君の名は。のレビュー・感想・評価
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恋愛というよりはSF青春恋愛映画
恋をした時に、顔がタイプとか優しいとかそれだけではない「何か」を「運命」と言い換えることがある。
今作は青春恋愛ものではあるが、三つ葉と瀧が入れ替わる上に、過去と未来が交わり彗星からの被害を食い止めるという壮大なSF映画としての側面も強い。
しかし入れ替わりという夢のような出来事は、やはり夢のように儚い。朝起きた時に、あんなに楽しんだ夢なのにどんな夢を見たのか分からなくなってしまうかのように、2人とも相手のことを忘れてしまう。
だが「何か」を夢のように体験していたことは2人とも覚えている。それが何なのかはサッパリ分からず日常を過ごしてきた。そんなある日、電車ですれ違った瞬間に「何か」を2人は感じ出会う。その2人が忘れてしまった「何か」の物語を私たちは見ていたのだ。
この名状し難い「何か」は私たちだって恋人に対して感じることがあるし、感じた人も居るでしょう。自分には当てはまりそうにもない不思議な恋のお話なのに、もしかしたら私たちが感じた「何か」のウラには三葉と瀧のような壮大な物語の末に恋人と出会ったのかも知れない。
そういう置き換えが出来るところが今作の良いところだと感じましたね。
声優が....
物語はよく作り込まれてるから☆2
でも声優が人気の俳優を使うとか全体が棒読みになることわかってるのかな?
最近の映画だいたいこんな感じだからいや
この俳優を捕まえただけでもすごいから☆0.5
素晴らしいの一言
テレビで、「面白い!」と言っていたので観に行きました。お客さんは、中年の女性やアニメオタク、カップルなど世代が様々だったのが印象的でした。物語は、思春期真っ只中の二人の高校生達が夢の中で入れ替わってしまうというSFチックなストーリー。他の方々が言うように、風景の描写がとっても繊細でうっとりしました。単なる青春モノかと思いきや、クライマックスに近づくにつれて、ハラハラドキドキが止まりませんでした。少しだけ3.11を思い起こさせる場面があり、胸が痛みましたが自然災害について考えるいいきっかけとなりました。ネタバレを見ないで行ったので、107分間画面に釘付けでした。小説を読んで、映画の余韻に浸ろうと思います。メガヒットの理由がよくわかりました。これは、とてつもなくスゴい作品です。
映像美とRADWIMPSがとにかくよかった。
映像は聞いていた通りすごく綺麗。RADWIMPSが好きなので、映像の美しさと曲と野田さんの歌声がすごくよかった。映像美と野田さんの歌声を堪能するためにも映画館で見た方がおすすめだと思う。
見る前は正直見る気なかった。でも周りの強い勧めで見ることに。
話の展開がちょっと重い方向に行ったので、そこは驚いた。
時かけよりは好き
景色は綺麗だし、RADの歌も良かった。時代とか時間とか行き来するのについて行くのが難しいけど、それが繋がればするする紐解くみたいな感覚で頑張れ頑張れと応援しながら観てしまった。全体的にハッピーエンドで終わるし、たきくんとみつはが現世で会える分時をかける少女よりは好きかもしれない。あのモヤモヤが腑に落ちなかった人には良い作品かも。2回目はDVD、もしくは地上波で。
文学は理屈ではない
この映画は大ヒットしたので穿った見方をするのが通だとでも言わんばかりに皮肉めいた感想を書くオッサン、オバサンがいるが(俺も年齢はオッサンだが)、この映画は理屈でどうこう言う映画ではない。プロットでヒットしたのなら「シュタインズゲート劇場版」や「まどかマギカ」も同じかそれ以上にヒットしなければいけなくなる。
この映画の本質は普段は恥ずかしくて口に出せないような思春期のピュアなときめきやまだ見ぬ運命の人への憧れであって、まさに新海監督の作家性であり真骨頂なのだ。確かに一見すると、ミュージックビデオ風のシーンや巷に溢れる軽いテレビアニメ風のシーンも多く、違いが読み取れない人も多いかもしれないし、細田監督の映画などからの影響も見受けられたが、この映画の価値の本質はそこではなく最後の10分なんだと思う。あの最後の10分が「新海文学」を世に知らしめて大ヒットに繋げたキーポイントなんだと思う。
