君の名は。のレビュー・感想・評価
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新海誠作品の中では傑作。映画としては凡作。
新海誠作品の中では、最も出来のいい作品であると思う。ただ、若い人向けで、いわゆるセカイ系ど真ん中のお話なので、スケールが大きいようでいて、男女二人だけの話なのでかなり小さい。他の人間との絡みも少ない。それでも過去作よりは、まともな作品により近くなっていて、見やすい。若い人(映画あまり見ない人)には流行りそうな作品。
恋心を抱くまでの過程はかなりはしょられていて、映画に出てくる主人公ヒロインはくっつくのが必然、といった共通認識の一点突破してるだけ。リアルな高校生は、逆にこれがリアルなのかもしれないけど。
展開は終始、二人は通じ合ってる、というご都合主義を使いすぎていて、展開や行動がさすがに無理やりすぎる。山に登りまくってますが、距離感が意味不明です。
ラストに至っては、間延びすぎ。君の名は、をハモった上でタイトルが出んだろ、と思ったけど、まさにその通り。そこまでの過程がダラダラとやりすぎ。微妙にすれ違ってるシーンは必要か?無駄。
RADWINPSも多用しすぎでくどい。曲は良いけど、何度も使うのはなぁ。前前前世はいい!
声優はかなり良かった。二人のいきがあってると思えた。男と女の時の使い分けが凄い。
ラストの時空間すれ違いの演出は、アニメ史に残してもいいと思います。
背景が綺麗、内容もイイ‼
TVCM観たときから時間のズレを予想したけど映画観始めたら、そんなに時間のズレがなさそうに見えたが、実は‥やっぱり‼と面白いズレだった。
アニメだけど内容もしっかりあって、もの悲しさが、ずーっと続くんだけど最後はハッピーエンドで、ホッとした。
SFファンタジーだね。
普段はアニメ映画は声優さんに声優して欲しいと思う事が多い中、今回は俳優の声優でも、こちらは気にならなくて、とても良かった。
甘酸ポルノ
あんまりにも評価が高いので観てきました。
という意味では、斜に構えて観ていると思って頂いて結構。
思いがけず大きな風呂敷を広げて、それなりに綺麗に畳んで収めてくれたには純粋に驚いた。
ちょっと大きめのハンカチくらいのスケールの話だと思っていたので、尚更です。
この手のSFは「こうすれば簡単に解決するじゃない?」というあと出しジャンケンが出来るのだけれど、鑑賞中には思いつかなかった。
「電話とかメールすればイイんじゃん!!」と思っていたのは途中で覆されたし、
「新聞とかTVで日付を見ないのはおかしいっ!!」というのも、事態の解決には至らない。
という意味で、本当によく出来た本だと思う。
ただ、
しょせん美男美女の恋愛
【劇中台詞で三葉は直接「美人だ」と噂されているし、瀧に関しても、三葉が「イケメンに生まれ変わりたい」と言ったあとに瀧にカットバックされる事がそれを裏付ける】
という非日常(ファンタジー)である点で、共感できない部分があり、リアリティに欠ける。
「青春を美しい物」と描く事は、「障害者は聖人」と扱う事と最近話題になったアレとダブって感じてしまい、大手を振って絶賛できない。
とはいえ、
ここぞのタイミングでちゃんとパンチラ・ブラチラしてたので、星1つ加算!!
とはいえ、
「俺が高校生の時なら胸を揉むくらいじゃすまさねーぞ!!」という超現実でマイナス星半分!!!!
