「答えはいつも一つではないと」何者 shioさんの映画レビュー(感想・評価)
答えはいつも一つではないと
認められたくて、認められて何者かになりたくて、でも誰かに認められるというのは大変なことで、かっこ悪くがんばる自分を気付かれたくなかったり、何かに逃げたり、言葉や経歴で武装したり
若いうちは(若くなくても)何かになれるはず、と、何かになろう、と、試行錯誤する時期があると思うけど、就活は多くの人にとってその一つの答えが社会から帰ってくる初めての場なのかもしれません。
私は主人公の斜めなものの見方に共感しつつ、笑
そしてその心の深層を悟られたときのことを突きつけられ、ぞっとしつつ、
その一つの答えが、答えの全てではないという希望ももてる、爽やかな作品だと思います。
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