「予告編がMAX」何者 まえじーさんの映画レビュー(感想・評価)
予告編がMAX
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予告編を観ていて「予告編がMAXだろうから観なくていいかな」と思っていたけど、時間もあったので鑑賞。
中田ヤスタカのあのリズムと米津玄師の声に音に合わせる予告編。
ドラゴンタトゥーの女の予告編を思い出す。
映画を観て思ったのは、「嗚呼、就活の時、こういう人いたいた。」でした。
就活の闇を描いているように見えるけど、そもそも闇を抱えている現代に多い若者を就活という人生のイベントでより分かりやすく描かれているという印象。
SNSが出てこなければ、現代の若者以外も当てはまる項目は多かったと思う。
小説では出来ない映画ならではの演出を、映画内のテーマで表現している点は映画として見応えがあった。
とにかく学生時代にTwitterなくてよかったと心から思っています。
※以下ネタバレ
小説では出来ない映画ならではの演出というのは、舞台をやっている主人公になぞらえて、事の顛末を舞台で表現。
もっと舞台の時間を増やして演出があっても良かった気がする。短かった。
若しくは『ファブリックの女王』みたいに舞台メインの演出も有かなぁとも思った。(とっても個人的に)
舞台演出のシーンに入る所はある意味ホラーだけど、結構あれはみんなにあるとも思った。
友達が決まった就職先を調べたりとかは周りの人もしていたし(ブラック企業かとか悪い噂中心に調べることはしなかったけど)、もうちょっと怖いところをばれたら良かったなと思った。
っていうか、お前、就活2年目かよ!
と思ったものの、就職難の時代の学生いや若者たちには珍しくないものでもあると思うと、そういう風に思う事自体がなんか違うなとも考えさせられた。
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