「言葉を書き留める」海よりもまだ深く lさんの映画レビュー(感想・評価)
言葉を書き留める
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主人公は劇中周りの家族や人から心に響く言葉を幾度となく投げかけられる。
その度にメモを残し、仕事に生かしているが、ラストでは息子に大事な言葉を投げかける側の人となる。
人は何かなりたい自分を思い描き、それを目指して生きることに意味がある。
軽い気持ちで言う言葉は3回繰り返してしまうが、最後は念を押し4回本当だと息子に言う。
そして、樹木希林が言うように人はいつか死ぬのである。生きている間に言葉にして伝える必要がある。
海よりも深く人を愛し、自分を愛することこそ生きる実感が湧く。
是枝監督の映画は娯楽ではない、
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