君の名は。のレビュー・感想・評価
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言の葉の庭の方が好き
素敵な映画でした。
映像も大変に素晴らしく、物語中盤からの怒涛の展開はまさにエンターテイメント。
ハラハラさせられ、そして、少し泣かしてくれました。
周りは学生の方が多かった印象。
夏休みの終盤の終盤にこれ程の大作を鑑賞できたことに胸を張ってるんじゃないだろうか。
いい映画であることは疑いの余地もないのです、が、僕としては前作の言の葉の庭のほうが好きですね。
新海誠監督は短編の方が向いてるのかもしれない。
伝えたいテーマをゆっくりと時間をかけて論理的に構築していくことよりも、ギュギュッと濃縮し感覚や印象の力で表現する方が得意なんじゃないかな。
まさに詩人だと思います。
長編小説よりも、一編の詩を書き綴るほうが彼の才能を遺憾なく発揮できるんじゃないかな。
新海誠監督の短編、また観たいです。
君の名は。
極上の時間を過ごさせてくれる作品。
・やばいやばいと呟き続ける四葉
・彗星の美しさ
・なんだかんだ揉み続ける瀧君
・何故お互い電話やチャットをしないのか、その理由が分かった時の絶望感
・ご神体の美しさ
・犠牲者名簿に絶望
・口噛み酒の作る過程にちょいドキドキ
・「酒税法違反!」
・巫女姿の三葉四葉、美人過ぎ
・女子力の高い瀧君
・過去に戻れた時の希望感
・瀧君の手の赤い糸
・大人になった2人がすれ違うのにモヤモヤ
・最後に出会えて「君の名前は?」
明日仕事だけど寝れませんw
何度か見ることで監督を微力ながら応援させて頂きます。
嘘だろ!?
「入れ替わりする男女の恋愛もの」程度の予備知識で鑑賞しました。正直...
「入れ替わりする男女の恋愛もの」程度の予備知識で鑑賞しました。正直言って、私には合いませんでした。
アニメーションの利点とは、現実とはかけ離れた設定や現象を、それを観る側が受け取りやすくなる点にあると思います。「この現象は、この作品の中の設定では起こり得ることなんだ」という線引きを、より現実世界から遠ざけてくれるものだと思います。だからといってどこまでも現実離れすることなく、与えられた設定、線引きの中でいかに楽しませるかが重要になってくるのだと思います。
しかし本作は、その線引きが非常にあいまいだと感じました。本作を観る上で「入れ替わり」の要素は事前に受け止めるべき設定でしょう。作中では不意に訪れるその入れ替わりの中で試行錯誤しながら男女が互いを認識しあいます。しかし終盤ご都合的に入れ替わりが起こり、今までの試行錯誤はなんだったのか、これではなんでもありではないかと肩透かしをくらった感覚に陥りました。
上記はそのあいまいさ、ご都合主義の一例で、その他にも3年の差を認識するのが遅すぎないかという点や、なぜすぐに連絡を取り合おうとしないのかという点、ネットで地名を検索すれば済むのでは?なぜ記憶が消えるのか?書いていくと疑問が多くキリがありません。そもそも「名前」という要素が、本作にそれ程重要なファクターだとは思えませんでした。
確かに映像は綺麗でした。しかし本作を観た上で最後に残った感想は、「綺麗なPVをこれでもかと流し込まれた」というものでした。何も気にせず、綺麗な映像と音楽を楽しみたい方は観たらいいと思います。
映像、ストーリー、楽曲すべてに圧倒される。
一度は見て欲しい、心が震えた作品
良かった。もっと観たかった。悔しい。悔しい。
構成、グラフィック、声、全てが美しくて綺麗で。鳥肌が何度も立った。
べた褒めも嫌だから一つ言うなら、挿入歌はいささか過剰だった。
けど挿入歌の一つ、スパークルはすごく好みだった。
なによりキャストもそうだけど、製作陣がすごい顔ぶれで。ジブリ「千と千尋」「もののけ姫」の作画監督。「あの花」「心が叫びたがってるんだ」のキャラデザの人。
人物の線の柔らかさ、繊細な表情や仕草にいちいち心が掴まれて泣く暇もなかった。
お互いの見る世界に憧れ見惚れて、反発しつつ次第にお互いがいるのが当たり前になるふたり。
けれど、星が降る空と壮大な景色の中、息が触れ合う距離にいても決して出逢えない。手を伸ばしても届かない。
忘れていく大切な記憶と、半身がもぎ取られていくような虚無感。駈け出すふたり。
乙一さんの短篇「calling you」を連想しました。
声もこの作品の重要な要素なので、一度は映画館で見ることをお勧めします。
君の名は。最高
今作は期待していた以上の出来でとてもいい。また前作の言の葉の庭に出てきた雪野百香里ことユキちゃん先生も出てきていたことにびっくりした。
他にもやはり新海誠監督の映画と言えば空などの背景。いつも以上でとてもよく出来ていたと思う。またティアマト彗星が落ちて来るシーンはとても美しいと思った。他にも黄昏時のシーンなども綺麗すぎて何故か涙が出そうになったのを覚えている。
また気づいた人も多いだろうが、奥寺先輩とのデートの事で書いてあった日記にデートが終わる頃には彗星が見えるねと三葉は書いている。この時点で瀧と三葉の時間軸がズレていると気づいた人も多いだろう。
結論としては僕個人考えとしてはこの映画は神作と言っても過言ではない。
僕は今日で2周目だ。明日と明後日も見ることにしている。飽きが来なく、内容を知っているのに早く見たいと今思っている自分がいる。
ぜひ皆さんも見ていない方は見てみてはいかがだろうか。価値のある映画です
ハリウッドとは違う、絵画的リアリティ。
アニメマニアじゃなくても、また大人でも充分楽しめる内容だと思います。ただ、主題歌がバーンと分かりやすく入ってくる演出はちょっと恥ずかしかった。。
背景画が素晴らしく、自然だけではなく、都会にも有機的にみずみずしく描かれているのが特徴的です。
作画がジブリで「もののけ姫」などを担当されていた作家さんだそうです。
アニメには詳しくないですが、「もののけ姫」あたりから、細田守監督作品や、本作に至るまで、背景画の作画の緻密さが増しているように感じます。
ハリウッドのディズニー・ピクサーあたりが追求している3DCGのリアルさとは違い、日本人のアニメーションの作画は、絵画的で、情緒があるリアリティを追求してきたのだと思います。
そのような意味では、本作はその高みに到達したアニメーション映画のように感じました。
初めまして新海誠と言います、以後よろしく
最高でした
今までの集大成と呼べる作品
新海作品はこれまでも一通り観てきたが、この作品はその新海作品の集大成と言えるような作品になったのではないのだろうか。
綺麗な画はもちろん、新海さんらしい切ない恋愛話。最後のシーンは『秒速5センチメートル』の最後を思わせるような主人公とヒロインの再開。しかしエンドは『秒速』とはまた違う答えを出し、新海さんらしい胸を締め付けられるような切なさに加え最後は誰もが観てもホッとするものになっていた。その他にも『言の葉の庭』のユキノ先生を思わせるようなキャラクターがこっそりと出てくるなど、ファンサービスも充実している。
ここまでは好印象だが、強いて1つ惜しい点をあげさせてもらうと、RADの曲を挿入しすぎて若干「またかよ」と思ってしまうところがあった。好きな人にはたまらない作りではあると思いますが。
最後に、新海誠監督は今後も更に進化していくことが期待できる作品だった。彼は今後アニメ映画を引っ張っていくような監督になるだろうなと感じました。
よかった!
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