満員電車の目の前に身体が触れる距離で立っているのに何光年も離れているのような絶望的な3年分の心の距離。そして淡い記憶の中の運命の人に見つけてもらうために毎日赤い組紐を髪に付けて日々を過ごす、どこにでもいる女性と、やっとその人を見つけて走り寄ったが拒絶を恐れ、言い出せずにすれ違った後に勇気を振り絞ってやっと話しかける青年。
こんな昭和の純文学のようなナイーブさや心の距離感の機微こそが新海監督の作家性なんだと思う。こんな瑞々しい青春のときめきを新海監督は何故忘れずにいられるのだろう。
この映画の本質はこれほどヒットするような分かりやすいキャッチーな物と言うよりは村上春樹的な繊細な心情を描いた純文学作品であり、それを十代の若者に受けるように作った物が「君の名は。」なんだと思う。いずれにせよ大ヒットを狙うならジブリ的な家族向けの童話を作るしかなかった日本のオリジナル劇場版アニメに新たな道筋を作ったのは明らかであり、作品の多様性という意味でも今作の大ヒットは非常に良い事だと思っている。
これはちょっとな
新海誠のファンです。星追う子ども以外は全部見てます。結果としてはこれだけは受け入れられませんでした。映像は文句なしに綺麗だし、神木くん達も雰囲気を壊してなかった。ただ、肝心の物語の中身やキャラクターの心理描写が薄すぎた。過去を改変してしまうほどのスーパーパワーの代償が何もないし、御都合主義すぎたと思います。これなら頑張っても女の子を救うことができず、街で女の子の生まれ変わりのような面影を持った女性に出会い、君の名は?って訪ねる方が綺麗だった気がします。ツッコミどころはあげたらキリがないです。音楽もおっさんの歌がこれでもかってくらい流れてくるのでかかるたびに現実に戻されてしまった。本来は星1のところだが唯一無二の映像と新海誠のこれからを期待して星3とさせていただきます。
あとこのブームで気に入らないのが、低評価のひと達を高評価のひとがボコボコにして、高評価以外はありえないという風潮を作り出していることです。中学生とかでこれが嫌いだったらいじめられるんでしょうか?芸能人達も持ち上げすぎ。映画の評価は十人十色だと思うし、新海誠もそんなことは望んでいないと思います。
年の差が・・・
また入れ替わりモノかぁ・・・と、期待はしていなかったけど、観てよかった!
絵も、内容も、音楽も、とてもよかった!
ラストはホロリとした。でも、3つ下の彼氏ってうまくいくのかなあ・・・
ようやく観れました!
前評判に釣られて見に行きました!
正直、そこまでは期待していませんでしたが、
例のストーリの全てが繋がった「大事故」の瞬間には
鳥肌が立ちました!
いやぁ~良いなぁ~切ないなぁ~・・・
と思うのは思うのですが、歴史を変えてしまった訳ですから、
最後はパラレルワールドでそれぞれが暮らしている~って
エンディングの方がスッキリするような・・・
ね?(笑)
新しい「運命の赤い糸」
・私とアニメ映画
今話題沸騰中の映画「君の名は。」を観にいきました。私自身、幼い頃は毎週アニメを観るくらい夢中になっていましたが、年を重ねるにつれめっきりと観る本数が少なくなりました。アニメ映画はというとテレビアニメで育った私はアニメはテレビで観るものという感じで、アニメ映画を観たのは家族で揃って行った「千と千尋の神隠し」くらいでそもそも映画自体の興味があまりありませんでした。そんな私が映画館に足を運んだのはTL上で「君の名は。」の感想が今も続いていることです。記録的ヒットとなったアニメ映画といえば宮崎駿監督のジブリ作品や庵野秀明監督の新世紀エヴァンゲリエヲンシリーズが真っ先に思い浮かびます。「君の名は。」の勢いは、過去の偉大な作品と同じか、もしかしたらそれ以上のものであると感じました。なによりここまで記録的なヒットとなったのは最近のアニメにはない「なにか」があるように感じました。今になって思えば、たぶん、私はその「なにか」を確かめたくて映画館に行ったのだと思います。
