「好きが止まらない」ジョン・ウィック チャプター2 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
好きが止まらない
テンポはいいし、キレは半端ないし、暗くて全編アクションなのにあっという間。面白くて笑いが出てしまう。キアヌ・リーブスは喋らなくとも、身体で表現する。ああ、惚れてまう。人殺す度に惚れてまう。
最後の戦いに向けてスーツを新調し、銃を揃え、弾の一つ一つまでこだわり抜く準備シーン。アクションよりもここがこのシリーズの魅力であって、細やかな動きまで本当にカッコイイ。銃についてもっと知りたくなっちゃう。繰り返し見ちゃう映画って、こういうのなんだよね...。
殺害シーンのレパートリーも面白く、前作より中身が濃ゆくなっているのも見どころ。割と攻撃は喰らうし、痛がったり引きずったりするんだけど、やっぱりジョナサンが勝利するわけで、その爽快感と安心感たるや。高身長なのにこんなに派手なアクションをこなすキアヌ。こんな姿が映画館で見れると思うだけで、ニヤニヤが止まらない。
見ていると、どれだけこの映画が自分にハマっているかがよく分かる。ストーリーは前作より良くなったと言えど、それほど見応えがあるものではない。のだけど、もう感覚が研ぎ澄まされるアクションに、身体は反応せざるを得ない。ああ、大好き。
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