「すべては最後」さざなみ SHさんの映画レビュー(感想・評価)
すべては最後
映像もストーリーも悪くはないけど、強く印象に残るものではなかった。しかし、フォーカスとか照明とか、様々な工夫を強く感じる。
CG技術以外にも映画における技術的進歩は確実に成されているのだと確認できた。
内容に関しては、多少飽きてしまうところは否めないけれど、最後のシーンへの重要な布石であると見終わって確信できるので、不満は全くない。
最後のシーンの演技だけで、最優秀主演男優・主演女優ダブル受賞に至っているのだと納得した。
感動と怒りと悲哀が一気に押し押せて終幕を迎えて、今までにない複雑な感情を込めた涙が溢れ出た。
ついでに─、原題と全く違う邦題もハマっていると、個人的には思った。
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