トランボ ハリウッドに最も嫌われた男のレビュー・感想・評価
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映画史を俯瞰する上で欠かせない時代の傷跡を扱った硬派なドラマ
この脚本家の半生はとびきりのドラマに満ちている。当人にしてみれば苦闘の連続だったに違いないが、彼をこれほどの逆境へと追いやったことで歴史に名を残すほどの名作が誕生したのだから運命とは皮肉であり、滴り落ちる水、打ち続けるタイプライターのキーが巨大な岩を砕くことだって往々にして起こりうるのだ。初めはイデオロギーに関して頑なだった彼が、自身の投獄や仲間を失ったことで徐々に戦略的になっていく様の、まさに「史実は小説よりも奇なり」の巧みな転身ぶり。またそんな彼を支える家族の団結力もまた、映画に独特のダイナミズムをもたらしてやまない。そんなドラマを堪能しつつ、第二次大戦後の映画界に吹き荒れたレッド・パージの様子を追放される側から描く視点は、映画の歴史についてもっと知りたいと思う者にとって大きな財産となるだろうし、この潮流の中で有名スターたちが各々どのような主張を展開していたのかもわかって勉強になった。
赤狩り時代にどう生きる?
共産思想家だとレッテルを貼られると、仕事ができない。偽名で仕事をしながら、名前を取り戻すまで活動し続けた努力は見ていられない辛いものでした。家族も止められないし、病気にならなかったのが不思議なくらいです。
やり遂げ家族を守り切った事、素晴らしいです。
77点ぐらい。『ローマの休日』や『黒い牡牛』の脚本家
12カ月のシネマリレー2024-2025、にて鑑賞。
面白そうには思えなかったんだけど、エル・ファニングが出てる事と評価が良さげ、だったので…
そしたら、ダイアン・レインも出てて得した気分(笑)
ダイアン・レインは『ストリート・オブ・ファイヤー』とかの80年代のイメージが強かったんだけど、お年を召された近年の方が好きですね。
渋くてカッコイイのと人情味を感じるようになった(笑)
『ローマの休日』や『黒い牡牛』などの脚本家が赤狩りの標的にされる話だけど、
個人的には『黒い牡牛』の秘話が知れた事が興味深かった。
闘牛を観た時、最後に牛が殺されて観衆は喜んだけど、その事に自分は違和感を感じ、悲しかったと。
『黒い牡牛』は、牛を助け守ろうとする優しく純粋な少年の話です。
以前、観て感動したんだけど、今回つながって興味深かった。
映画ファンなら、ハリウッドの赤狩りを知っておいた方が、より映画を楽しめると思います。
12カ月のシネマリレー2024-2025、の第4弾(2025/2/7~)では、同じく赤狩りの話で、
ジョージ・クルーニーやロバート・ダウニー・Jr.が出てる『グッドナイト&グッドラック』が上映されますよー。
評価は75点じゃ低く感じ80点じゃ高すぎる感じなので77点ぐらい、星的には厳しく3.5。
「赤狩り」の嵐の中、したたかに脚本を書きまくったトランボ
この映画製作に関わった監督と俳優始め全てのスタッフの信念に脱帽!なんで日本でもっと宣伝しなかったんだろう?自分が気がつかなかっただけなのか?ハリウッドの赤狩りの実態はまるで知らなかった。投獄までされるとは!ユダヤ人は今はアメリカ合衆国が支援する大富豪というイメージだが、当時は名前でわかる、といってハリウッドでユダヤ人はユダヤ人であることをなるべく隠していたことにも驚いた。ナチがユダヤ人にありとあらゆる仮想敵イメージをベタベタと貼りまくっていたのと同様のことを戦後のアメリカ合衆国もしていたことがわかった。
シナリオライターとして抜群の才能をもった天才のトランボとその家族を軸に、アメリカ合衆国の同調圧力、常に仮想敵国を必要とする北米「愛国心」の胡散臭さが生々しく描かれていた。そのど真ん中に置かれたトランボが逆説的だが私にとって救いだった。ユーモアがあって夫としても父親としても頼もしい。妻や娘の言葉に耳を傾ける男、裏切られても友の立場を理解する男、仕事でいっぱいいっぱいで逆ギレもする男。世界や状況や人間そのものをよく見つめ観察し自由に頭の中でしなやかに考える人だから、あんなに素晴らしいセリフや気持ちを描くことができたんだろう。
トランボの妻が素敵だった。家族の写真をカメラで撮って現像もする。楽しいピクニックでジャグリングしたり、パンチングボールをこっそり出して「こうやるのよ!」と娘のニキに伝授、誰を考えてか、は聞かれても言わない!そんな妻=ママをお前は一日一回は笑わせるんだよと息子に頼んでトランボは刑務所に向かう。インテリで理知的な妻。時代が異なっていたら主婦ではないだろう。
