「幸せとは何なのか」ルーム クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せとは何なのか
クリックして本文を読む
脱出するまでが大変な映画だと思ったら、脱出した後の方が内容はシビアだった。
外界を知らないジャックは見るものすべてが初めてで恐ろしく、母以外の人間すら知らない彼には、母と常に一緒だった「ルーム」の方が幸せだったと感じるのは必然。母ジョイは外界を知っているのに、好奇の目に晒される事や家族の変わり様にギャップを感じ、挙句の果てにはジャックの育て方まで指摘される始末。そりゃ「天国へジャンプ」したくなるよ。
しかし後半、5歳児ジャックの成長に救われる。
大好きな人が増えるのは素敵だね、と思える。
コメントする