ザ・フラッシュのレビュー・感想・評価
全110件中、101~110件目を表示
ヒーロー集結。
序盤からウトウトしてしまって何かストーリー覚えてないけど中盤辺りから楽しめた。
フラッシュの閃光混じりの走りが速くてカッコよかった!(笑)
ウェッティヘアーのスーパガールのボデイスーツ、出るとこ出て、凹むところ凹んで、腹筋シックスパックが凄かった!(笑)
法廷の出口シーン、車から降りてきた素顔のブルース・ウェインのオジサンがダンディでホントにカッコよかった!
ラストにバリーが身分を隠して母親へ会いに行ったシーン、母親もちゃんと察してのハグのシーンは良かったね!泣けた。
そこまでやるならさ
ヴァル・キルマーとクリスチャン・ベールとサイボーグも出した方が良かったんじゃないかな?『スパイダーマンNWH』の後手に回ってしまっている感がある。
尺も長すぎず退屈せずに観られましたが、
とにかく、
タイムパラドックスとマルチバースはもうお腹いっぱいなので、『スパイダーバース』が終わったらもう要らないかな。
映画でしかフラッシュを観てないから、その出自を回想でなく描いたのは上手でしたね。
フラッシュが街中を高速で走るカットが『トルク』(2004年バイク版『ワイルドスピード』)のY2K(最速バイク)と酷似していて、高速描写の進化は20年前に止まったままの様です。
ギャグとしてやってるのかもしれないけど、もう片方の主人公がずっと主人公の足を引っ張り続けてて結構なストレスだった。
「運命を受け入れる」という大きな決断をする事で決着がついたのに、最後のオチでギャグみたいにしたのは全てを台無しにしてるんじゃないかな?
なんにせよ、マッシブタレントの悲願が達成された様で、めでたしめでたしですな。
DC作品にしては画面が明るくなる作品
DC作品はあまり見ていないですが、
ドラマ版のフラッシュが人気だったこともあり、
公開初日に観ました。
結論:DC映画のシリーズの中の1つの作品として捉えれば面白いと思いますが、映画単体としてはスッキリしないです。
伏線等はきちんと回収してくれるので、面白いですが
後半のシーンはあっという間に終わり
あれっ?って感じで終わりました。
何なら苦戦していた敵も倒せずじまいで続きが気になるならこっちの作品も観てよって事なのかなってレベルで中途半端に戦いが終わりました。
本当のラスボスに関してもあっけなく終わり、
DC映画のシリーズを追ってないと着いていけない作品だと思いました。
マルチバース苦手
マイケルキートン懐かしい。
やっぱりバットマン似合うな。
ずっとドラマで見てたスーパーガールは金髪で
全然印象が違ったけど、この子はこの子で似合ってた。
ただマルチバースってなんでもありなのか?
よく分からないし
都合よく何でもなってしまう気がする。
でも久しぶりのDC面白かったです。
鑑賞直後の昼食はパスタにしました
半世紀余り生きてきて、いろんな映画やニュースに触れてきた自分にとっては感慨深い作品でした。
ストーリーも面白いですが、マルチバースという新しい演出方法を上手く使ってるなと思いました。
中盤、少しダルかったのと、終盤で「タイムマシン」を思い出したのが残念。
そんなことより、20年ぐらい前のあの人の願いが叶ったのが何より。
自分もこのシーンが全編の中で一番グッときた瞬間でした。
流行りの世界観なら、なんでもアリ。
マルチバースにすれば何でもありのトレンド。過去を変えてのバタフライエフェクトの連鎖。母の死を救うという身勝手な思いが世界の時間軸を混乱させて、宇宙を破滅させる。という想像を絶しない平凡譚。ヒット映画の主役が違う世界、という小ネタをしつこく繰り返すのは、大団円のフリネタ。
まあティーンズの休暇用シネコンデートには丁度良い映画だな。
今までのスーパーヒーローで1番
スーパーマンも出るしバットマンも出るし、フラッシュかっこいいし、しかもMCUみたい3,4本のストーリーを同時に走らせたりしないからストーリーが分かりやすいし、最高でした。
出たしのフラッシュの走るシーンからむおめちゃくちゃかっこよかったです。走るだけなのに、ですよ。昔のバットマンとか見てないけど、黄色いマークのバットマンが出てきてバイブス上がりました。
あと女バットマンがかわい過ぎて、この人主役で早く見たいなと思いました。
DC作品のマルチユニバース作品として外せないって聞いてたけど、ストーリー抜きに、もう「見たい」ってこちらが望むものを出し惜しみなく全部出してくれてる感じでした。
エズラミラー氏の今後以外は不安要素はないと思いました。
スクリーンXで見たけど4DXでも見てみたいです。
空前のマルチバースブームを走り抜け!