JFK辺りから潮目が変わり、「ローマの休日」も「黒い牡牛」も実作者であるトランボの名前で改めてアカデミー賞が授与される。トランボにとって賞なんてどうでもいいだろう、自分の名前が自分の手許に戻った、それに一番ほっとしたと思う。合衆国政府の圧力に屈したハリウッドの歴史が、リベラルなハリウッドというイメージを作りそれが#Me Tooの流れに繋がったのだろうか。映画「オッペンハイマー」における赤狩り、共産党員だったか否かをしつこく聞く公聴会を思い出した。赤狩りはハリウッドだけではない、北米全部に吹き荒れた北米の嫌らしさ全開の嫌な空気だ。その北米の言いなりになっている国に居るのは誰?絶望的になる。
おまけ
カーク・ダグラス役がダグラス本人よりかっこよかった気がする!ダニエル・クレイグ的雰囲気があってブルーの目が美しかった。
非常に手堅く堅実な伝記映画だね。
脚本家で米国共産党員だったダルトン・トランボは、議会証言を拒否して服役する。彼は、「ハリウッド・ブラックリスト」のうち、特に有罪判決を受けた10人、「ハリウッド・テン」の1人となる。
釈放後のトランボは、『ローマの休日』を書いたが、友人に名義と報酬の一部を渡す。彼は、B級映画の脚本家として働く一方、妻や子供たちとの不和も生じる、、、。
実在の脚本家、トランボを描いた伝記映画。脚本にひねりが無いと言えばそれまでだが、非常に実直かつ、手堅い演出で描き切っている。
東西冷戦下、赤狩りやハリウッドテンなど、鑑賞前に、背景知識は知っておいたほうが良いかも。
主演のブライアン・クランストンの演技が素晴らしく、ともすると善悪に単純化されすぎる物語を、弱者が時代の流れに耐え抜いて名誉を回復する物語へと、力強さと彩りを与えている。
エンタテイメントがイデオロギー対立の嵐に巻き込まれた不毛な過去を描く
米国のレッドパージ(赤狩り)、いわゆるマッカーシズムについては、2005年のジョージ・クルーニー監督作『グッドナイト&グッドラック』があったが、本作はそのハリウッド版ということになろうか。
ジョセフ・マッカーシー上院議員が共産主義者摘発活動を行った時期は1950~1954年の5年間で、米国での赤狩りもその期間に限定されていると思っていたのだが、本作を見てそうでないことを知った。
調べてみると、マッカーシーの活動の舞台は上院政府活動委員会小委員会だったが、ハリウッドの赤狩りは主に下院非米活動委員会を舞台に47~60年頃と、より長期間実施されている。マッカーシーの失脚と共にその権威は失墜し、59年には赤狩り当時の大統領だったトルーマンに「今日、この国で最も非米的な物」と批判されながらも存続し続け、廃止されたのは75年になってから。
トランボは恐らくはマッカーシーが失脚した54年、もう大丈夫とメキシコから米国に帰国してきたのだろうが、そうは問屋が卸さなかったのである。米国内にはこうした赤狩り組織がまだ存続し続け、民間にも協力組織があり、偽名でシナリオを書き続けねばならなかった。
本作はこのトランボの成功から赤狩りによる転落、投獄。赤狩りに熱意を燃やす「アメリカの理想を守るための映画同盟」とそれに積極的に協力する者、恐怖から共産主義シンパの業界関係者を売る者等々の思想と生活、人間関係のドラマを描いて見ごたえがある。
トランボが三流映画のシナリオ執筆で生活を凌ぎ、さらに仲間も巻き込んで執筆チームを結成して彼らの生活まで支えていくシーンは面白い。
その間、偽名作品で2つもオスカーを獲得してしまい、最後にはオットー・プレミンジャーやカーク・ダグラスら弾圧を恐れない監督、俳優たちの支援もあって、実名で活動できるようになっていくのは痛快である。
本作を見ると、エンタテイメント界が政治イデオロギー対立の嵐の中に巻き込まれると、いかに不毛な結果になるかを痛感させられるが、今、ハリウッドは人種差別を巡る別のイデオロギー対立の嵐の中にいるのではないかという疑念が拭えない。
いつの時代も
赤狩りという歴史上の出来事を題材にした作品。誰もが知るような名作の裏側に、こんなドラマがあったのかと今更ながらに驚いた。
主人公のセリフに「無知で怒りに満ちた人は増えていく」という言葉がある。人間なんていつの時代にも変わりはしないんだと改めて思い知らされる。
色々と思う所は有るが、結局の所は ひと一人の限られた時間をどう使うのかという命題に如何に向き合うか、という事に尽きるのだろう。
気分爽快
なかなか良い映画ですね…
あたしが「ジョニーは戦場に行った」を観て衝撃を受けたのは確か2015年くらいだったけど
