青空エールのレビュー・感想・評価
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いろんな意味で竹内涼真くんが眩しい
無性に少女漫画原作の実写化を見たい衝動に駆られ片っ端から見た映画のひとつです。
ヒロインを演じた土屋太鳳ちゃんはこういう系の映画にやたらめったら出ているイメージがありましたがその理由がわかった気がします。
勿論事務所云々等の大人の事情もあるんでしょうけど、単に少女漫画のヒロインのイメージに1番近い女優さんだったんでしょうね。
本来の意味の大根役者だったというか。
驚いたのはこういう系の映画に竹内涼真くんが出てたこと。
うわーこういう高校球児いそうだなー……となにかにつけペカッと笑う竹内くんを見てました。
ただ、当時の彼の年齢のせいもあってか上手に照れを隠しきれず、今の竹内くんからは想像できないレベルで良くいえば初々しい、しかしその実棒読み感が凄い(笑💧)。
あとびっくりしたのが松本穂香ちゃんが出てたこと。
顔立ちや今の地位もあって今はなかなかやらなくなったであろうキャラを演じてます。
まぁこれはヒロインも悪いのですが、ヒロインのお花畑な頭の中にイラッとし楯突いてます(笑💧)。
……しかし。
私は原作を読んでないので好き勝手に意見してしまいますが。
どこまで原作に忠実なのかわかりませんが、ヒロインの思考回路が理解不能です。
多分これはリアルで高校生のとき吹奏楽部に所属していた人なら理解していただけると思うのですが。
まぁ漫画だしなと割り切るべきなんでしょうしそのフォローをするために穂香ちゃんが演じたキャラのようなヒロインに対して手厳しい子もいるんだろうなと思いつつも、吹奏楽部経験者はかなーり違和感感じながら見なきゃいけないのかなーと思います。
【”一心不乱に夢を追う高校生達の姿が眩しい。”敗者の美学から勝者の美学へとつなぐストーリー展開も良き青春映画の名手、三木孝浩監督作品。今作後、邦画を牽引する若手俳優多数出演作でもある。】
■吹奏楽の名門・白翔高校に通うトランペット初心者の小野つばさ(土屋太鳳)。
レベルの高い練習についていけず何度も挫折しそうになる彼女は、クラスメートで野球部員のいつも笑顔の山田大介(竹内涼真)に勇気づけられていた。
夢に向かって互いに応援しあう2人は、ある“約束”を交わす。
それは、山田が甲子園に出場した時に、スタンドから小野つばさが吹奏楽で応援する事であった。
◆感想<Caution!内容に思いっきり触れています。>
・今作は、王道中の王道の青春映画である。主人公男子がエキセントリックな性格でもなく、(最近多い気がする。否定しているわけではない。)主人公女子も健気である。
・そんな二人を若き土屋太鳳さんと竹内涼真さんが、実に爽やか且つ数々の試練に会いつつも、努力して乗り越えて行く姿が、観ていて気持ち良い。
・小野つばさは、吹奏楽初心者であるために、最初はトランペットを吹いても音が出ない。肺活量が少ない事と、バディングが上手くないからである。
ー 吹奏楽部を厳しく指導する杉村容子を演じた上野樹里さんの硬軟使い分けた演技が光る。
つばさに風船を渡して、”それを膨らますことが出来たら、もう一度来なさい。”と言う姿。そして、つばさは腹筋を鍛え、風呂の中ではマウスピースでバディングの練習を只管に行う。-
・山田大介も、怪我をした先輩キャッチャー(山田裕貴)の代わりに、決勝戦に出場するが、肩を打撲し致命的な暴投をし、ゲームセット・・。
■今作では、1年だった小野つばさと山田大介の所謂敗者の美学がしっかりと描かれている事が後半の感動を大きくしている。
又、腱鞘炎で大会に出れなくなった先輩(志田未来)の無念さや3年になった小野つばさへの後輩(ナント!若き松本穂香)達の突き上げなどもキチンと描かれており、作品に厚みを持たせているのである。
