君の名は。のレビュー・感想・評価
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うん、僕が中二の頃だったら
ジュブナイルを思春期に通過してきた僕の世代には、こそばゆくて、懐かしい映画。
汚れきった今となっては感動半減かも?
高校生友情プライス?なんちゃらで周りが青春ど真ん中の若人と一緒に見るハメになったけど、彼氏彼女らは素直に感動したのだろうか?
おじさん君達が眩しすぎて、そこに座ってるのがいたたまれなかったよ。
いろんな要素のバランス。
①日本人として感じてしまう「懐かしさ」がふんだんに盛り込まれていた。
まず第一に田舎の風景や古典芸能の描写。
第二に幼き頃から親しんだようなアニメの文法。
この二点において、現代に生きる私たちが憧れてやまない「懐かしき場所」が提示されていた。
②SFと日常との絡み合い。
壮大な物語を見せつつも、すれ違う切なさを最後に見せることで、単なるスペクタクルでないと主張していた。実際にこの点には私も引き込まれていたと感じる。
③小ネタ
観賞後に小ネタを探したくなるオタク的な感情を上手くくすぐっている。
他作品とつながるところも楽しませてくれるので良い。
107分と標準的な尺であったが見終わったときには密度の濃さを感じた。それでいて疲れもあまりない。
RAD WIMPSは盛り盛りだったかな。
なんだかんだ感動して良かった。とても楽しめた。
いい作品だと思うがインパクトなし
やっと見た
映画館では一度も観ず、レンタルDVDが出てから初めての鑑賞。
ストーリー的には好きだし終わり方も満足でしたが、中盤の瀧くんと三葉が入れ替わってるときの場面がさーっとで終わってしまったので、私的にはアッサリしすぎてる感がありました。
入れ替わりの内容が薄くて、どうしてお互いに恋に落ちるのか少し疑問に思いました。
私はRADWIMPSが好きなので音楽には満足でしたし、音を大きくして観て、スパークルが使われた楽曲の中では1番好きなのでそこが感動でした。
少々話題になりすぎてて、めちゃ泣けるかなとかハードルを上げすぎた部分かあったと思います。
感動しましたが、泣けた〜ってほどではない。
くすっと笑える所もあったし面白かったけど、上がりすぎたハードルには届かなかったです。
作り手から見ると奇跡的な作品
作家を生業にしている者だ。
正直、余りにセンセーショナルすぎる作品の為、今日まで観る事に億劫だった。
世間に圧倒的な評価をされた作品が、自分の感性に全く合わない箏が怖かったからだ。
しかし、その不安は杞憂で、それどころか、シナリオライターの視点で見れば、凡ゆる映画において過去最高の傑作と呼んで間違いない作品だった。
全てのシーンに納得性があり、一場面を積み重ねる計算力には自分が凡人だと痛感させられる。まさに、100という答えを1の積み重ねで導いている。論理的な矛盾はほぼなく、僅かな綻びを逆に壮大なロマンに結びつけている。
大衆には分かりやすく感動を伝え、我々作り手には圧倒的な構成力、演出、映像で清々しい敗北感を与える。
唯一、ごっそり抜けている要素はテーマ性。観るものに何を伝え、何を考えさせ、どう動かせたいかという、作品の根本。しかし、この作品はそういう要素を排除したからこその美しさと、純粋さ、普遍性を生み出しているのだろう。
この作品は、この形が完璧なのだ。だからころあらゆる人の心を打つのだろう。
感謝
この作品ナメてました素晴らしい映画で感動した!
人生の素晴らしさを感じさせてくれる
これ普通にイイ映画だと思う。
組紐
転校生と時かけがマッシュアップしたような話であるが、青春ならではの切なさや健気さはよく表現されていたと思う。日本的SFの流れを汲みながらキャラ背景も比較的うまく説明できていたと思う。311的な要素、大人の世界を代表するヒロインの父、地方と都会の対比、スクールカーストなど、しっかりとした詰め込みをする一方、エンターテイメントとしてうまく物語を推進させている。
しかし、そういった要素がその後の人生観に影響しているように思えない。伝統を継ぐヒロインは何も引き継がず、相剋した祖母のあり方と父のあり方は彼女に何ら影響しなかったようである。漠然ながらも地方で生きていくことを選択していた土建屋の息子は、時間の経過を示す為の記号と化し、さすがに説明なくそんな所にいるのは、どうかと思った。ストーリーを興味深くする為だけの道具として使って、使い捨てにするんだよな。
クライマックスと思えたタイムパラドックスによる再会以降の展開が正直、長く感じられた。又、2人の恋愛感情の発現がイマイチ不明瞭に感じられたのは、残念だった。細部においてはツッコミどころは多いが、それは野暮なので割愛。
悪くない、くらい。
なんで売れた?笑
新海の自己満作品。 観客を置いてけぼりにして、もっかい観ないと腑に...
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