「君の名は。」を観るにあたってはCMを観て、高校生くらいの男女が入れ替わる所謂TS要素を含んだものである、なんか世界がやばいらしい、くらいの知識しかありませんでした。他の情報については一切知らない状態で映画を観ました。もちろん公式サイトにはアクセスしていません。これは検索することによってネタバレに触れてしまうのを防ぐためもありますし、新鮮な気持ちで観たいと思ったためです。「君の名は。」を観た後では正解だったと思います。
・入れ替わり
では、本編の感想と考察を述べたいと思います。東京に住む瀧と山奥にある糸守町に住む三葉はある日、突如TSもののお約束ごとである体が入れ替わります。このとき体が入れ替わった二人の反応が面白かったですね。三葉が瀧になったときは、オカマって思わず突っ込みそうになりました。逆に瀧が三葉になったは、朝起きて胸をずっと触り続ける瀧の行動に場内から常に笑いが起きていました。ただ、唐突な展開にひとつの疑問が湧き上がります。特になんのきっかけもなく。お互いの面識もない二人がなぜ入れ替わったのか。三葉は自分の生まれに不満を持ち、神社の巫女として行事が終わった後、「来世は東京のイケメンになりたい」と神社の坂道から叫びます。東京に住む瀧が、なぜ特に面識もない、遠く離れた糸守町に住む三葉と入れ替わったのか。それは三葉の願ったことだとだから、とうまくミスリードに引っかかてしまった訳です。
・彗星と災害
唐突に始まった入れ替わり生活も唐突に終わりを告げます。入れ替わり生活は主に三葉視点で描かれていました。なので三葉が死ぬことはなんて想像もしませんでした。彗星も物語を彩る演出のひとつくらいに思ってました。ですから、彗星から分裂した破片による災害で糸守町が消えたことには瀧と同じく大変衝撃を受けました。これから星を見ることが恐くなるくらい衝撃的でした。新海誠監督のインタビューによると東日本大震災をモチーフにしたそうです。察するに、私たちが予想もできない、突如、現実が崩れ去る恐さというものを表現したかったのではないでしょうか。それが災害の恐ろしさなのだと。彗星は綺麗で印象的なビジュアルで描かれていました。これはたぶん彗星の美しさという外見に僕たちが捉われていて、その内面にある恐しさというものを知らず知らずのうちに見過ごしている、いや見ないようにしている、ということを伝えたかったのではないでしょうか。瀧と三葉は入れ替わってるから姿を知ってるけどもお互いに顔を合わせたことはないし、言葉を交わしたこともない。どんなやつなんだろう。瀧と三葉はお互いを知りたいという気持ち。これは互いの内面に向けられたものだと思います。今振り返れば彼らの気持ちは私たちが彗星に抱く気持ちとの対比だったのではないでしょうか。無理やりな考察だと思いますが。ちなみに本作の彗星の名前であるティアマトは混沌を意味するそうです。
・赤い糸
三葉の神社では糸守1000年と言われる結びがあります。三葉の髪留めに使われているもので、三葉の祖母によると糸には、過去と未来をつなぐ、人の魂をつなぐ力がある、との言い伝えがあるそうです。瀧と三葉は入れ替わった理由は三葉の髪留めに使われていた糸により、瀧は過去の三葉と、三葉は未来の瀧と入れ替われたという訳ですね。このあたりの終盤の謎明かしはほんとしびれました。恋人が結ばれるのは運命の赤い糸で結ばれていたからとよく言われますよね。運命の赤い糸について各国で様々な説があるようですが本作では中国の故事を元にしていると思います。過去と未来、時間を超えて結ばれる二人。ロマンチックな要素をうまく落とし込んでいますよね。
・「君の名は」
君の名はのラストのシーンについて少し語りたいと思います。瀧と三葉は糸守町を救う。しかし、お互いのことは忘れてしまい、誰かを探し続けていること5年後、ラストでは瀧と三葉が再会し、お互いに「君の名は」と尋ね、物語を終えます。なぜここがゴールなのか、ということです。名前を忘れてしまった。けど、会いたいという気持ちは残った。時が過ぎても、あの人に会いたいという気持ちは残っていていつも誰かを探している。五年が経って、ようやく二人は出会えた。ここで二人が「君の名は」と尋ねたことにはいろんな意味があると思います。名前を忘れちゃいけない、と二人とも終盤で何度も繰り返し繰り返し叫んでいましたよね。名前は存在、記憶を示すものだと思います。この場合、名前を尋ねる行動は失われた大切なもの=記憶、存在を取り戻すということだと思います。「君の名」はお互いの名前を忘れてしまった彼らにとって長年残り続けた会いたい気持ちの答えだった訳です。そう考えれば、あのラストで「君の名は」と尋ねるシーンはこれ以上にない、この映画のゴールだったのではないでしょうか。