・3年になりキャプテンになった山田大介は、足首を怪我をし、小野つばさもメンバーに選ばれるかどうか微妙であるところを差し込んでいるのも、ハラハラして良い。
・そういった、苦難、試練を克服した二人が魅せる、山田大介の途中出場ながら逆転ホームランをかっ飛ばすシーンや、彼をスタンドから吹奏楽で応援する小野つばさの姿。彼女にソロを任せるのは且つて一年の時に一人だけメンバーに選ばれ小野に対してキツイ言葉を投げていた、今や主将の水島(葉山奨之)である。
ー 水島が小野の姿を見て言った言葉。”何で、あんなに頑張れるのだろう。”ー
・そして、吹奏楽部も見事に金を受賞する。小野つばさも今や堂々たるメンバーである。
■小野つばさと、山田大介が高校のトロフィーが多数飾ってあるところで交わした会話。そして、山田が言った言葉。彼は3年間、彼女の事を想い、彼女の告白を”今は野球に集中したい。”と断った理由が明らかになるシーンである。
<今作は、正に王道中の王道の外連味なき青春恋愛映画である。
鑑賞後の気分は勿論爽快である。流石、青春映画の名手、三木孝浩監督である。>
青春エール🍺
2016年の映画なのですね。
もっと最近の印象。
ですが、この時点でも、メインキャストが高校生には見えない。イメージとキャスティングはまあまあハマってるだけに残念。
お話はベッタベタです。安心してみられます。
原作者さんのマンガは総じて好きなのですが、個々のエピソード面白くても2時間の映画に詰めると、メインストリーしか残らなくなってしまうのは残念。
では連ドラなら良かったのかと言われるとそれも、微妙。
素晴らしい原作を改編した駄作
原作の漫画「青空エール」は私の生涯で最も大好きな作品。
辛いときはこの漫画を読んで、主人公つばさの生き方に励まされてきた。
映画化の際にはもちろん映画館で観た。
その時もひどいなと思ったけど、今回、アマプラで見直して、ムカムカした。酷すぎて。
この映画作った人、やる気あるのか?原作読んだのか?
あまりのつまらなさに悲しくなった。
どうしてここまで退屈にできるんだろう?
原作の良さを活かしてないどころか、殺してる上に、原作のことを忘れても、盛り上がりもないし、訴えるものもない、非常につまらない映画だった。
1番酷いのは、吹奏楽部の映画なのに、演奏シーンがほぼないこと。あっても数秒とか。
漫画と違って、映画だからこそ表現できる演奏シーンにはこだわって欲しかった。
土屋太鳳も竹内涼真の演技もひどい。
しかし2人は華があるのでまだ良い。あと上野樹里、この3人以外、無名役者ばかり。どんだけ低予算なのか。
本来、主役クラスの、水島亜希役の名前も知らない俳優が、最も酷い。
昨今の漫画原作の映画もドラマも、漫画に外見寄せてくるもので、少なくとも土屋太鳳と竹内涼真は髪型とかは合ってた。
が、水島役の人は全く違う髪型で外見も似ても似つかない。誰やこれ。水島役をやる気あんのか。
原作中の泣けるポイントをほぼ削って、代わりにどうでも良いエピソードをダラダラと。脚本家なのか監督なのか、何考えてるのか。
まじめに原作読んだのか?適当にツキハギしたとしか思えない。
青春そのもの
主人公の努力や挫折、成長が描かれています。
一生懸命な姿に心がギュッとなります。
ご都合主義な所もあるけど、スカッとする
炭酸飲料のように甘くて爽やかな映画なので
部活動、体育会系、文化系の経験ある人は
共感できる映画ですよ。
青春♪
登場人物みんな良い人だらけ。とても観ていて清々しい!山田くん、女性なら皆優しさに惚れるね。泣けるし凄く気持ち良くなる映画でした〜^_^ 上野樹里さん好きな女優さんだけど、この映画で叱っているシーンの声はうまく言い表せないけど軽い感じがしてがっかりでした。腹から声が出ていない?のかな
爽やか、青春、友情、スポコン、濁りなし。
土屋太鳳と竹内涼真がそれぞれ高校生になって出会い、一つの約束をする。そして、それに向かい、それぞれが吹奏楽、野球に3年間、半端ない努力をし打ち込んだ日々を描いています。
