何者のレビュー・感想・評価
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あの頃に戻りたくないな〜
ただでさえ面倒くさかった就活が、いまの時代もっとややこしくなってるんだな〜
webテストってなんやねん(笑)
小説だと衝撃の展開らしいけど、映画ではそこんとこは弱かった気がする。
あと山田孝之の無駄遣い感が否めなかったのは俺だけだろうか。
焦りと不安
今時の大学生の就活事情の心理描写。
冒頭から、拓人の世の中を斜めから見たような歪んだ発言に違和感があった。
常にスマホで仲間のつぶやきをチェックし、監視してるようなところが不気味。
拓人と対照的な光太郎は裏表無さそうな好青年。
好きな事に情熱を傾けるが、瑞月と別れてしまう。
理香と隆良の関係について謎はあるが、2人共セレブ思考と言うのか見栄っ張り。
隆良が言う、これからは「個」の時代。だから自分を高める為、就活はしないと…へぇ〜就活から逃げてるだけにしか見えないけど…とツッこみたくなる。
エントリーシートや企業合同説明会、Gディスカッション、面接…
息がつまる程辛い記憶が蘇る。
そんな中、光太郎に内定が…
そして瑞月にも内定が…
就活生なら誰でも欲しい「内定」
不採用メールが続くと自分の存在自体要らないモノのように思えかなりシンドイ。そんな時な友人の内定を知らされても素直に喜べないのは当然だろう。
拓人は感情を表に出さずいつも好い人を装う。
人を分析し、自分が優位に立っていると思い込んでいる。
そんな拓人に先輩がガツンと言い放つ。
更に追い討ちをかけるように理香の本音…
別人になりすまし悪口三昧のツイッター。
フォロワーの数を気にしたりして拓人の人間性に問題があるのでは?
いったいアンタは何者⁇
ラストに向かい
隆良が拓人にサラリと就活の先輩と言う。
そこで…アッ‼︎と気付く。
朝井リョウ作「何様」を読みたくなりました。
SNSを使う学生は共感!
あー、つらい、、。
今時学生の就職事情
「内定」って自分を肯定してもらえたよなものだ、と光太郎(菅田)がいう。
なかなか内定が取れずに焦る拓人(佐藤)は、傍目には一生懸命頑張っているように見える。しかし、企業側から人物を観察すれば、拓人は欲しいと思える魅力ある人材ではないのだ。
拓人は他人を、仲間内の話なんてTwitterじゃなくてlineでやれよ、なんて馬鹿にしながら自分こそどっぷりSNS依存。
理香(二階堂)の部屋を就活対策本部に!とか言って共闘を掲げながら、その実、皆が皆、自分の本音をさらすことなく、仲間の様子をうかがい、妬み、影で好きなだけ悪口を言う。
これって結構黒い話なんだけど、、キリキリした心理レースの就活を生き抜くしかない今の若者たちの実情を考えれば、こうなってしまうのは理解できるわ。
拓人にとっては、先輩(山田孝之)の存在は重要で、よく拓人のことを知っている。だから、ほんとのことを忠告してもあの時の拓人の耳には入らないことも知っているから何も言わない、そんな気持ちが伝わってくる先輩のたたずまいが物語を締めていた。
現代版『ふぞろいの林檎たち』かと思いきや、終盤近くになって心理サスペンスの様相。実は舞台劇だったオチか?と思わせながら、やはり話は現実のことだった。理香に自分の汚い裏の顔を暴露されて、このままダメ男に堕ちるのかと思いきや、開き直ったのか、おかげで自分と向き合えて、自分の言葉でしゃべれるようになった。面接での拓人の表情からは、内定の日が近いだろうと思えたことが救いだった。
開始80分の衝撃。豪華キャストの就活悲喜こもごも。
【賛否両論チェック】
賛:就職活動に挑む主人公が、次第に周りの人間達の違う一面を知るようになり、葛藤していく姿に、思わず考えさせられる。ツイッター等の現代を象徴するようなツールを駆使した演出は勿論のこと、開始80分辺りからの意外な展開や、耳に残る主題歌、そしてなにより超豪華なキャストと、見どころも満載。
否:就職活動を経験していないと、そもそもの感情移入は難しい。時間軸も分かりにくい。
先の見えない就職活動に、ツイッターを駆使しながら挑んでいく大学生達の姿を通して、様々な人間が持つ様々な多面性を浮き彫りにしていく、なんとも面白い作品です。特に開始から80分後に明らかになる真実はちょっと驚きで、
「おっ!」
となること請け合いです(笑)。
反面、終わり方はやや尻すぼまりで、消化不良感が残りそうです。時間軸も分かりにくいほか、そもそも“就職活動”というもの自体、人によっては感情移入しづらいと思います。
良くも悪くも、現代を生きる若者達の葛藤を浮き彫りにする、不思議な雰囲気の作品であることは間違いありません。クセになる主題歌と共に、是非ご覧下さい。
就活あるある
リアルで面白い
就活&SNS、今の大学生の日常を垣間見たようだ 若手実力派俳優揃い...
青春の臆病さと痛々しさ
映画館で予告を観て以来、期待してた映画。
意外と評価が分かれてるようで、どうかな?と思ったが、良作だった。
就活生同士の間に漂うヒリヒリした空気がたまらん!
主要なキャラクターのバランスもいいし、演じる若手の実力派俳優たちと、それを支える落ち着いた演出、それぞれが本音を隠しながら進む会話劇とそこから生まれる緊張感は、就活経験のないオッサンにも、その厳しさが充分に伝わってきて素晴らしい。
社会人デビューを迫られた若者たちの焦りと葛藤は、誰しも身に覚えのある話で、最終的にどのキャラに対しても、いたたまれない気持ちになるのも良かった。
自分の世代と違うのは、SNSの存在が若者を更に混乱させていること。良くも悪くも使い方次第とは言え、上手く扱える自信がない自分は、なくて良かったなと思う。
鑑賞後、、、ありのままのカッコ悪い自分を受け入れて、自分も少しは成長してきたのかな?などと、ふと考えてしまった。
今も微かにくすぶる、臆病で痛々しかった青春の感情を思い出して、息苦しくなるイイ映画だった。
ラストの衝撃
自分は何者なのか
Twitterとかやってる学生なら共感する人多いと思います。
みんな表では喜んでるけど裏では妬んでいたり、誰でも秘めている悪の部分をTwitterのツイートになぞられて感情を表現するのは現代的でとってもわかる気がしました。
必死に頑張ってきた人より案外チャランポランしてた人の方が結果を出したなんて事あったら誰でも妬んじゃうよね?
原作を全く読んでいなかったので予想以上に二階堂ふみの理香役が濃くて良かったです。
理香は優先順位が違うんですよね。就職がゴールなのに就活してる今の私が1番!というか…学生時代頑張った分他の人に負けるのが嫌でSNS上でも良い面ばっかりを見せていてとりあえずTwitterやめた方がいいと思う。笑
個人的に岡田将生演じる隆良があの2人のダークな空気感の後に今まで散々就活のメリットなんてなに?みたいな事言ってたのにちゃんと就活することに決めたよ(ニコッ)って空気読めない感じで入ってきたシーン好きです。笑
若い世代は楽しめる作品
豪華な若手俳優の競演だけど。
シビア
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