で評価しました。
あと、エンドロールまで瀧が苗字だと思ってた。
素直に感動しました
良いとこ取り映画という印象。
新海監督の作品は恥ずかしながら初めて鑑賞いたしましたが、映像が綺麗で、演出を工夫されていて、ストーリーにより奥行きを持たせるようドラマティックな見せ方をされるんですね。
ただ、前半は展開が非常に早く、いつの間にふたりとも好きになってたん!?というかんじ。恐らく、後半の展開が激しいので、そちらに厚みを持たせるために割愛したんでしょうけど、かえってうまく感情移入できなくなってしまいました。
後半で瀧くんが三葉の名前を忘れてしまうシーンはちょっと泣いてしまいましたが、正直、なんで泣いてるのか自分でもよくわからず。とりあえず、時空がねじれたり、大切な人との記憶がなくなったりするのは、だいたい悲しいし、だいたい感動するよね。なんとなくシチュエーションに感動するような場面は多かったです。
あと、3年前に高校生の三葉が会いに来ていたってことは、三葉のほうが歳上なのか?とか、ところどころ、ちゃんと納得できずに進んでいってしまいました。
という理由から、星は3つにさせて頂きますが、素直に観て、美しくて甘酸っぱい映画だと思います。
芸術としての含みがあるわけではなく、カリカチュアでもないので、頭を使わずに、心で楽しめる映画です。
相変わらず美しい。
ラストが残念。
やっぱりこれまでのように、切なさで胸を引き裂かれに行ったのに…
大円団ハッピーエンドなんですね。
びっくりしました。
でも、最先端のツールがそろってても、まるで手紙しかなかった頃のように、リアルタイムじゃない切ないすれ違いが。マジックです。
ね、でもやっぱ大円団だから、こんなにヒットしたの?
新海監督のはやっぱ胸を引き裂かれたいなー。
すごくいいんだけど。
物語はとってもいいんですけど、時系列がずれる的なものは、どうすることもできてしまうのでちょっと、残念。
しかし、それを加味してもだいぶいい映画です!
お勧めします
期待どおり
新海誠の映画は初めて見ました。評判どおり綺麗な映像で、ストーリーも真相が分かってからは、ハラハラドキドキでした。新海誠は私と同世代だからでしょうか。主人公は自分の子供と変わらない年頃ですが、喪失感と言いますか、主人公の男の子の気持ちにはとても共感出来ました。若い頃に好きだった人にもう一度会いたくなるような映画でした。ただ、ラストは観る人に委ねるような曖昧な終わり方が、良かったな。二人が偶然東京の何処かで出逢って、お互い「以前何処かで逢いましたか・・・」と
お前は誰だ!
男女が入れ替わるという話は定番で個人的にこういった要素のある作品が好きなのもありますがとても楽しめました。
ただ気になる点がいくつかあります、1つ目は挿入歌です。挿入歌は作品に合った曲で良いと思うのですがいくらなんでも多すぎると感じました、入れ替わってる事に気付いた時に流れた「前前前世」は満足のいく使い方でした。ですが他の曲は(特にキャラクターが静かに喋ってる時)に大きい音で曲を流すと話してる内容が聞き取りづらくなるので流すなら歌無しのメロディーだけの方が聞き取りやすくなるのではと感じました。
2つ目は三葉が父親を説得しようとした所までは面白かったですがそこから最後までの展開がちょっと尻すぼみかなという印象を受けました。
ここまで長々と申し訳ありません、この2つの理由から4.0という評価をさせていただきました。
期待以上!
