ルームのレビュー・感想・評価
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オーストリアで実際に起こった事件を元にしており、閉ざされた部屋から...
オーストリアで実際に起こった事件を元にしており、閉ざされた部屋から脱出した母子が、外の世界で直面する複雑な心境を描いています。自由を手に入れた彼らが、新たな現実にどう向き合い、どう生き抜くのか。心にとても深く残りました。
心暖まる話…
YouTubeの映画チャンネルのお勧めで鑑賞。 子役の子、ワンダーの子だ。 ワンダーよりこちらの方が2年早いのね 演技が子役とは思えないほど 素晴らしかった ワンダーも良かったもんな~ トラックから逃げたすところなんか ハラハラし通し。 そしてママと再会 グッときますね 良い作品でした。 ちょっとびっくりな事が 私の携帯の変換ですが ジェイコブと入力すると ジェイコブ・トレンブレイ と自動変換できた。 有名な俳優さんは、自動変換するけど ジェイコブ・トレンブレイ君までとは 恐るべし いつものように、インスタで今どんな感じか観たところ、面影はあるけど、言われないとわからないかな。 キレイな顔立ちのイケメン君でした。
アカデミー主演子供賞があればいいのに
ブリー・ラーソンがオスカーを獲得したことで注目された映画ですが、かなりの変化球です。 普通なら、女性が拉致されるところから映画が始まって、レイプされた挙句に、監禁され、その子を産み、特殊な環境で子育てをしながら、脱走するすきを窺うという、サスペンス仕立てのお話になるところを、全部すっ飛ばし、狭い部屋での生活で、そこから一歩も外に出ずに育った男の子と母親の異常な環境と、徐々に明らかになっていく母子の状況。そこにフォーカスして映画が進んでいきます。 どうやら犯人でもある、父親らしき男は何とも微妙な立場におかれ、子供を大事にする母親の前には、暴力による支配も効かないようで、不思議な同情心さえ感じてしまいます。 いちばんの見どころは、男の子のとても自然な演技です。本当にこの狭い部屋以外の世界を知らずに育ったとしか思えないような振る舞いで、これが演技なのだとしたら天才としか言いようがありません。 わりと短めの映画本編の中で、とても異常なシチュエーションが簡潔に示され、無事救出されるのか、目を離せません。実際にあった事件をもとに映画化したかのような、リアルな演出でした。
親から子へ子から親へ、愛のパワー
天窓とテレビと母と息子の暮らし。 中盤から部屋も変わり目標も変わる。 息子役の表情が最高。 カメラワークもBGMもセンスの良さを感じる。 最後の最後まで夢中になって一喜一憂した。 父親不在の子ども(生物学的な父親が誰かは明らかにしても一緒に暮らしていない)ってだけじゃなくて、とてもレアな境遇で興味深い。 母親と、母親の母親の愛が素敵。
私的に傑作
序盤はサスペンス?! 中盤のシーンはドキドキ。 最後の方はヒューマンドラマ。 中盤のピントが合わないカメラワーク、編集や初めて見る景色の驚きの演技など釘付けになるし目が潤む。 応援しながら見る婦人警官のパーカー巡査の優秀さにも引き込まれる。
心理描写が秀逸
子供を持ってないので、普段親子ものには あまり共感出来ないのだけど これはエンタメ作品として普通に観られました。 前半は脱出ものとして面白いし 脱出後に物語の熱を冷めさせないために 用意された仕掛けもしっかりある。 ある人が犯人に良く似てたり、 ある厳しいインタビューシーンがあったり 主人公の戸惑いと子供の成長から観客は目を離せない。 にしても、子役の子がとにかく可愛いくてよかった。 でも正直、この子が大人になってどんな顔になるのか心配〜〜 物語的にも、子役的にも…。 途中、チラッと出て来る白いワンコが 絶妙にくたびれてて、 緊張感が続く本作の中で 凄くホッとさせてくれました(笑)
監禁された女性と、そこで生まれ育った息子が、長らく断絶されていた外...