竹内涼真が硬派で土屋太鳳と野球に打ち込むために付き合わないんですね、そういうもんですか?まあお話だからか。
土屋太鳳は、名門吹奏楽部に、推薦で入ってくる学生がほとんどの中で、素人として入部するという設定。最初に後に部長になるトランペットが突出してうまい男の子に、部活やめてくれないか?と言われてしまう。こりゃキツイわな。
まあ、いろんな困難がありながらも、彼女は涙ぐましい努力で最後の最後にはコンクールのメンバーにまで選ばれる奇跡。
一方の竹内涼真は、最終学年に怪我をして夏の大会には100%間に合わないと医師に告げられる。土屋太鳳が部活のみんなを説得して演奏でリハビリをする竹内涼真を励ましたいと言い出す。土屋太鳳の気もちに動かされた部長や先生も同調する。
一人の心を励まし、動かすことの出来ない演奏で、たくさんの人の心をうつ演奏などできるものかと。吹奏楽部全員で病院に向かい、一心不乱、心を合わせた演奏を見せる。感動的な瞬間だった。
まあストレートにまっすぐと、正しく、突き進む青春スポコン爽やかストーリーですね。
でもなんかできすぎていて物足りなさを感じてしまうのは私だけでしょうか。
土屋太鳳、めっちゃ可愛いかったな。
彼女と付き合わないとかあり得んけどね。
最後は土屋太鳳との約束を果たし、また甲子園出場も決め、告白。キス。
グリーンのキセキでエンディング。
ベタやなあ。
ショートの土屋太鳳さん新鮮です。
三木孝浩監督だということとアルプススタンドの予習(にはなりませんが)ということで鑑賞。
展開などはよくある漫画の感じだと思いましたが、ただのキラキラ青春系になっていなかったのが良かったです。
一見弱そうに見えるつばさだけれど、実際はすごい強い女の子でした。
吹奏楽の強豪部でやりたいという思いだけで入っていったり、スタンドで一人でトランペットを吹き始めたり、なんといっても辞めなかったのがすごい。
僕はすぐ辞めてしまう気がします笑
野球も吹奏楽も強豪だからこその部内の緊迫した雰囲気。
結局、吹奏楽のコンクールもなかなか金賞を獲れず(最後には獲りましたが)、野球の試合も何年も負け、怪我にも苦しむ。
それでも諦めずに立ち向かい、最後にはハッピーエンドという展開はベタだけれど、とても感動しました。
本作キャストも豪華で、もちろん演技も素晴らしいし、高校生役の年齢層が広い。
その中でも、志田未来さんはずば抜けて素晴らしかった。
普段は優しいけれど、あの豹変ぶりに泣きの演技、それでいて自然な高校生役。
堀井新太さん演じる城戸や松井愛莉さん(前から思っていたんですが、松井さんと小島さん顔似てません?)演じる陽万里などサポート役も良かった。
松本穂香さんもちゃっかり出ていました。
個人的な話にはなりますが、撮影していた当時、ウチの近所で撮影があったらしく、エキストラの募集のチラシが家のポストに入っていたことがあります。
確かにあの野球場はウチの目の前の公園のもののようです。
エンディングでは馴染みある高校や大学、野球関連の名前を見ることもできました。
エキストラ言っておけば良かったな。
真っ直ぐに生きてる感
主人公の身勝手が一途に描かれていてとっても嫌な気分になりました。
主演の2人さえ良ければ後は何でもいいんだみたいな不条理さは、都合の良いストーリー展開と周りの優しさに掻き消されて青空のような爽やかさに昇華しちゃいましたとさ。
人間社会の酸いも甘いも経験した大人には、この映画の世界観についていけないと思いつつも思わず涙するシーンもチラホラありました。
こんな学生生活…ねーってば。
一心不乱
原作を映画化する時に時間のため短くすると、やっぱり細々したところはなくなってしまうけど、1つの目標を目指し一生懸命頑張っているところはしっかり映画にも出ていた。一生懸命打ち込む青春時代尊いですね。
エール、もらいました!
