君の名は。のレビュー・感想・評価
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なんか...よかったなぁ~
RADWIMPSが好きで観に行きましたが、感動しました!
リアリストの方は細かい設定や説明が、あんまり無かったのでそこに気になってあんまり感動してないような気がしました。(私の妻も...笑)ただ、イデアリスト(ロマンチスト?)の方は深く考えずありのままで受け入れて楽しめたのではないかなと思いました。
私自身、歌はもちろん映像も綺麗でしたし、ストーリーも感動しました!あんなに、登場人物に感情移入し、助かって欲しいと思ったのは初めででした。
DVD買っちゃおうかな~♪
ありそうでなさそうなリアルな世界がそこにある
これまで新海誠監督作品を追い続けてきた理由としては、風景描写がリアルなことにより、ないような世界が現実にもあるのではないかというワクワク感を感じさせてくれるというところがありました。
「君の名は。」に関しても、都会と田舎の美しい風景描写により、普段暮らしている世界にもこういうことがもしかしたらあるのかもしれないという感覚になりました。
そしてなにより、主人公たちの距離感というものが、とても絶妙に表現されており、観れば観るほどにはまってしまいます。
公開初日に観て以降、何度も劇場に足を運んで観てしまうような状態が続いています。
SF要素もありますが、リアルすぎてSFだということを忘れさせてくれます。
SFが苦手な人でもとても楽しめて、感動できます。
まだ観てない方はぜひ劇場で観てみてください!
アニメ界久々の秀作
とにかく作りが丁寧で練りこんだストーリーとディティールの設定がなかなか見事。3年のタイムラグをもった入れ替わりは、なかなか思いつかない。このストーリーは、高校生から20代の世代は心揺さぶられるに違いない。大林宜彦の名作「さびしんぼう」の感動に似たものがある。まぁとにかく見て損はないというか、もう1回見たい。
都合のいい記憶操作で感動作り
都合よく感動させようとする嫌悪感。酷すぎで唖然としました。何故、こんなにも評価されているのか謎。
湖の夜景は一万世帯は住んでると思う、田舎とは思えない。美しい景色とも思えない、透明な白いトーンを被せればなんでもいいのか。映画という大画面で観るものでもなかった(;´Д`A
(後日談)
近所の中学校の子供たちがこぞって映画館に観に行っているそうで、若者のお気に入りを大人げなく評価してしまって申し訳なく感じました。年齢別の平均評価の機能があると助かります。
今までの新海作品とは一線を画す
この作品は間違いなく新海監督の集大成であり、最高傑作だと思う。
デジタルの使い方も今までの作品では見られなかった思い切った物が多く、静かな新海作品なのに映像に迫力があり観ていて飽きない。その為、今までの新海作品の弱点であった「映像に動きが無くて退屈」というものが解消されている。キャラクターたちも生き生きと動き回り、表情も多彩で感情移入が出来、詩的でどこか遠い感じだった今までの新海キャラよりも好感が持てる。
そしてなにより音楽の使い方に加え、それに合わせた演出が究められており耳も退屈しない。「秒速~」の最終章を超える演出は無いだろうと思っていただけに驚いた。新海監督の伸びしろの広さを見た気がする。
ベタ褒めであるが不満が無いかと言えばそうでもなく、私の様に新海監督の作品が好きであると、逆に「これは思ってた新海作品と違う!」と首を傾げてしまうかもしれない。
作品の出来としての意味と、新海監督の新境地を象徴する作品ということで、「一線を画す」と書かせていただいた。
ただの女の子と男の子の交換アニメだと思っていたのに、後半で予想を裏...
大衆にウケる話を意識した新海作品⁈
新海作品を劇場で観るのは今回で2作目
(以下長文なので飛ばしてOK)
前作『言の葉の庭』では生徒と教師の不思議な関係を描いた作品
ハッキリ言ってしまえば大衆にウケる話では無かった
しかし、今回は一味も二味も違った
これまでの新海作品が新海マニアとも言える一部の層を意識した作品だったとすれば、今回は老若男女が楽しめるストーリー、観客に受け入れられやすいキャラクターを意識して作られているのではないかと思う
このシフトチェンジが作品の運命を大きく左右したのは間違いない
公開から1週間が過ぎたが、監督も新海マニアも予想出来なかった程の大ヒット
そのほとんどが新海作品を全く知らない層によるものだった
ヒットの要因は
・宣伝のかけ方(TVスポット、神木隆之介君による番組内宣伝等)
・劇中音楽担当のRADWIMPS
・大衆に好まれるストーリー展開
etc....
これらは全て今まで作品には無かった
というよりも必要がなかったモノである
前作と比較して大規模化した全国ロードショーの為に全て用意されたのだろう
それほど新海監督にとって自信が持てた作品だったのではないだろうか
さて無駄に長く読む価値もない前置きはここまで
ここからが本題
今作について一言感想を述べると、
新海作品なのにハッピーエンドだと!?!?
エンドロールが流れる間頭の中には
(ハッピーエンド??新海作品が??ハッピーエンド!?!?あの新海監督が!?!?ハッピーエ(ry)
と言った具合に今までの話が吹き飛ぶ程の衝撃が走った
今までの鬱に次ぐ鬱エンドは一体どこへ!?
風の噂だが今まであまりに鬱エンド鬱エンドと周りから批判された為変えたのだそう
この変更は今回の作品に関してはGJと言わざるを得ない
今までのように鬱エンドとまでいかずとも、なんともやるせなさの残るエンドであれば評価も興行的にも大きく変わっていただろう
ストーリー、キャラクター、音楽は間違いなく今までの比ではない程の完成度
散々言われてきた背景描写の完成度が霞むほどに、それ以外の要素が洗練された作品になっている
ストーリーについて触れると
前半は都会と田舎に住む見ず知らずの男女が夢の中で入れ替わるドタバタ系日常アニメといった印象
後半はSF感が強くなり、怒涛の展開が待ち受けており、ただの恋愛作品等ではない事を思い知らされる事になる
少し気になったのは三葉の友人達の反応
細かく言えば、三葉(中身は瀧)が糸守町から逃げないと皆死ぬ!とおかしな事を言い出したのにも関わらず、友人2人はあっさりと信じてしまい、確証も何もないのに発電所を破壊するというぶっ飛んだ作戦を実行したのは納得がいかない
欲を言えば、友人をちゃんと説得させる為のシーンを用意して欲しかった
それさえあれば個人的に大満足なのだが、尺が足りなかったり、テンポの都合上省略したというのなら致し方ない
まとめ
総合的に完成度の高く、個人的には次世代の劇場アニメ監督として細田守監督以上の期待が持てるようになった作品だった
今後の新海作品がこの路線を続けるのか、以前のような作風に戻るのか注目したい
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