君の名は。のレビュー・感想・評価
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悪くないけど入り込めなかった。
絵はとてもきれい。
笑いもあったし、三葉の被災を知った時は涙も出た。
でも、三葉と瀧の両方の視点で進むからか、お互いが引かれ合う気持ちが理解できず、結局どちらにも感情移入できなかった。
最終的にうまく行き過ぎで、余韻に浸るような映画ではなかった。
一度観ただけではストーリーや伏線がよくわからなかった部分もあり、もう一度確認したい気もするが、地上波でいいかな。
イメージと違い、(良い意味で)細かい作品。
説明不要、興業収入上位の大ヒット映画。何故に人々はこの映画に惹かれるのか、それをこの目で確かめるために観に行った。
既にtwitterなどで「入れ替わってるぅ~!?」「前前前世」「危機に立ち向かう」「絵が綺麗」という話題は把握していた。
単純明快で最後は壮大なハッピーエンドで、観る人は涙ボロボロなんだろうなーなんて勝手なイメージを持っていた。
しかし、そのイメージは今となっては崩壊している。
これ、意外と話は難しいと思う。しかも、泣ける映画という感じでもない。男と女が主役だから恋愛映画なのかと思ったがそれも違う。終り方もスッキリするハッピーエンドとは違う。どこか歯に骨が挟まったような感じ。かといって、心は温まる。このちょっと謎の感じ。思ったより細かい作品で、また観に行きたくなった。
ちなみに、一番最後に「君の名は?」というタイトルのセリフで締めくくるのは個人的には秀逸な演出だと思う。
ただ、この作品がこれだけの人になぜ支持を集めているのかは未だにわからない。話の構成的にはこれよりもっと単純明快で万人受けするものは沢山あるはず。それが、やはり絵の綺麗さなのか。キャストなのか。男と女が入れ替わる非現実的な発想なのか。分かる人、教えてほしい(笑)
何故
この映画で泣く人がいるのか。
大ヒットしているということ以外は何の予備知識もなく観た。最初はあんなクレーターの街があるのかと思いながら観ていたが、全てが作りもんと分かってしらけ切ってしまった。プロットも何もかも作りもんとは。作画のクオリティは高いがムダに高いだけ。大河ドラマの「真田丸」といいあまりにもあざといドラマ作りが横行しているのが悲しい。観客も劣化したのか。大きなバジェットとマーケティングでこんな映画が大ヒットするとは…
新海作品のマッシュアップ
新海誠作品には、ある程度期待はしているし、世間的にも好評なので、遅ればせながら見にいってきたが、正直いって、これまでの新海作品と比べて、それほど面白いとは思えなかった。
むしろ、これまでの作品の焼き直しというか、いくつかの作品をごちゃ混ぜにして、いいとこ採りして、最後だけは過去作品と違ってハッピーエンドにしましたっていう感じで、まるでマッシュアップのようだった。
以前の作品に比べて人物が描けるようにはなってはいるが、それは新海誠よりもキャラクターデザインの貢献度によるもの。まぁ、共同作業が当然のアニメ制作で、一人で作っていた以前の状況がおかしかったわけで……。
まぁ、普通に「悪くはない作品」といったところ。
本年ベスト
前評判が高い割に中身がスカスカだった「シンゴジラ」の影響で、この映画も「どうせ映画会社の広報が頑張って宣伝してるだけだろ」と鑑賞前は斜に構えていたが、良い意味で裏切られた。
脚本がしっかりしてるし、ワンシーン毎の絵の構成が素晴らしい。ラストも秀逸。大人の鑑賞にも耐えれる。
おばあちゃん市原悦子だったんだ。やっぱり名人芸だわ。
二回見に行ってしまった・・
多少アニメ特有の前段も、最後までみてみると納得。
ただ、時間的な理解が追いつかず、一回ではわからない点が気になった。
これも、商業的なテクニックか?
映画づくりとしては、一回でわかる作品とすべき。
素晴らしい!!
作画とキャラデがしっかりいきていた。
ジブリの作品を手がけてきた安藤さんと「あの花」のキャラデなどをしている田中さんで画風が全然違うのに上手く噛み合っていた。
また新海監督特有の絵にしっかり近づけていけていた。
色使いは現実にはない色を使いながらも現実味を感じさせる新海さんの持ち味がでていて素晴らしいと感じました。
脚本としては、上手く劇場の時間に内容をきっちりまとめることができていて素晴らしいと思った。そして安定のボーイミーツガールのシナリオでした。
序盤戦に少し複雑で分かりにくいシーンがあったのでそこが少々気になりました。
そんなに話題になるほど?
絵も綺麗だし、音楽も緩急あって物語にぴったりだけど、そんなに皆さん騒ぐほどの作品かなぁ、と…。
ストーリーは「?」が浮かびっぱなしだったので感情移入できず、よくある「男女入れ替わり物語」との違いが分かりませんでした。災害が絡んだことで深い物語になっている気がしているだけなのでは…。
ただRADWIMPSの素敵な音楽は鑑賞後も耳から離れず、後味が悪い終わり方でもなかったので、見て損したとまでは思わない。程度の作品でした。
氏神信仰のboy meets girl
白山信仰のように
畏怖と尊敬が入り混じる信仰をベースにした物語かなー、と感じつつ観てたらその通りだった
アイザック アシモフの「永遠の終わり」に
氏神信仰を混ぜて、
メロディアスなロックで飾ると
ステキなboy meets girl 恋愛ミステリーの出来上がり!
満足出来る作品でよかった
Great movie
It is really exciting and rhythmic. The plot is better than his works before but still confusing. Very Japanese-y anime!
再度見ると、新しい発見
全く無駄のないソリッドな構成とテンポの良さ。
巧妙な仕掛けと表現。
際立った対比で、それぞれの主人公と環境をより魅力的にしている。
散りばめられた繋がりのある伏線。
美しい美術。
声優陣の好演。
数回見ても面白い。とても細かく精密に無駄を廃して伝えたいシーンの連続に仕上がっている。数年に一度の文句なく歴史のマイルストーンとなる傑作だ。
他幸感
ずるい!!
見た人が抱いた様々な感情を
叶えるなんて…
「他幸感」なんてめったに感じないのに
前にそれを強く感じたのは、年初のHKTのドキュメンタリーだった。指原莉乃が監督した映画で、六回以上繰り返し見た。
年二回も味わえた。
どちらも非凡な監督の作品です。
手のひらに書かれた文字を同時に見るヒロインと観客、スクリーンを挟ん...
手のひらに書かれた文字を同時に見るヒロインと観客、スクリーンを挟んで高まり続けたお互いの鼓動を一気に解放させてくれる涙演出は心憎い「雲のむこう〜」を初めて見た時天才が現れたと思ったのは間違いはなかった。
まさか私がこの映画を観るとは思わなかった。
『君の名は。』を遅まきながら観てきた。新海誠監督作品は『秒速5センチメートル』以来だが、この映画を観ながら『貴樹と明里』を思い出しながらオーバーラップしてしまう。
どうも観ていて、個人的にだと思うが論理的整合性が合わない部分があり消化不良なので、また観なくてはならない。だが、すべてSF(あるいはアニメのファンタジー)の定番であると自分に言い聞かせればよいのだと思う。とにかく、感動した。
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