話題にはなっていたが、アニメだしなぁ…と思って見た。
しかし、絵は実写並で驚かされた。
互いに知ってるのに、会えない…という何処か刹那的なストーリーも感情移入を誘い、よくできていた。
全編没頭して、見ていたからかあっという間だった。
しかし、それ以上に映画に多大なる影響を及ぼしていたのは、RADWIMPSの音楽。要所要所の重要なシーンで流れてきて、アクセントが加わっていた。これで大味なところも繊細になっているように感じた。
”映画”として傑作と呼べる作品だったように思う。
綺麗な映像と浸れない酷い説得力の無さ
最初に人が動いたシーンだけで、物凄い動きだと分かる迫力が有って、一気に引き込まれました
始めはシーン毎に美しい画面に素直に感動、音楽も趣味には合わないけど作品の空気感を良く現してたと思います。
ただ、男女の入れ替わりやタイムリープ物の要点、大事な部分を
おざなりにして美味しいトコだけ見せるような場面が続いて途中から、状況を限定して見せるコントの様な喜劇を見ている気持ちになってしまいました。
男女が入れ替わる作品の肝はお互い周囲にバレないように振舞う秘密の共有(伴って起こる親密な関係への変化)に有ると思いますが、そこは早送りで流す様に説明してしまいます。
お互いに好感を持ち合える出来事が徐々に起きて、恋の気持ちに気付く、のが大事なんですが、ここを重視せず、結果に重点を置いてしまっている。
タイムリープ物は、過去で何をして未来をどうしたいのか、が大事なんですが観客の虚を突くトリック演出の為に時間のズレがある事を説明しない、また登場人物は気付かない、ので、肝心な過去で何かをして現在が変化する様子は途中まで一切無く、話に落ちを付ける為に都合の良いタイミングで時間のズレに気付き、過去に干渉していきます。
記憶が薄れる、メモが消える、と言った切なくなる演出も説得力は無く、このタイミングで消えたら切なくなるでしょ?ってタイミングで起きる為、個人的には笑いそうになりました。
絵も音楽もキャラクターもちゃんと、良く出来てます。
だからこそ余計に酷い部分が目立ってしまっている感じです。
上等なお肉に塩コショウせずに焼いて、高級なソースをかけたような作品でした。味に深みが無くて美味しいのは最初だけです。
勿体無いな、と、思いました。
歌がいい
封切りから少し経ちますが未だに人気で満員御礼ですね。
登場人物がそうだからか高校生が多かった様に思います。
隣にいたJK達が物語の展開に「ついてけないんだけど〜」とか「わかんな〜い」とつぶやきまくってたのが印象的でした。
そんなに複雑ではなかったと思うのですが時系列が整理しにくい人もいるのかなと思いました。
私は時間の絡んだ話は好きなので楽しめましたね。
胸揉むの悪いよなとか、言いながら次のコマでは揉んでたり、妹とのやり取りが面白過ぎる。
実際入れ替わったら、そうなりますよね(笑)
祠にあった数年経つ酒を呑んだ時は正直、ちょっとひきました。
普通のお酒ならまだいいですけど噛んでますからね。
雑菌が増殖しないのかなと真面目に考えてしまい雑念が入ってしまいました。
瀧が真実を知ったり、三葉が東京に出てきたシーンは切なかったですね。
泣けるみたいなレビューを幾つか拝見してたので自分も泣けるかなと思ったんですが私は感動というのよりは二人とも頑張ったね!と応援したくなる感じでした。
うーん、先日観た「あなた、その川を渡らないで」の余韻がまだ残ってるからか感動の敷居が上がっている様です。
私は泣きはしませんでしたが映像も綺麗で歌も素敵な作品でした。
単純に良かった
新海監督の作品は「秒速5センチメートル」と「言の葉の庭」を観ましたが、映像、雰囲気は○でも話はもやっとするというか、まぁ人を選ぶ結末が多いなと。
そういう結末が嫌いなわけじゃありませんが、この絵、雰囲気で見終わったあとに明るい気持ちで「もう1度みたい!」と思えるような作品が観たいなと思ってました。
今回は前評判がよすぎて、逆に不安だったのですが初めて純粋に「もう一度観たい」と思いました。
ストーリーが起承転結できちんと完結している。盛り上がりもある。伏線をストーリーに上手く盛り込み、それでいて涙腺を刺激するような綺麗な映像。そして、陳腐かもしれない、けれど安心したエンディング。
映画として当たり前のことではあるけど、それを上手く表現するのはかなり大変なこと。
最後のシーンは映画を見る前から予想できてしまった場面ですが、それでも実際映像で観ると、安心して、綺麗で、素直に映画の世界に浸ってました。
もう一度映画館で観たいですね。
普通。
「君の名は。」鑑賞。
〈あらすじ〉
都会で暮らす瀧と田舎で暮らす三葉が夢の中で体が入れ替わるストーリー。
◎良かった所
・瀧と三葉がちょいちょい夢の中で入れ替わる所。
・神木さんと上白石さんの声がとても上手くて素晴らしかった。オカマ口調の神木隆之介が面白かったw
・街や田舎の風景が抜群に素晴らしかった!\(^o^)/
・食べ物がリアル!
・声優が豪華!
