「勘の良すぎる婦警さんに出遭えて良かったですね。」ルーム 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
勘の良すぎる婦警さんに出遭えて良かったですね。
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母と息子が、どうして天窓しかない部屋(これを『room』というらしい。 )に、閉じ込められて いるのかが判るのに少し焦らされた。息子を外へ何とか脱出 させる母親の思いつきが成功するかハラハラした。しかし、警察になんと か保護されるのだが、偶然出遭ったとはいえ、 婦警の勘の良すぎること。アメリカではよくあり得ることなのだろうか? 親から見れば自分の娘が、17歳で監禁されて無事生きて帰ってきたのは、感動以上ものがあっただろう。しかし、見つかりホッとするの も束の間、自分の娘が産んだ5歳の息子がいると判れば滅茶苦茶パ二クくるは ずだが…。しかもその相手は????緊迫感というか理解し得ない衝動に駆られるはずだが。 息子は、一度も外の世界を知らず、5年間生き続けてきた。外の何もかも素晴らし く見え、天窓からしか見えなかった「空の青さ」にどんなに感動したこと だろう。しかし、感動した場面はあったが、感動の大きさが私にはそんなに伝わら なかった。ラストは、あのように成らざる得ないのだろう。場面場面がもう少し暖急があれば良かったと私は思った。
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