「バランスが取れた良質な青春モノでした。」青空エール せっちゃそさんの映画レビュー(感想・評価)
バランスが取れた良質な青春モノでした。
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原作未読。なのでコテコテの恋愛青春映画なのかな、と勝手に思ってたら、想像以上に部活の要素がリアルに描かれていて驚きました。
特に怪我については、昔部活やってたひとなら「あぁ…」と辛い思い出が蘇ってくるくらい的確に表現されています。
内容は、王道と言えば王道な内容だと思いますが、
スタンドで大介を応援する場面や、トロフィーの前でふたりが並ぶ場面などなど、前半と後半で描写は同じなのに意味合いが全然異なっている対比のさせ方は、目の肥えた映画好きにも納得させるものがあると思います。
また、仲間のキャラが立っててかつみんないい人だったのもよかったです。特に大介の親友かつエースの城戸には目の奥を熱くさせられました。
全体を通じて、恋愛・部活・仲間のバランスが取れていてよくまとまっている作品です。
特に、高校時代に似たような経験をしてがんばっていた人たちに観てほしいな、と思います。なにか心にしまってあったものが蘇ってくるかもしれません。
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(´- `).oO(城戸とひまりは結局どうなったのかな、くっついててほしいな。原作ではその点には触れられてるのでしょうか)
(´- `).oO(杉村先生は、勝手につばさが演奏したあとで「野球部に好きな子がいるの?」とずばり当ててたけど、本人もそのような経験があったのかもしれませんね。だから謹慎でとどめたのか、なんてことを思ったり。)
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