同じ人が「ローマの休日」を書いていたとは…この映画の広告で知りました
それからずっと観よう観ようと思ってて機会がなかったのだけど
暇な時期にBSプレミアムでかかったので
主人公があの「ブレイキング・バット」の人だものそりゃすごいよね
賢い娘役の子も「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」の子だわ♡
内容も骨太で役者も力のある
さすがな作品
ジェイ・ローチ監督の信念
アメリカだけでなく日本でも世界各地で昔も今も思想の自由の侵害の歴史は多い。
エンターテイメント性は薄いが社会派映画としてとても見応えがありました。
家族の絆が素晴らしかった。
次々と実話ベースの社会派映画を発表するジェイ・ローチ監督の信念も感じる作品でした。
労働運動の旗手の脚本家
ブライアントランストン扮する労働運動の旗手の脚本家ダルトントランボは有能な 脚本家だがストライキを扇動する共産主義者でハリウッドの脅威として嫌われていた。トランボは家族たちにも嫌がらせに対して団結を呼びかけ仕事を家庭に持ち込んだ。
1950年代の話だが、ゴーストライターみたいな感じだね。家族の協力無くしては出来ないし、犠牲も大きいが良い家族だ。でもやっぱり仕事を家庭に持ち込むべきではないかもね。とはいえ真の実力者は名前を変えてもその力がみなぎる様だね。やはり良い映画は良い脚本による。映画人なら良い映画を作りたい一心でブラックリストをもぶち破る訳だ。
ハリウッドの赤狩りというと、ディズニーとレーガンのイメージだったが
ヘレン様のエグい攻撃。
儲かりさえすれば、信条とか正義とかどうでもいいぜ、ゲハハハというハリウッドのゲスい映画屋どもが…最低なのに同時に最高に見えてくる不思議。なんかとてもアメリカ的だなあと思った。
ま、『黒い牡牛』はともかく『ローマの休日』くらいは観ないとなあ。
実録にハズレなし
赤狩りテーマはハリウッド映画の十八番ですね。
無知蒙昧をひたすら恥じ入るばかりですが初見のことばかりでした。
トランボの誠実な演技と抑え気味ながら趣旨を明確に伝えようとする演出態度に好感が持てます。
時折挟まれる当時のニュースや名画の画像も変化を生んで結構ですね。
“国家の危機”は思想弾圧のいい口実
「国家の危機」は、思想の強要、言論弾圧にもってこいの理由付けであり、容易に新たな独裁国家になりうる。
共産主義を誹謗しながら、その実米国自信も共産主義と何ら変わらない。
ハリウッド・テンと赤狩りは有名な話だが、この映画でトランポをとりまく状況は、私が想像していたのを通り越し、もっと酷かった。集団リンチに近い。
トランポたちの活動にはあまり触れられていないが、トランポたちは一体なにをしたのだろうか。幕末の倒幕派と佐幕派との違いのように、よりよい国のあり方のプロセスが違うだけでは。スノーデンのように軍事機密にアクセスできる者が情報漏洩したのとは訳が違う。
例えばトランポが脚本に共産主義を練り込み、それに観客が感化されようと、それ自体ははっきりいって個人の自由なのである。
国が不安の種を植え付ければ、集団ヒステリーは容易に起こりえる。
アジアンヘイト、ノーマスク狩り、ワクチンパスによる実質的な人種差別、今回のコロナ騒ぎにも状況が重なる。
誰が感染し、誰がウイルスを持ち込み、誰がマスクをつけていなかった。本来はマスクをつけようとつけなかろうと発症しなければ健康体とみなされるであろうはずなのに、誰もが無症状感染者とされ、疑心暗鬼になり「互いを傷つけただけ」だった。
思想とウイルスは違うと人は言うかもしれない。
でも、思想がウイルスのように知らぬ間に浸食すると考え、国民の自由を侵害できるできる法律を制定しようとした部分では同じこと。
ハリウッド・テンは、政府が恣意的に恐怖をコントロールし、都合の良い政策を危うさのいい手段の例だと思った。
そしてこの映画は名台詞の宝庫。脚本家トランボの映画に値する脚本だった。
ヒーローもヴィランもいない!いるのは被害者だけだ。
ハリウッドの歴史を知る上で重要な“赤狩り”と“ハリウッド・テン”。共産主義が市民にも受け入れやすくなった第二次大戦前後に映画界にもその波が押し寄せた。しかし、冷戦が始まると、労働組合の実権を握ったり、ソ連のスパイだとして恐れられる存在となり、下院非米活動委員会が動き出したという歴史。実際に一般市民がスパイなんてできるはずもなく、単に政治家自らの保身のために表現・言論の自由を束縛したにすぎない。
