老兵挽歌 異郷に生きる

劇場公開日:

老兵挽歌 異郷に生きる

解説

中国大陸で生まれ、台湾で余生を過ごす老兵たちの歴史を掘り起こしたドキュメンタリー。中国大陸での内戦に敗れた蒋介石と国民党軍が1949年に台湾に渡ってから約60年。日本軍や毛沢東の共産党軍、アメリカ軍などと戦ってきた当時の国民党兵士は全て退役したが、政府は彼らを栄誉国民=「栄民」と呼んで数々の特典を与えていた。その中には、「栄民の家」と言われる、食堂や娯楽施設を完備した元兵士たちだけの施設で静かに余生を過ごす、80~90代の元兵士たちもいる。台湾でもタブーとされている「栄民の家」にカメラが入り、老兵たちの心の内面に迫っていく。監督は、「風を聴く 台湾・九ふん物語」「呉さんの包丁」など、台湾の知られざる歴史にスポットを当てたドキュメンタリーを数多く手がける林雅行。

2011年製作/103分/日本
配給:クリエイティブ21
劇場公開日:2016年1月9日

スタッフ・キャスト

監督
撮影
伊藤文美
高良沙葵
市川絵理子
林雅行
編集
高良沙葵
CG製作
高良沙葵
MA
河野弘貴
児玉邦弘
音楽
林恵吾
テーマ音楽
彩愛玲
ナレーション
小倉陽子
製作助手
本多真子
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