・「これじゃだれだかわからないじゃない」
瀧と三葉がお互いが突然、涙を流すシーンがありましたね。上映中、私もそういう状態でした。理由がわからないのに涙がでてくる。私自身、こうした経験ははじめてでしたので自分自身に驚きました。上映が終わった後では感動というより、やばいもん観たよ観たよという気持ちになりました。たぶん、この映画を超えるものは当面、というかこの先でてこないと思います。それは自信をもって言えるかな。緻密に設計されたストーリー、人間味あふれる等身大のキャラクター、都会と自然の美しい背景や星空の情景、本当にロマンチック要素の塊のような作品でどれをとっても文句のひとつもでできません。傑作というよりアニメのひとつの完成形といっても過言ではない作品だと思います。ちなみに好きなシーンは三葉が電車で瀧に話し掛けるシーンですね。あそこで恥ずかしくなり赤面する三葉がかわいくて、もう。そわそわと近づいて勇気を振り絞って尋ねたものの、誰?、ですからね。「ねぇ瀧くん、瀧くん、瀧くん覚えてる?」という台詞も伏線だったんですよね。最初にこの台詞がでたときはよくわからなかったのですけど、過去に一度出会ったことを示す台詞だったんですよね。もうひとつ好きなシーンは三葉が「これじゃだれだかわからないじゃない」と瀧の告白に涙するシーンですね。このシーンは瀧が告白するんだろうなぁと鈍感な私でも予想がつきました。臭いけれど今となっては一番好きなシーンになりました。お互い名前を忘れちゃいけないと何度も叫んでましたよね。でも、瀧は黄昏時の刹那で名前よりも自分の気持ちを優先しました。だから、名前は忘れてしまったけれども、気持ちだけは残り続けたのかな、と私は思います。気持ちは消えないというのは恋愛ではありきたりな定番だと思うのですけど、ラストとの繋がりを考えればこのシーンが文句なしに一番です。
はい。久しぶりの長文で書いてて息切れしそうでした。感想を書くに当たってインタビューや劇中ででてきた故事を調べたり参考にしまして、いやあ文章書くのって大変なんですね。ラストについて自分のなかでうまく文章にすることができず、途中でやめようかなと思ったんですが、ここまで書いたならもう後には引けないと最後あたりは意地ですね。意地があんだよ、男の子にはな!本当、つたない文章を長々と書いてお目面を汚してそうですが、これにてお開きにします。駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
三葉と瀧。
新海誠作品を見るのは初めてである。人間の記憶の不確かさについて非常に勉強になった。二回見ました。
黄昏時(カタワレドキ)がキーポイント。彗星衝突。田舎と都会(新宿四谷千駄ヶ谷)。男女入れ替わり。未来と過去の入れ替わり。巫女、口噛み酒。ほかにiPhone、祭り、組紐、高校生活、都会でのアルバイト、災害対応など。三年の時間差と五年の月日。高校三年の三葉は、東京の瀧に会いに行き、散々な目に会っていた。
2016年の秋に高校三年の瀧が、飛騨の山奥に彼女に会いに行き、彼らを救わなかったら、五年後つまり、2021年にみつはに会うことはできない。2016年の瀧が、糸守の歴史を変えたあと、瀧に会うまでのみつはは、なにをやっていたのだろうか。ややこしい映画だ。
飛騨旅行の後、瀧は普通に大学へ進学し建築を学ぶ。あこがれの奥寺先輩は結婚した。瀧は、千駄ヶ谷で三葉と再会する。
良かったのは、飛騨の三葉が思い立ってまだ中学三年の瀧に会いに東京に出かける場面だ。「夢の中」で何度も 東京に来ているにも関わらず、三葉は、瀧をなかなか見つけることができない。しかし、夕方の通勤電車の中で瀧を見つける。しかしその時点の瀧はまだ三葉のことを知らない!