DVDで鑑賞。
原作は未読です。
土屋太鳳と竹内涼馬、フレッシュなふたりの青春ストーリーが心にどストライクでした。吹奏楽部の女子と野球部男子の組み合わせなんてアオハルが始まる感じしかしないよ!
単に主人公ふたりの恋愛模様を描くだけではなく、部活での葛藤や悩みも描いているところに好感が持てました。
ちょうど仕事のことで悩んでいたと云うこともあってか、恥ずかしながら励まされた自分がおりました。ありがとう。
仲間との友情と絆に涙腺が弛み出し、ふたりの純粋な恋の行方が迎えた結末でついに決壊、号泣。ほんまええ話や…
主題歌が「キセキ」と云うのもニクい(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2022/07/10:Amazon Prime Video
※修正(2024/01/08)
青春映画だが…
原作を読んでいたので、ストーリーは把握していた。
主人公の土屋太鳳と竹内涼真の絡みが良かったが、胸キュンではないので、感動も少ない。
お互いに部活頑張って、約束を果たすという在り来たりなストーリー展開。
合間のハプニングも重みもなく終了してしまう。
あまりオススメは出来ない。
青春映画の中ではダントツに良い! 自分もこんな青春時代を過ごしたか...
青春映画の中ではダントツに良い!
自分もこんな青春時代を過ごしたかった。
つばさたちがうらやましい。
そう率直に思えた。
絵馬のところ、、、たまらーん!
やっぱ甲子園はテッパンやなぁ。
竹内涼真は演技が上手いとは思ってたけど、あまり好きではないので、今まで避けてきた。
でも、観てほんと良かった。
星5つはつけ過ぎやとは思うけど、なかなか青春モノでこんなステキな作品には出会えないと思うので、5つにしてみた。
もー!目から塩水が
悔しいです!5回も目から塩水垂れました。
恋愛モノは見ないし、青春モノも滅多に見ませんが、たまたまサッパリしたくて"青空"という言葉に引っ張られて、つい。
で、やっぱいいなぁ若いって。自分はあの頃遊んでばっかりで、部活も本気じゃなかったし。今戻れるならもう一回本気でやるんだけだなぁ。なんてね。。
予定調和でわかりやすくて予想通りでハッピーエンドで、それがとても良かった。青春モノもいいもんだね。
高校野球好きには新発見
高校野球の物語と言うより、
それを応援するブラスバンドが主体。
原作未読で鑑賞。
坊主頭の竹内涼真さん、誰か分からんかった😅
一生懸命の土屋太鳳さん。いいです。
恋愛映画として、ほんわか観るつもりが
病院で励ますシーンに不覚にも号泣させられる😭😭
三木孝浩監督には参ります。
漫画の映像化って……、
本当に難しいんだな、と思った。
大抵、話を大幅にはしょらざるを得ないから、原作を知らない人が観たら「何だか薄っぺらくてつまらないものを観たな」と思うことが多いのではないか。「四月は君の嘘」然り……。原作を知る者が観ても、「これでは原作を読んでみようという気にもなるまい」と思わされる。
例外的に成功したといえるのが「のだめカンタービレ」ではないか。あれは上野樹里がはまり役すぎたせい、なのだろうか……?その上野樹里が本作ではシリアスな顧問の先生を演じていて、「これは本当にのだめか……?」と驚かされた。
竹内涼真はわりとイメージに合っていたが、土屋太鳳はちょっと無理があったかな。
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