「平成生まれの原作者に興味」何者 akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
平成生まれの原作者に興味
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「バクマン」「もしも世界から猫が消えたなら」「君の名は。」の東宝プロデューサーにして作家の川村元気が朝井リョウの原作を映画化。佐藤健君が本作ではかなり嫌な奴の役を演じている。有村架純が本当のところ何を考えているかわからなかったが、良かった。
最近の東京のお洒落な大学生の就職活動がテーマになっている。ツイッターやLINEなどがメインの小道具として使われている。一分間で自己紹介とか、いかに人事的な流れ作業に上手く乗ることができるかが大事みたいになっているようだ。
なので、私は、観ていてけして面白い作品ではなかった。演出は悪くない。中身がなさすぎる。
ツイッター裏アカウントでの黒呟きや有名企業のネガティヴ情報集めなど一見たいしたことはないことがクライマックスにある。
東宝のリアルな新卒採用過程を見てみたかった。攻守両方を追ってほしい。ずっと昔に見た米映画「コーラスライン」はよかった。ミュージカル仕立てで様々な若者の悩みを描いていた。人生が、就活や、会社だけじゃないことを描くのが映画の責任だと私は思う。
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