スター・トレック BEYONDのレビュー・感想・評価
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【”遺物。そして二人の艦長の悩みと、一人の英雄だった艦長の歪んだ憎悪。”今作は、連邦に尽くしながら見捨てられた男の歪んだ哀しき復讐譚である。】
ー なんとなーく、J・J・エイブラムスの偉大さが分かる作品。ごめんね、ジャスティン・リン監督。-
■未知の星に不時着した宇宙船の救出ミッションに出発したエンタープライズ号。このミッションを最後に、カーク(クリス・パイン)は5年もの長き旅をする中で、艦長を辞める決断を胸に秘めていた。
しかし到着直前、無数の飛行物体による急襲を受けたエンタープライズ号は撃破され、仲間は散り散りになってしまう。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・どうも、適役の宇宙人の造形が美しくないと、観ていて少しテンションが落ちる。ごめんね、”異星人”クラールを演じたイドリス・エルバ・・。
・けれども、クラールが且つては連邦軍の宇宙戦艦フランクリンの船長で人間、エディソンだったと分かるシーンから、彼の歪んだ連邦軍への憎悪が理解できるのである。
そして、ふと、ウルトラマンの名作である”故郷は地球”に登場した元は人間の宇宙飛行士で、事故により地球に帰れなくなり、怪獣となってしまったジャミラと、クラールの造形が重なって見えたのである。
<カークは、壊滅状態の中、仲間とクラールと戦い、彼を倒した事でもう一度、館長として連邦軍を支える決意をするのである。
今作は、連邦に尽くしながら見捨てられた男の歪んだ哀しき復讐譚である。>
前作の『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013)の方が...
造形的奇抜さや発想のクールさに惹かれる
減点したくなる部分も無いが加点したくなる部分もあまりない
タイトルが全ての感想。(笑)
CGは相変わらずド迫力で見栄えが美しく見ていて楽しかった。
しかしこれまでのスタートレック二作と比べるとストーリーに起伏があまりなく、突出して面白いと言える内容でもなかったかな…。
まあつまらなくはない、という感想。(これまでが面白すぎたのか?)
カーク船長がいつも通り敵にボコボコに殴られるシーンがあったのはちょっと笑った。
いろいろ気になったことを確認したかった
まずは、J.J.エイブラムス。
彼が監督を卒業して、プロデュースに回ったことで、作品がダメになりはしないか?という点。これは杞憂だったようで、クオリティは落ちるどころか上がっています。
次に、「SW」との差別化。
扱っている題材だったり、いろいろと似ている要素が多いので、画面を通してそれが滲み出てしまうんじゃないかという点。これも杞憂だった。あちらは現物主義で、フィジカルなエモーショナルなフレッシュなヤツだったが、こちらはいい意味で、ロジカルでソウルフルで、トラディショナルだった。
思えば、リブートした瞬間に、世界観を一回ばらばらにして組み立てなおしたので、今回はその発展形の集大成というストーリーだった。あちらは、リブートしたて、こちらは言わば完結編で明確に、作品の色合いも、画面構成も違うのだ。
むしろ、マーベル作品の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に驚くほどテイストが似てしまっていて、クリス・パインと、クリス・プラットはますますキャリアを比較される俳優になっていくことだろう。
そして、チェコフことアントン・イェルチンが他界してしまったことで、何らかの影響が出るのではないかと思われたが、それもなかった。
今回、クルーがバラバラに散開するので、面白い組み合わせのバディ・ムービー仕立てになっていて、ストーリーはかなり楽しめる。
ただ、スポックの影が薄味なのがちょっと気になった。ザッカリー・クイントはこのままフェードアウトしてしまうのか。
さすがに4作目は製作されないんじゃないかと勝手に想像してしまうが、そうなると、彼の姿も見納めか。
映画の内容は、とにかく豪華なジェットコースター・ムービーに仕上がっていて、理屈抜きに楽しめること間違いなし。
2020.9.4
迫力が増して行く。
まさに王道的エンターテイメント
さすがはハリウッドきってのヒットメーカー達。監督にジャスティン・リン、プロデューサーにエイブラムスという、まさに鉄壁の布陣は経営陣にとっても観客?にとってもさぞかし心強かったものでしょう。しかしながら、ジャスティン・リンといえどもやはり今作から新たに監督するとなると、前作までの異常なまでの面白さを実現することはできなかったと言わざるを得ないですね…
そうは言っても、ふんだんに投入されたであろう資金のおかげで序盤から最後まで一切の抜かりを許さないCGデザインと映像美。そしてまさに王道的で映画的な物語展開は見事。もはや見慣れたテイストですが、安心して観ることができます。
また、所々に多様性を意識した演出を施すところも、まさにハリウッドが世界市場を意識した作品であると言えるでしょう。こういう発見もできるとより面白いです。
あのテーマ音楽は永遠
宇宙空間最高!
リブート版スタートレックの第3弾。エネルギー補給のために寄った惑星で、遭難した異星人に出逢う。彼女は星雲の先の惑星に船が不時着したと話す。クルーを乗せたエンタープライズは遭難した探査船を探しに行くが、謎の船から敵襲を受ける事になり、クルーはバラバラになってしまう。
スポックをはじめお馴染みのキャラは全員健在。クルー全員の固い絆は今回も健在で、どんな場面になっても安心して観ていられる。
とにかくハラハラワクワクドキドキが止まらない!宇宙を漂ったり、飛び回ったり、崖から落ちたり、常に何かに乗っている感覚が楽しい。世界観にいつまでも浸っていたいほど心地よく、きもちが高まる。特に4DXで観ることで最大限に良さが発揮されます!
展開はありきたりかもしれないが、誰でも観れる、楽しめるSF映画として高く評価出来る。
SFの映像美はここまで来たか!
もう、題名だけでGood!
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