「みんなで叫ぼう、「シャザム!」と!」シャザム! しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
みんなで叫ぼう、「シャザム!」と!
DCエクステンデッド・ユニバース第7作。
"シャザム!" シリーズ第1作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替,レンタル)。
原作コミックは未読。
「アクアマン」からすっかり作風を変化させ、ユニバースの方針転換を図ったDCフィルムズが続いて放ったのが、これまた明るく楽しい痛快ヒーローアクション大作!
「見た目はオトナ、中身はコドモ」な新ヒーローが誕生しました。14歳のビリーが魔術師の力を継承し、「シャザム!」と叫ぶとオトナの姿をしたヒーロー、シャザム大変身!
手に入れた能力を使ってすることと言えば、道行く人々のスマホの充電(時々過充電)、電撃で大道芸、その様子をネットにアップ…って、くだらねぇことばっかしてんじゃん(笑)。
コドモだから仕方無い…なんて言ってられない。ヒーローの宿命として、超強いヴィラン、ドクター・シヴァナが立ちはだかり、ビリーの家族へその魔の手を伸ばして来ました。
ビリーは能力を得て浮かれていた己を反省し、中途半端な心でヒーローやっちゃいけないんだと覚醒。大切なものを守るために決死の戦いへ挑んでいく姿が胸アツでした。
楽しいヒーロー映画もやっぱいいなぁ、と…。笑いあり、ちょっぴり涙ありの王道な成長物語にほっこり。それを補完する福田雄一監督監修の吹替がこれまた最高でした。
何かを守りたいと思った時、もうその人はヒーロー!
さぁ、みんなで叫ぼう。「シャザム!」と!
[余談]
ポストクレジットシーンでのサプライズはもはやヒーロー映画の定番。首から下だけでしたが、鋼鉄なヒーローが登場してびっくりしました。いつの間に友達になったんだよ!(笑)。
※修正(2024/02/25)