時間軸の違う二人がコミニケーションすることは可能なのかという問いが発生してくる。多分ここがこの映画のキモだ。しかも、瀧にとっては、三葉は、瀧の住んでいる時間軸ではすでに死んでいるのだから。いや、だからこそ可能なのか。瀧はある方法で別の時間軸へ移動し、三葉たち住人を助ける。正確には、助ける手伝いをする。滝の住む時間軸でも歴史が変わり、三葉は生きている。司と奥寺先輩は、三葉には会っていないのだから、すべてを瀧の幻想と片付けることも出来る。瀧の執念が三葉を蘇らせ、ちょっとだけ(ちょっとではないか)現実を書き換えることに成功した。彗星が同じ場所に落ちることはほぼありえないだろうが、この映画もありえないくらい良くできている。
観客動員数が伸びたのはおそらく、二度三度見ているファンが多いからたと思う。どこかで読んだが、村上春樹の「ノルウェイの森」に似ていなくもない。あれは60年代を舞台にしたフィクションであり、こちらは2010年代のフィクションという違いはある。
現在のわたしが過去に生きていた女性を体験する。いっぽう、みつはの方は、三年後の東京のど真ん中に住むイケメン男子高校生を実体験する。
映像が素晴らしい。音楽との融合も素晴らしい。
編集もすばらしくよかったです。
田舎の三人と都会の三人の対比も面白い。糸森まで送ってくれる高山のラーメン屋さんも良かった。盛り込みすぎな感はありますが、わずか2時間弱で震災前後の日本人の大事な記憶を蘇らせ、生きる希望さえ与えてくれるこの作品は、稀有である。
余韻が半端ない
とにかく良かった。
消えていく記憶の中で消えない気持ち。
前半のテンポから後半の流れ。
まさかの時空の違い。
そりゃ携帯繋がらないよね。会えないよね。
みつはも会いに行ってた事を知った時。
この世にはもういない事を知った時。
瀧がみつはだけではなく糸森の人々まで大切になってくもよう。ポイントポイントで涙が止まらなかったです。最後のお互い誰かわからないのに引かれあい振り替えったみつはから涙が流れ出てる所は良かったです。
もう一度見てきます。次は歌や風景やおばあちゃんの言葉など見直したいと思いました。素敵な世界観をありがとうございました。
なぜこんなに評価が高いのか
10月4日時点で4.2!?みなさん好評なところすみませんが、好き勝手書かせてください。文章ぐちゃぐちゃで読みにくいですがご了承下さい。
なぜこんなに評価が高いのか、たぶん、映画を普段見ない人や若い人に人気なんでしょうね。
CM見たときからあまり期待はしていませんでした。ですが、あまりの人気具合に見てみたくなりましたが、予想通りでした。
でも、途中までは良かった、二人が黄昏時に出会うまでは。あそこでまだ会えなくて、でもお互いに目的は達成して、ラストでようやく会う!みたいな演出なら良かったのになー。黄昏時に会ってしまって、なんか設定に冷めた。都合良すぎる。
最後のシーンも、電車降りて、お互い違う駅で降りてるのに、よく会えたな!っていう笑
私だったら、紐渡したときのように、電車降りる寸前で出会わせたい。それもベタかもしれないが笑
とにかく、これドラマあるあるだよね~ってのが多かったなあ。
印象に残ってるのは、ラーメン屋のシーン。ここは出てきた瞬間笑ってしまった。
もうね、ラーメン屋表れた瞬間に、「もうこれ絶対ここで三葉の場所特定できるやん」て思いましたし、ラーメン屋の主人がそこ知ってるよー俺地元だもんみたいな流れも予想できてしまう。特にラーメン屋ってとこがまたあるある感。
絵はとってもきれい!星が落ちていくのも、オープニングも、三葉たちが踊るところ(MMDだっけ?手描きじゃないのに違和感がなかった)も。
でもなあ、同じアニメ恋愛もの映画なら時かけとか、たまこラブストーリーとかのほうがいいな。
たまこラブストーリーなんかも、単純なベタな話なんだけど、君の名は。より隠喩表現が多くて見ていて楽しいんですよね。
君の名は。は、隠喩あったけれど、わかりやすすぎた。糸なんて、おばあちゃんとかが説明してしまうから、「それいっちゃうんかー」とがっかり。説明したら意味ないんですよね。まあわかりやすくしてるんだろうけど。
ストーリーとかコンセプト自体は好きなほうなんですが、セリフもシーンも説明的すぎて、楽しめなかった。
音楽は、ラッドもすごくいい声だし音も良かったし、良かったんだけど、ラッドインフレって感じ。
あとは、バシバシ入れ替わりするので、今が何年後の誰だかとかよくわからなくなってきちゃうんですよね。私がばかなのか?笑
頭で辻褄を考えてしまって、どんどん感情移入できなくなる悪循環…
それでも、これでもかというエンターテイメント性(ノリの良さ)と声優さんの素晴らしい演技に、何回か感動し涙腺は刺激されました。
見終えたあとは、辻褄合わせたくて考察をいくつか読みました。
一応納得はしましたが、自分には合わなかったんだなーと思います。
あとお父さんが、お母さんと入れ替わったことがあるって描写がもっとあっても良かったなー。あのへんはカットした感がある。
色々ぐちぐち言いましたが、総合的には悪くはないです!
