「最近の恋物語とは一線を画すが、誰目線で見るべきなのか」青空エール ちゃーるすとんさんの映画レビュー(感想・評価)
最近の恋物語とは一線を画すが、誰目線で見るべきなのか
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最近の恋物語はラブラブいちゃいちゃしたくだらないシーンが多くて見に行くことはなかったが、誘われて見たこの映画はとてもよかった。
いちゃいちゃシーンはほとんどない。
土屋太鳳の吹奏楽部と彼氏の野球部とで、違うゴールを一生懸命目指す青春物語と言っていい。
また、最近のジャニーズだかエグザイルだかわけのわからないキャストも無いし、それぞれちゃんと役者のみちを歩んでいる人たちだから(松井愛莉以外)か、演技も良かった。
ストーリーは完璧すぎて?、終盤はだいぶ読めたから涙まではしなかったが、十分感動する仕上がりになっていた。
気になったのは、顧問役の上野樹里の去就をなぜあそこで言う必要があったか?あそこで言うなら全生徒にも言って奮い立たせるのかと思ってしまった…
あと、リハビリを元気付けるために吹奏楽部が外で演奏し、かつその後の足の経過と急に練習に戻った部分。
野球部だった私からしても、ほとんど ? となる野球のシーンはなかったが、最後のホームランは録り直すべきだったと思う笑
最後に、エンディング。
この映画は甲子園を決めたところで終わる。
甲子園のシーンは無い。これは理解できたが、
吹奏楽部の全国?は決まったのか?
ゴールド取っただけで、全国への切符を掴むシーンは無かったし、最後の演奏も無いし。
俺も応援してもらったから、今度は吹奏楽部を応援する的なシーンがあると思ったのに笑
吹奏楽部の目線で見たら、最後の演奏は聞きたかっただろうし、普門館に行けるのかも気になったのでは無いだろうか。
原作を読んでいないので、ここら辺は不透明。
ただ、全体的にうまくまとまっていたと思ったので星4つ。
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