フラワーショウ!のレビュー・感想・評価
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駄弁って庭って恋をして。
予告で期待したのに、消化不良な観了感の一本。
面白くない事もないのだが。
まさか庭そっちのけで、体感で1時間近くも「恋」に割くとはお釈迦様でも思うまい。
途中から「もういい、早く終われ」と思ってしまう始末。
やはり自分とガールズムービーは相性が悪いんだなと、自らが「呑んでクサってクソ食らえ!」の輩なんだなと改めて痛感した作品。
人間の奢りなんだなぁ
序盤のケルト的世界観の描写はちょっとワクワクしたけど
だんだんに、都合良すぎな映画になって失速しました。
でも1つだけ、思ったのは
日本も庭園文化のある国。
イギリスも庭作りにこだわりのある国。
そのこだわりには、
日本の庭園文化にも通じるモノがあるんでしょうね。
庭園文化には自然への崇拝の心がある。
ケルト文化もアフリカの土地の神様への崇拝も
日本の自然信仰も、
さらには世界各国各地域の土着の自然信仰も
とても真摯で、とても素朴で、とても深い。
そんな大事な文化を根こそぎ、変えさせようとした
先進国って、やっぱ罪深いと改めて感じてしまった。
映画とは離れた感想になりましたが
そういう事を感じるのも映画を観る意義の1つかな〜〜
自然の中で生活していきたい
最近の公園は化粧した姿で、本当の姿ではない
そんなセリフに確かに。と思わされた。
自然の姿って難しいけど、ありのままで共存できたら素敵だ。
なくなった緑も取り戻すのは大変だろうなぁ
どうして、優しくするの?
これが僕だから
そんなセリフにきゅんときた!
美男美女すぎてうまくいきすぎだろ!っと思わずにはいられなかった。
羨ましい、、、
実話だからか…
ご都合主義がすぎる・・・あまりに辛口になっちゃってます
あまりにも人任せすぎでひいては神頼みまで叶ってしまうという・・・庭づくりのシーンに至っては塩素入れまくったりしてありえないエピソード。そんなのも「君ならのりこえれる」ってあかんやろ。
フラワーショウ
異国感・映像美・自然回帰。
植物に関係する仕事をしています。チラシと予告を観て、あんまり期待しないで観たのですが、まったく思っていたのとは違う作品の出来で驚きました。
ザ・英国映画のようであり、でも静かすぎず、意外にも異国感や自然の景色、アイリッシュ音楽、本当に美しく、感覚のするどい人にはささる映画。映画館で観てほしい映画です。
植物たちは本当に綺麗でした。が、
エチオピアのくだりはここまで必要か?というのが観終わったあとの率直な疑問。
タイトルから「逆境にも負けずにチェルシー・フラワーショーを勝ち取ったサクセスストーリー」かと思っていましたが、
ふたを開けてみればメインテーマは「一目惚れした植物学者との自然を通じたロマンス」になっていて完全に肩透かしを食らいました。
そのメインテーマも燃えるような展開があったわけでもなく。。。
正直、どれを取っても中途半端な作品だったと言わざるを得ません。
史上最年少で金メダルを勝ち取ったくらい名誉的な人物や出来事なので、もっと本人やその作り上げた作品にフォーカスすべきだったのでは?と思います。
本人へのリスペクトの念があるならば。
(´- `).oO(「ブルックリン」のときも思いましたが、アイルランドは本当に自然が美しくて見ているだけでため息が出てきますね)
焦点が定まらない
とにかく、ひたむきに頑張る女性が好きなので。
こういう作品は評価が高くなってしまいます。
メアリーの自分の夢に向かって突き進む姿。自然に人を巻き込み、周りの人もいつしか真剣になっていく。こういうのは女性独自のスタイルではないかと思います。良くも悪くも。
イギリスとアイルランドだけの話かと思いきや、エチオピアがいい感じで入っていますね。
ところで、アイルランド映画は今アツイですね。先日観た「Brooklyn」、そして本作品、そして、来週は「Sing Street(超楽しみ!」。セリフも英語だし、日本人にもすんなり入れる作品が多い気がします。
自然との調和
アイルランドとイギリスの切っても切れない関係を垣間見た
実在の景観デザイナー、メアリー・レイノルズをモデルにした作品。100年以上の歴史を誇る、チェルシー・フラワーショーへの挑戦を描く。
イギリスのEU離脱の選択により、イギリスが連合王国では無くなってしまうことまで取り沙汰されていますが、アイルランドは、いち早く(?)連合王国から離脱したにもかかわらず、未だにイギリスの影響を受けているんだなぁと真っ先に思いました。色々あって独立を果たしたはずなのにね。一部では陸で国境を接しているし、曲がりなりにも同じ国だったこともあるんで、一足飛びには行かなということなんですかね。
それと、ケルトと言うのは、イギリスに置いても、神秘性や自然、郷愁を感じさせる言葉なんですね。それが故に、メアリーの思いがチェルシー・フラワーショーの審査員にも届いたし、結果としてメアリーが金メダルを取れたんだと思います。
マイナス的な印象を持ったのは、最後のあたり。金メダルを受賞した人物にも関わらず、レセプションへの出席を招待状がない事が理由に断られたのは、階級制度の姿をしたイギリスの差別を見るような気がしました。アメリカだったら、「(紙の)招待状がないけど金メダルを取ったことが招待状だね」とか言ってレセプションに入れてくれそうな感じですけどね。
アイルランドの社会とイギリスの社会、アイルランドとイギリスの関わりを垣間見た気がします。
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