三葉死んでたときの衝撃は結構はんぱないしそのあたりは一番面白かった!
新海監督の作品はこれが初めてなので他も見てみようと思います!
新海誠の最高傑作!
新海誠の最高傑作だと思う。『ほしのこえ』で遠く引き離されたふたりが、10年越しに(俺の体感時間)再開した。やっぱり愛は奇跡を起こすんだよ、起きてもいいんだよ、そういう時代なんだよという、10年越しのアンサー。
気になってるのが、あの町に落ちた三回の隕石と、云々神社の関係性について。たぶんそこにミツゴロウ?の大火が関わって、歴史ある神社なのに祖母が"一"葉である理由があるんだろうな。たぶん云々神社の命名方法の原因になってるものがタイトルの裏テーマなんだろうなあ、と深読み。で、たしか2回目の隕石が1200年前だったから、その頃にはたぶん云々神社はあったと思うんだよね(無根拠)。つまりこれは、壮大な前史があったわけで一葉に市原悦子を起用しているのも、マンガ日本昔話ということなんでしょう。
期待値上げすぎました。
興行収入が100億超えたとか、2度以上観てるタレントさんがいたりとかで、自分の中で、期待値を上げすぎてしまったので、つまらなくはなかったですが、事前期待値を超えるほど、面白くはなかったです。
ただ、雨水に濡れたタイルの画が、ホントに綺麗で、感動しました。
あと、スマホ(iPhoneがモデル?)の画面がリアル。
Blu-rayがリリースされたら、もう一度以上観たいです。
事前に情報を入れず、「新海監督の作品なんだから、観る!」という確信を持って臨めばよかったです。
内容盛りだくさん
笑いあり、涙あり。
次から次へと展開するストーリーに引き込まれ、終わってみれば
もう一度観たくなる。そんな映画です。
キャストも、これがジ●リ製作だったら棒みたいなタレントばかり
のところですが、なかなか演技もうまく、とても良かったです。
詳しくは、参考になりそうなレビューが既に寄せられていますし
このへんで。
ところで。
最初のほうで、家出てすぐのミロナミンD?のホーロー看板が
出てくるシーン。四葉ちゃんのランドセルにくっついてる
キーホルダーが、キャラデザ田中将賀さんつながりで
『心が叫びたがってるんだ。』のタマゴ …に見えた。
ぼっちの私は、ひとりで映画館に行きましたけども、
本編で目が潤み、周りのカップルの帰る姿を見て目が潤み、
家に帰って部屋で一人また目が潤む。
あぁ。
前世からやり直ししたい。
ピュアと赤い糸
話題になっていたので、観てきました。
分析は人それぞれあると思います。
私の解釈は赤い糸で結ばれていた二人の時空を超えた愛、時空を超えて助ける謎解き、はらはら感が織り込まれており、世界観がどこまでもピュアでよくまとまっていて,涙がいつのまにか流れてました。よくありがちという評価している人もいますが、あまり、ないと思います。私は高評価です。
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