フラワーショウ!のレビュー・感想・評価
全40件中、21~40件目を表示
人間の奢りなんだなぁ
序盤のケルト的世界観の描写はちょっとワクワクしたけど
だんだんに、都合良すぎな映画になって失速しました。
でも1つだけ、思ったのは
日本も庭園文化のある国。
イギリスも庭作りにこだわりのある国。
そのこだわりには、
日本の庭園文化にも通じるモノがあるんでしょうね。
庭園文化には自然への崇拝の心がある。
ケルト文化もアフリカの土地の神様への崇拝も
日本の自然信仰も、
さらには世界各国各地域の土着の自然信仰も
とても真摯で、とても素朴で、とても深い。
そんな大事な文化を根こそぎ、変えさせようとした
先進国って、やっぱ罪深いと改めて感じてしまった。
映画とは離れた感想になりましたが
そういう事を感じるのも映画を観る意義の1つかな〜〜
自然の中で生活していきたい
最近の公園は化粧した姿で、本当の姿ではない
そんなセリフに確かに。と思わされた。
自然の姿って難しいけど、ありのままで共存できたら素敵だ。
なくなった緑も取り戻すのは大変だろうなぁ
どうして、優しくするの?
これが僕だから
そんなセリフにきゅんときた!
美男美女すぎてうまくいきすぎだろ!っと思わずにはいられなかった。
羨ましい、、、
実話だからか…
平坦な仕上がりでイマイチ盛り上がらず。デザイン盗んじゃう上司やら格式ばった主催者やら使いようによっては盛り上がるキャラが活かしきれず残念。実話だから大げさな脚色は無理か。
が、夢に向かってとにかく立ち向かえばいろいろ道は開けてくるもんだ、と勇気はもらえるな。
ご都合主義がすぎる・・・あまりに辛口になっちゃってます
あまりにも人任せすぎでひいては神頼みまで叶ってしまうという・・・庭づくりのシーンに至っては塩素入れまくったりしてありえないエピソード。そんなのも「君ならのりこえれる」ってあかんやろ。
フラワーショウ
実話に基づきアイルランドの田舎娘が、格式ある英国王立園芸協会へ
挑戦するケルト魂が活き活きと描かれています。
アイルランドの映画だから、チャールズ皇太子が茶化されています。
メアリーが頼りにしている植物学者が、アフリカの緑化に献身している新妻香織さんのようにと、アフリカへ飛んで行きます。
これ日本人には誇らしいシーンです。
戦後、焼け野原にバラックが建てられた有楽町駅周辺。
そこが開発されたイトシアプラザで映画を見ました。
異国感・映像美・自然回帰。
植物に関係する仕事をしています。チラシと予告を観て、あんまり期待しないで観たのですが、まったく思っていたのとは違う作品の出来で驚きました。
ザ・英国映画のようであり、でも静かすぎず、意外にも異国感や自然の景色、アイリッシュ音楽、本当に美しく、感覚のするどい人にはささる映画。映画館で観てほしい映画です。
才能と努力
とてもいい映画だった。
主人公は素直でセンス良く、ひたむきに努力を重ねていく本当に自然を愛する人。彼女のアイデアを盗んだあの嫌な女が、自分の負けを認めてグリーンブックを返すシーンがなかなか良い。
植物たちは本当に綺麗でした。が、
エチオピアのくだりはここまで必要か?というのが観終わったあとの率直な疑問。
タイトルから「逆境にも負けずにチェルシー・フラワーショーを勝ち取ったサクセスストーリー」かと思っていましたが、
ふたを開けてみればメインテーマは「一目惚れした植物学者との自然を通じたロマンス」になっていて完全に肩透かしを食らいました。
そのメインテーマも燃えるような展開があったわけでもなく。。。
正直、どれを取っても中途半端な作品だったと言わざるを得ません。
史上最年少で金メダルを勝ち取ったくらい名誉的な人物や出来事なので、もっと本人やその作り上げた作品にフォーカスすべきだったのでは?と思います。
本人へのリスペクトの念があるならば。
(´- `).oO(「ブルックリン」のときも思いましたが、アイルランドは本当に自然が美しくて見ているだけでため息が出てきますね)
焦点が定まらない
面白そうな映画だと思い、妻と。
しかし、前置きが長い・・・
彼女は苦労しているようだ?が、それが伝わらない・・・
植物や庭が沢山見れると思いきや、アップが多いだけで全体像が見えない。
植物好きの人には期待外れ。
話も恋物語?でもなし、サクセスストーリーでもなし。
今一つ定まらなく、中盤は寝ていました。
とにかく、ひたむきに頑張る女性が好きなので。
こういう作品は評価が高くなってしまいます。
メアリーの自分の夢に向かって突き進む姿。自然に人を巻き込み、周りの人もいつしか真剣になっていく。こういうのは女性独自のスタイルではないかと思います。良くも悪くも。
イギリスとアイルランドだけの話かと思いきや、エチオピアがいい感じで入っていますね。
ところで、アイルランド映画は今アツイですね。先日観た「Brooklyn」、そして本作品、そして、来週は「Sing Street(超楽しみ!」。セリフも英語だし、日本人にもすんなり入れる作品が多い気がします。
自然との調和
雑草という名の草花はないとか。
名も知らない可憐な花。
苔とか、みんなみんな素敵だと思う。
個人的にはテレビで見たベニシアさんのお庭の雰囲気が好き。
映画では植物学者の彼を追いかけてエチオピアでのエピソードが長々とあって、大丈夫?チェルシー・フラワーショウに間に合うんですか〜?と、ハラハラでした。
もう少し花や緑の植物達を選ぶ過程とか、色んな段取りとか、その辺もじっくり見せて欲しかったです。
アイルランドとイギリスの切っても切れない関係を垣間見た
実在の景観デザイナー、メアリー・レイノルズをモデルにした作品。100年以上の歴史を誇る、チェルシー・フラワーショーへの挑戦を描く。
イギリスのEU離脱の選択により、イギリスが連合王国では無くなってしまうことまで取り沙汰されていますが、アイルランドは、いち早く(?)連合王国から離脱したにもかかわらず、未だにイギリスの影響を受けているんだなぁと真っ先に思いました。色々あって独立を果たしたはずなのにね。一部では陸で国境を接しているし、曲がりなりにも同じ国だったこともあるんで、一足飛びには行かなということなんですかね。
それと、ケルトと言うのは、イギリスに置いても、神秘性や自然、郷愁を感じさせる言葉なんですね。それが故に、メアリーの思いがチェルシー・フラワーショーの審査員にも届いたし、結果としてメアリーが金メダルを取れたんだと思います。
マイナス的な印象を持ったのは、最後のあたり。金メダルを受賞した人物にも関わらず、レセプションへの出席を招待状がない事が理由に断られたのは、階級制度の姿をしたイギリスの差別を見るような気がしました。アメリカだったら、「(紙の)招待状がないけど金メダルを取ったことが招待状だね」とか言ってレセプションに入れてくれそうな感じですけどね。
アイルランドの社会とイギリスの社会、アイルランドとイギリスの関わりを垣間見た気がします。
全40件中、21~40件目を表示