『スパイダーマン:スパイダーバース』、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、『ドクターストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』といったアメコミ原作から、今年では『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』や『ジュリア(s)』(これだけ未見)などのアメコミ原作外でも一般化してきた並行世界…マルチバース設定。
ここに来て、遂にDCの方でも流行りのマルチバースに手を出す作品がやって参りました。
で、この手のマルチバースで求められるものとなると、一番は懐かしの過去作からの客演だったり、続編が途絶えたと思われた作品の延長戦を開始するといったファンサービスの面が大きくなるわけです。
そうなってくると、その要素を回収するだけでもう盛り上がるのは必然であり、ある意味そのシリーズの歴史に寄りかかったズルい設定とも言えるでしょう。ただ、それはお祭り作品的な要素が強くなってしまい、初心者が入るには敷居が高くなる…っていう諸刃の剣でもあります。
そして、本作ではまさかのお年を召したマイケル・キートンのバットマン復活ッッッ……というワケで、一番の魅力はやっぱりそこなんだけど、ただそれだけではなくて、ちゃんと表題通り史上最速ヒーローのフラッシュのオリジンとしても成り立っている。むしろ、一度過去に遡ることで能力を手に入れた経緯とかの解説をする変則的オリジンがキマッていて、初心者にもオススメのマルチバース作品となっていました。
僕もDCは最近のシャザムとかザバしか観れてなくて“こっちの世界”のフラッシュの過去の客演作である『ジャスティス・リーグ』シリーズとか観てなかったからね。マイケル・キートンの『バットマン』も観た方が良いんだろうなァ~と思いつつ結局観ないまま試写会行っちゃったし。
それでも全然問題ないくらいに付いていける作品でした。スピード出しまくって置いてけぼりにはしてくれない。
そりゃ知識に富んでいた方がより楽しめたんだろうなって部分は結構あるんだろうけど、あの俳優の客演とかは「何かしらの元ネタがあるんだろうな~」とは思ったし、観終わった後に調べて「なるほど~」ってなったわけですから本当に知識ゼロで問題ない。
とは言え、やっぱり出来ればマイケル・キートンのバットマンくらいは観といた方が良かったなとは思いましたが……
まあ、でも本作だけ観ても「これがバッティの狂気の行き着く先かァ…」って妙な納得はありました。
凄みに溢れてるんですよ、マイキーバットマン。もはや棲み処が幽霊屋敷みたいだし本人はヒゲボーボーの世捨て人なのに、明らかに不釣り合いなテクノロジー施設を隠してるし、その割に戦闘スタイルはステゴロスタイルで果敢に無茶しまくりますからね。
バットウィングとか明らかに個人が所有しちゃいけない戦闘機飛ばしてるクセに、要所要所はアナログ手法なのも笑ってしまう。垂直リフト射出する時は律儀に体重聞いて爆薬の量調整するし、パスワードは総当たり。電流が必要になったらフランクリンの凧式で集める。というか、その凧なに?バットシグナル代わりなの???