・笑いと切なさを上手く織り混ぜた斬新なストーリー。
◎気になった所
・他のレビューでは高評価でしたけど、個人の中では、普通でした。めちゃくちゃ感動するほどでもなかった。(^^;
・話が途中、混乱する。
~まとめ~
・まあまあでした。泣くほど感動はしませんでしたけど、切ないです。
距離だけじゃなく、時間まで離れてたとは。。
新海誠
面白かったです。
光の入り方や草木の画はやっぱり、って思いますねw
男主人公の就活スケジュール帳に大成建設やZ会を見つけたときはクスッっとしちゃいましたww
歩道橋の上ですれ違ったままで終わりかな?って思ったら、最後に出会っちゃいましたねw
後は、主人公の男の子って新海誠作品って同じしゃべり方だなぁ、とか
キャラクターが皆今までの作品よりちょっと細身かなぁって感じですかね。
まぁ、なんにせよ面白かったです。
でも、自分の中では秒速の方が好きですね。
言の葉の庭 みたいに観終わってからBDの販売やって欲しかったw
これだけの映画館でやってたら無理なんだろうけどもw
レビュー書くの初めてなので、文章構成悪くてスミマセンでした。
ストーリー以外はとても良かった。が……
タイトル通り、ストーリーが2000年の『オーロラの彼方へ』とそっくりであった。
そのため、映画を見ながらどこが感動するのだろうかとずっと考えていた。
『オーロラの彼方へ』を知らない人は感動するのだろう笑
しかし、ストーリー以外はとても良かった。
RADWIMPSの歌のうまさ
景色の綺麗さ
神木隆之介の声優としての演技力
個性豊かなキャラクター
など
しかし1500円で『君の名は。』を見るくらいならTSUTAYAで出るのを待つ方がいい気がする
ただ観れば愚作。考えて観れば傑作。
各所話題になっている君の名は。を観てきた。
映画レビューサイトでは絶賛が多く、マニアと呼ばれる人々が酷評しているように見える。
そしてこう思った。
大衆受けを狙ったと言っているが、その実はそう言っている本人こそが大衆側ではないのか、と。
つまり意図的に省略された描写を理解していない人間が多いということだ。
例えば、ティアマト彗星が三度落ちてきた歴史。
例えば、父が三葉の世迷い言とも受け取れる警告を受け入れた理由。
例えば、瀧と三葉との恋愛過程。
考察サイトなどでその部分に関しては書かれていると思うので、詳しくはそちらでも観ればいいと思うが、そのどれもがしっかりと理解し、読解し、感受できていたならば分かることだったように思える。
勿論、普段映画などを観ない層は新海誠の狙いの通り、エンタメ性に惹かれ高評価を下している。
これは唾棄されるようなものではなく、むしろ普通だと思う。大衆が大衆として評価をするならば、それはコンテンツを発展することにも繋がる。
多いから「大衆」なのだ。映画を観る分母はほとんどが「大衆」なのだから。
言いたいのは、あくまでそういった解釈をせずに「雰囲気で出来ている」など、分かったような感想を書いている人間こそ、映画やアニメの文化を腐らせるということだ。
勿論しっかりと解釈した上で、音楽の演出が合わない、登場人物などが合わないという感想は、感性の問題なので寧ろ自身の感性を大切にしてほしい。
しかし、理解せずに酷評しているのは無い。
自分はこの作品を自分なりに解釈した上で傑作という評価をしているので、本当にやめて欲しいと思う。
和製ファンタジー
個人的にRADWIMPSが好きなので、RADWIMPSの歌を聞くための映画であり、映像美と音楽に圧倒されます。
お話も組紐や神事、ご神体、それぞれのキーワードが上手く結び付いていて見終わったあとスッキリしました。
今までの新海監督とは一味違う。!
今までの新海監督の背景の綺麗さだけでなくストーリーの深さがあったが、君の名はではキャラの躍動感やストーリーを分かりやすいのが今までの新海監督ではなくパワーアップした監督が観られる。
特にカップルや学生に観て欲しい。
感想は、時をかける少女を思い出す。
今年アニメでは実写の映画よりオススメ映画です。
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