監禁された女性と、そこで生まれ育った息子が、長らく断絶されていた外界へと脱出し、社会へ適応していく過程で生じる葛藤や苦悩を描いたドラマ。
ママも“部屋”にさよならして
部屋から脱出して終わりかと思ったら、脱出後も物語は続いていく。 事件が解決してめでたしめでたしじゃないんだよね。 被害者は事件の傷とともに生きていかなきゃいけないんだってことを改めて感じた。 途中で出てきたマスゴミはマジで消えてくれw 内容も衝撃的ではあるけど、その空気感を生み出している出演者の演技力に脱帽。 特にジャックがトラックから飛び降りるところは心の底から頑張れって思っちゃうくらい迫真の演技だった。 あと、親子で再び部屋を訪れて別れの挨拶をしていくシーンも好き。 最後のジョイの口パク。 辛い過去を受け入れつつも前を向いて新たな一歩を踏み出す瞬間を上手く表現してると思う。
子の答えに胸を打たれる
世界を知らない子ジャックと母としての役割を見いだせないジョイとの壮絶なストーリーに、心が揺さぶられ胸が締め付けられるようでした。 前半と後半で大きく雰囲気が異なり、サスペンス感漂う狭い“部屋”からの脱出劇から、母と子の心の葛藤を描くヒューマンドラマへと変化します。 様々な思いが交差するドラマ。 一人ひとり皆違う考えだけど、それぞれの意見は解る。 正解などない選択肢の中で中心となる子供本人の考えとは。 我々では考えつかないようなその答えに、切なくも考え深い気持ちになりました。 世界は果てしなく広い。 しかし子供の感性もまた果てしなく広く、プラスチックのように柔軟だ。
意外にめっちゃ泣いた...
このくらいの年齢の子供に弱いせいもあり涙腺崩壊。 泣き所がありすぎた。 前半はルーム内の話で後半はルームの外の話。どちらもメインの人物の気持ちが伝わってきて、熱い気持ちで観た。さらに親子二人もそうだけどその家族の複雑な心境もあーわかるなあと。 二人の気持ちが少しづつ変わって行く過程を無理なく描いた脚本と監督も素晴らしいと思う。 とは言え一番素晴らしいのはやっぱりジャック。5歳の子の飾りすぎないそのままなセリフと演技が受け入れ易くめっちゃ泣かされた。 ついでに陰の功労賞はレオ。子供に寄り添うのが上手だし、あんなかわいいわんこ飼ってるとはグッジョブ。ジャックの心の支えに最高じゃないか!
難しいストーリー。
衝撃的なストーリーで、難しい役づくりだったと想像する。 部屋に別れを告げて、明るい未来がある事を想像できたのは嬉しい。 事件に巻き込まれた本人は元より、家族も、子供も壮絶すぎました。
ブリーラーソンが可愛そう。 母親も怒らずにもうちょっと優しく接しろ...
ブリーラーソンが可愛そう。 母親も怒らずにもうちょっと優しく接しろよと思った。 泣ける。 子供が脱出する時めちゃくちゃドキドキした。
本当の意味で一歩踏み出すこと
最初に部屋から脱出したのは、意味も分からず母親に従い、父親に担がれて脱出した。 映画ラストでは、自分から部屋にさよならを言って、部屋から一歩踏み出した。この時が本当の意味で部屋から一歩踏み出したんだと思う。
悲喜劇の絶妙のバランス
淡々と話を進めながら、閉塞と絶望と希望と安堵のバランスがほどよいです。 これからどうなるんだろう?と思わないでもありませんが、とりあえず現在を生きるという視点で描いたようです。
扉はいくつもある
小さな世界(部屋)で生きてきたジャック 部屋を出たら大きな世界があった ても。ママと暮らした小さな世界に戻ってみたい… ふたりだけの世界 でも。これからたくさんの扉を開けるたびに 大きな世界が待っている 最初は犬 そして友だち新たな世界の扉を開いてね ジャック役の男の子の演技が必見です
うーん
怖いけど実際に世界では起きている、誘拐監禁に巻き込まれた親子とそれを取り巻く人たちのストーリー。 男の子の声や顔はとっても可愛いけど、お母さんが必死で説明してるのに何度も否定したり聞き分けがない様子が、私は少しイライラしてしまいました。 男の子がトラックから脱走した場面も、もう少し緊張ドキドキ感があった方がよかった。 「世界仰天ニュース」で実際の事件の再現があるけど、そっちの誘拐事件の魅せ方の方が上手いかなと。 男の子のルームへの想いや、贅沢なオモチャではなくて日常のものに名前や物語を膨らませている所は凄くよかったです。
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