挙げ句の果てに肉体スペックで遥か格上のクリプトン人相手に肉弾戦でハメ殺し仕掛けていたのは正気の沙汰ではない。
もうかなりの老齢なのにそんな無茶して大丈夫なの!?って思ったら、案の定おかしい生傷塗れだったので大丈夫ではない。コイツ、ヤバイ。
本作においては、この老バッティに「狂っている」と言われることは最上級の賛辞であり、そして同時に「お前ほどではない」というツッコミ待ち。眼の周りを黒く塗りつつ、決して衰えることないマイケル・キートンの眼光の鋭さが狂気を際立たせている。
思わず老バッティのことばかり語っちゃいましたけど、主人公のフラッシュも良かったんですよ。
今回の流れは「フラッシュが抱える現在の問題を提示→ジャスティス・リーグでのフラッシュの活躍→時を遡って別時空の自分でオリジン→マイキーバットマンやスーパーガールとの邂逅」って感じなんで、単独ヒーローのビギニングとヒーロー大集合系のお祭り映画を両立させている感じですね。
この二つは同時に成り立ちづらいですが、タイムリープとマルチバース設定を両立させることで成り立たせるという高度なエンタメを成し得ています。
で、今回は正史のフラッシュがマルチバースの過去(母親が生きている世界)に来てしまい、そっちの世界のフラッシュとバディを組む……という感じなんですが、この奇妙な一人二役が面白い。
正史フラッシュはヒーローとしての宿命を背負ってるんですが、マルチバースフラッシュはお気楽に生きてて能力もなければそもそもヒーローになる必要すらなかったワケです。そのため紛れもない自分自身なのに性格が合わず、さらにひょんなことから正史フラッシュが能力を失い、マルチバースフラッシュが能力を手に入れる……という逆転現象まで生じてしまう。
そこから正史フラッシュが師匠、マルチバースフラッシュが弟子という奇妙な師弟関係が築き上げられ、そのまま単独ヒーローの成長譚としても多面的に展開していきます。
『スパイダーマン:スパイダーバース』なんかは役割は同じだけど、出生や世界の大前提からして異なるから明らかに自分ではないスパイダーマン同士の師弟でしたが、こちらはほぼほぼ同じ自分同士ですからね。スパイディは容姿も声優も違いましたが、フラッシュは同じエズラ・ミラーですし。
両方自分自身だからこその奇妙な凸凹具合に、年齢の若さからくる軽妙なやり取りが絶妙な笑いを生むんですが、これがエズラ・ミラーの軽快な一人芝居で成り立っていると思うと余計に笑える。
自分自身と掛け合いをしてくれとか言われても、どう演じりゃいいんだよって感じでしょうが、それでもテンポよく、長年の友人同士のような会話で楽しませてくれました。
あと、とにかく明るい安村(Tonikaku)が何故海外へ進出して認められているかがわかる映画でもありましたね。とにかく明るいフラッシュ。とにかく明るいエズラ・ミラー。
そんな感じで軽めに楽しめる映画ではあるんですが、昨今のマルチバース設定の中でも目立つくらいに軽いのは一長一短やも。
最近では乱発しまくりでマルチバースの意外性とかサプライズ性が薄れているため、そこまで身構えずに観れる本作は逆に良いとも言えるんですが、どうしてもこの設定自体に飽きてきた感じは否めない。
本作と同日に公開される『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』だってゴリゴリにマルチバースですからね。この空前のマルチバースブームがどう転がっていくのかはちょっと気になるものの、流石にお腹いっぱいにはなってきた。
あとこれはもう本作だけの問題じゃないというか、マルチバース設定の宿命なんですけど、テーマとオチが大体読めるようになってきたのも難点かな……
やり直したい過去があり、別の世界を経験して、でも別の世界には別の世界で築いた人生があって……辺りが共通項なんですが、ここまで提示されると自ずと物語が向かうべき結論が見えてきて、実際に同じ感じに着地するんですよね。たまにはそのお約束をブチ破ってもいいんじゃないかって気持ちにもなる。
また、本作はマルチバース設定だけじゃなくて、タイムリープによる死に覚えゲーという微妙に違うジャンルの要素までくっつけています。
この死に覚えゲー映画ってのは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『コンティニュー』、『ハッピー・デス・デイ』といった作品が該当するんですが、こっちのジャンルの映画だと「これだけ死ぬほど頑張ったんだから何かしらの報酬はくれよ!」っていう気持ちになるんですよ。そして実際何かしらの見合った報酬を手に入れる……って結末が多いんですが、マルチバース映画との噛み合わせが滅茶苦茶に悪い。
なんたってマルチバース映画は「色々頑張ったけど結局それぞれの世界を尊重しよう!」って真逆の結論になりがちですからね。報酬が欲しいって言ったら台無しになってしまう。
なので本作の結末は「その改変が駄目って理由はわかるんだけど、じゃあこの最終的な決定はいいの?線引きがよくわからないよ…」って感じにちょっともにょる部分と、死に覚えゲーをしまくっていた割に最終的にゲーム本体をリセットして無理矢理終わらせたみたいな煮え切れなさが発生しています。特に前者に関しては、半ばギャグ落ちっぽくはあったけど「やっぱり駄目じゃねーか!」ってなったし。
超速アクション
超速試写会で鑑賞させて頂きました。登場するヒーロー達がとにかく豪華で大満足でした。母を救う為に動くバリー、次元を超えて出会う自分と力を合わせて悪と戦うシーンはスケールも大きく、胸が熱くなりました。2時間超えの作品でしたが、あっという間に過ぎてしまいました。
全110件中、101~110件目を表示