雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのレビュー・感想・評価
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愛の再確認
主人公はお金も綺麗な妻も持った成功者。そんな彼に突然の不幸が起こるところから物語は始まる。
前半は妻を失って明らかに情緒不安定になっているとはいえ、「妻を愛していなかった」、「死んでも何も感じない」といったセリフが多々ある。こういう部分で主人公に共感できない人は少なからずいるはずだ。
だが義父の言葉や、新たに出会った家族の存在が主人公自身も気付いていない、心の奥底にあるものを引き出してくる。その過程での家を破壊したりするシーンは主人公の感情が強く込められていた。
最後に車の中で見つけた妻の残したメモを見て、愛を再確認できたシーンはとても感動した。
「雨の日は会えない」→困難がたくさんあり、お互いが本当に愛し合っているのかさえも分からなくなってしまう。
「晴れた日は君を想う」→そんな困難がなくなり、離れ離れになった時に、困難がありながらも愛し合っていたと気付く。
ジェイク・ギレンホールの演じる情緒不安定っぷりには驚いたw
ナオミ・ワッツのワイルドの演じる母もキャラがしっかりたっていて良かった。
儚くも美しいギレンホールの演技
いろんなもの壊したくなる
この邦題は?
ちゃんと笑ってちゃんと泣こう
破壊&再生
愛の反対は無関心
雨の日も晴れた日も会えない?
印象に残る作品
見た直後の感想は「良い映画だと思うんだけどいまいち良くわからない、でもわかりたい、どちらかというと好みのタイプの作品」と、すっきり感のないもやもやした感じが漂っていました。そのためゆっくり振り返り徐々に紐解かなければならない。
印象的な逆再生シーンやメリーゴーランド、破壊、車のサンバイザー、冷蔵庫のメモなど端々に散りばめられたポイントとなるシーンがたくさんあります。これらのサインを見逃さず、じっくり考えるとこの映画の深みが明らかになってきます。とにかく考えれば考えるほど象徴的なシーンが多く、本当に深いストーリーになっていることに驚かされました。
コミュニケーションロスから破壊と再生への道筋と、主人公の思考(答えが出るまで)の長さをもって、それぞれのエピソードを描きつつ、その過程での周囲の関わりをも合わせ巧妙に綴られてゆきます。これらは作品全体の始めと終わりにも当てはまり、清々しいエンディングへと導いてくれます。
「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」は最後になって意味がわかり、その言葉の深さに唸るので、これを題名に持ってきたのは凄いなと。ただ、原題はDemolition(破壊)なので、題名からは作品のイメージがうまく伝わらないのが残念。
ジェイク・ギレンホールは今回もちょっと影を持つ役柄で、それは自然にハマり安定の演技。少年役の子も良い演技していました。義父役のクリス・クーパーは「遠い空の向こうに」でもギレンホールと親子役を演じていたので、懐かしい組み合わせと思いながら見ていました。
タイトル
結末がなんだか残念
ジェイク・ギレンホールとナオミ・ワッツは魅力的だったけれど、落ちの付け方があまりにも残念な印象。無理やり折り合いをつけたように感じた。
とりあえず、邦題は酷すぎると個人的には思う。
全体的に、それほど酷くはないし、むしろかなり面白さを感じたけれど、内容を放置して終わりたいのかキッチリけりをつけて終わりたいのか、よく分からない。何度も言うけれど、終わり方が非常に不満。あたかもスッキリ終わったようで、見ているこっちは全くスッキリしない。決してスッキリさせてほしいわけではないけれど、結末一つですべてが安易に見えてしまって、途中深読みして見ていたことが徒労だったかなと思うところもある。
ギレンホール、ナオミ・ワッツに興味がある人、もしくは、映画好きで超暇もしくは珍しく見たいものが無いという人、そういった人だけが見て楽しめばいい作品。
突然の死との向かい合い方
難しかった
なんか良い。とてつもなく。
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