トランボは才能があったために裕福な家庭を築くが、仲間のために裁判費用や入院費を出したりできた。共産党は離党するも、聴聞会に召喚され、リベラルな判事が次々と亡くなったことから上訴も諦め、投獄されることになった。釈放後も偽名を使って次々とB級作品で脚本を書き、やがてそこからまた傑作『黒い牡牛』が生まれてしまう。
不屈の闘志・・・といっても日本の左翼のイメージはなく。生活の糧でもある脚本業に精を出す姿には驚いてしまうほどでした。風呂の中にもタイプライターや電話を持ち込み、脚本を切り貼りしたりと、まさに風呂場が職場状態!100ページの本を3日で仕上げるにはこれくらい没頭しなければならないんですね。そのB級映画会社の社長役ジョン・グッドマンがいい役で、非米委員会の脅迫にも立ち向かうという、彼もまた生活のため映画を撮り続ける印象が残る。
聴聞会でつい仲間の名前を喋ってしまう裏切り者に対しても、トランボは優しい言葉をかける。また、肺がんのために亡くなった仲間の借金をも帳消しに。そして、量産する合間を縫って長年構想していた『黒い牡牛』を書き上げる。それが認められ、また偽名ではあるが噂は広がり、『スパルタカス』のカーク・ダグラスとの親交や『栄光への脱出』のオットー・プレミンジャーとも仲良くなるところが素敵だ。いいものはいい!て感じで。
妻役ダイアン・レイン、長女役エル・ファニングのダルトンを尊敬する眼差しも良かったし、ヴィラン役でもあるヘレン・ミレンも最後には哀愁を感じる。もちろん、主演のブライアン・クランストンもジョン・グッドマンも最高だ。そして、戦争を経験していないジョン・ウェインを嫌いになることも間違いなし(笑)。
現代にも通じる問題と、痛快な復活劇
東京国際映画祭にて。STAR CHANNEL SELECTION。
ダルトン・トランボといえば浮かぶキーワードはまず「赤狩り」、あとは「ローマの休日」、そして「ジョニーは戦場へ行った」くらいだろうか。意外と「ローマの休日」を書いたことが知られていないようで驚いた(トークショー時の質問から)。
ダルトン・トランボの映画を作るなら、当然赤狩りの時代に焦点が当たる。この映画も当然そうだ。
私も詳しく知らなかったが、WWⅡ前からその最中は、リベラルな者の間で共産主義は受け入れやすいものだったし、共産党に入党する人も多かったそうだ。現在のアメリカの若者の間では社会主義が流行(という言葉は正しくないかもしれないが)しているそうだから、恐らくそれに似た感じだったのではないか。
しかし大戦後に冷戦が勃発するや、彼らは「国の敵」として猛烈なバッシングに遭い、仕事を奪われる。マッカーシズムというやつである。
ダルトン・トランボは最後まで抵抗し、合衆国憲法修正第1条を掲げて証言を拒否し、結局収監される。映画ではそこまでが前段で、ここからのストーリーがメインだ。
ブラックリストに載せられ、名前を出さずに安い仕事をひたすら請け負うトランボだが、物語に重苦しさはあまりない。勿論、深刻なシーンも、現実も見せてはくるが、これは不屈の男ダルトン・トランボの復活劇なのだ。脚本家版ロッキーみたいなものだ。
普段はさすが脚本家、受け答えも軽妙洒脱なトランボだが、友に裏切られ、また別の友を亡くし、果ては仕事のし過ぎでアンフェタミンをウィスキーで飲む姿は限りなく危うい。そして家族に対して傍若無人に振る舞う姿。しかしそこで妻が叱ってくれる。王道だが、沁みるシーンだ。
ラストにかけては怒濤の逆転劇である。「黒い牡牛」のオスカー受賞から「スパルタカス」「栄光への脱出」まで。前半が中々上手くいかない分、後半スカッとさせるように出来ている。実話を基にしながらもきっちりエンタメ復活劇なのである。
ブライアン・クランストンは名演。特に最後のスピーチの場面は内容と共に彼の表情が全てを物語っている。強さも弱さも最終的に皆包摂する姿が良い。
ダイアン・レインも良かったけど、個人的にはあんなに嫌な女(しかも実在の人物だぜ...)をきっちり演れるヘレン・ミレンに喝采。
しかし、トランボは才能ある脚本家だったからこの逆転を決められたけれど、他に多くの市井の人びとも赤狩りに遭ったこと、裏切りを強いられ後に虐げられた人もいたこと、自由を謳いながら思想を実質取締ったという時代があったこと、そして現代もその恐れがあるということを忘れてはいけないだろうと思う。だからこそのラストシーンなのだろう。
ちなみに上映前トークショーでは「カーク・ダグラスはアゲ過ぎ」という評もあると聞いたがどうなんでしょうね。
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