガンのリロードキャンセルからの拳銃派生を行い、弾切れになった銃ですら遠距離攻撃を繰り出し、敵に銃口を突きつけたままリロードしゼロ距離ぶっぱ。早すぎて見づらいという事も無く文句無し。
敵キャラも個性的で、覚えやすかった。
犬が死ななかったのも嬉しいが、先が思いやられる展開。次回作も楽しみです。
(映像:5 脚本:4 演出:5 音楽:3 配役:3)×4=80
喜劇的悲劇
1は良かったけどね
正統進化したガンフー❗️
ぼっちなキアヌリーブスが復讐の鬼と化すジョン・ウィックが帰ってきた。
前作よりスケールアップかつキレッキレなアクションと、ミステリアスな殺し屋の世界観を掘り下げた今作は、自信を持って人に勧めることができる作品だ。
今回注目してもらいたいのは、アクションの魅せ方である。シチュエーションを変えることで前作よりもアクションの良さを引き出しているのだ。
ストーリーもまた、意外なラストで
この後大丈夫なの!?と驚かされた。
世の中には一般人より殺し屋の方が多いんじゃ…って思うくらい殺し屋が出てきた(笑)
ネタバレ:
今回は犬は無事です❗️(∪^ω^)わんわんお!
世界観を作っては壊し作っては壊し
僕が思うにジョン・ウィックの魅力はストーリーよりガンフーよりも構築された世界観だ。
チャプター2ではその作り上げた世界観をさらに構築し、そして壊し、また作っては壊しというのをやり続けたように思う。
前作では殺し屋の世界観をチラッと見せリアリティを持たせてそこに引き込まれたのだけど、今回は殺し屋の世界を大胆に見せ、おや?思ってたよりとんでもない世界だな、ファンタジーだなと、そこに戸惑った。
無敵のスーツやお相撲さんのような殺し屋はやり過ぎじゃないか?と今後の展開が恐ろしくなった。
だけど、まだ愛せる。たぶん三部作になると思うのだけど、より強固な物になって有終の美を飾るか、破壊してとんでもない映画になるか、見届けないとならない。
ま、突っ込みどころがあるのも、またジョン・ウィックの魅力だと思う。
想像を超える
クルマを取り戻そう→ぶつけまくって廃車
お家焼かれちゃった→犬は無事、預けちゃお
さあ〜あとは撃って撃って撃ちまくり!
ホントにコレだけ。バカすぎるだろ!
描写も単調で何度も出でくる「腕絡めて倒す頭撃つ」
ばかりです。腹に響く銃撃音は良かった。寝落ちしそうになるとドキュンドキュンと起こしてくれます。
初日プレゼントのキアヌシールを冷蔵庫に貼ります。
スーツ頑丈すぎ(笑)
何回車に引かれるの!
殺し屋多すぎ!
街中殺し屋だらけ(笑)
伝説の殺し屋の割にはあっさり見つかり銃撃戦。
良いんです、ジョン・ウィックだから(笑)
アクション満載は、(て言うかアクションしかない。)2作目も健在で最高です。
変わらず無敵なのに、終始ケガしまくりで全くスマートじゃないところが、良いですね。とは言っても、あれだけ殴られ、撃たれて、あの程度なのはおかしいですが。
ローレンス・フィッシュバーンが、出てきた意味は、マトリックスパロディのつもりでしょうが、意味がない。
だって銃渡しただけですから、しかも弾7発のみ、自分で調達したほうが早くない?いくら殺し屋に追われているとは言えど。
後、アクションは素晴らしいのですが
見せ方が、中盤単調に感じ始めてしまいました。投げて撃つ、組伏せて撃つが淡々と続くので。贅沢ですが、chapter3では、更に一工夫欲しいです。
でも、人混みの中サイレンサー付きの銃で静かに撃ち合うのは、好きでした(笑)
この眠れる殺し屋の目覚めさせ方はしちゃいかん!
殺し屋ジョン・ウィックシリーズ第2弾
今回から予算が増え、アクション好きには冒頭より楽しめる内容になっている。
放って置いて貰いたいジョンへのいきなり報復は笑えた。そりゃ怒る。
トントン拍子に殺し屋復帰。
序盤血の契約メダルの件、何とかならなかったのだろうか?と考えさせられる。(変えたらジョン・ウィックでは無くなるか?)
中盤から雇い主に裏切られ7億円の懸賞金が掛けられる訳だが、狭いエリア内に他の殺し屋がバンバンいる割には雑魚過ぎる。これだったら「藁の盾」の様に一般人も巻き込んでのひと騒動も観たかった気がします。
まとめ的に
アクションの割にジョン・ウィックが比較的軽症なのが現実味皆無。
ストーリー的にランボー2を思い出し、後半の部屋は燃えよドラゴンを彷彿とさせます。
舞台設定はいいですね。殺し屋が蔓延る町、好きです。
名無しのワンちゃんと預けられた受付の黒人のやり取りが少し観たかった。
キアヌリーブス復活は嬉しいが、もう少しオリジナル度があれば良かったですね。
第三弾も有るんでしょうね、、、放っては置かれないんでしょうね。
ちょっと太った?
得体の知れぬ世界からの追放・解放って…あれ?
1作目よりストーリーは良い
タイトルなし(ネタバレ)
“ガン・フー”と称される格闘と至近距離射撃を組み合わせた殺人スキル、RGBを場面によって歪に強調する映像美、闇取引で使われる金貨等独特なノワール設定、全てが先進的で美しい『ジョン・ウィック』の続編。
前作のほぼ直後から始まる残酷度全開のバイオレンスと乾いたギャグが挨拶代り。ジョンが再び裏社会に引きずり込まれローマとNYで延々と繰り広げられる怒涛の殺人行脚。『男達の挽歌』や『ドーベルマン』等、80〜90年代の香港/フレンチノワールへのオマージュをそこかしこに配し、音響にまで繊細な工夫が施された殺人シーンは観客が何度も悲鳴をあげるほどに凄惨で、足を撃って動きを封じてから脳天を撃ち抜いてとどめを刺す“ガン・フー”スタイルをさらに前進させたキアヌ・リーヴスの俊敏さが際立っています。冷淡な質感のライティングで捉えた市街地での死闘には『ザ・レイド』の影響も垣間見え、どうやって撮影したのか見当もつかない超絶技巧を駆使した『燃えよドラゴン』を彷彿とさせるクライマックスまで目が離せません。『トリプルX〜』、『バイオ〜』と立て続けに活躍する新鋭ルビー・ローズの好演も印象的。
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