君の名は。のレビュー・感想・評価
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注目されるだけはあった
やっぱ、映画ってこうなんかな
すごくいい映画。認めます。でも、冷静に考えると、既視感だらけ。入れ替わりは、超有名作品あるし、小説もある。(あり過ぎ!)時間をさかのぼって助けるというのも、あり過ぎ! 彗星の落下という、パニック映画的なものと、少年少女の恋愛ものの合体は、セカイ系で、あり過ぎ! ラスト、題名でビシッ! と終わるのも、ある。(過去のハリウッドであります)ラストで、題名が初めて出るのは、邦画の超ヒット作品で、ある。つまり、様々な既存の要素を、うまく寄せ集めただけ。新しさは、それをアニメでやったことかな。でも、もはや、世界的にオリジナリティ枯渇。安心して見られる映画って、こうなんかな(うまい寄せ集め)と思ってしまう。
胸キュンッ、スカッとと思いきや
この映画がこれだけ話題になっているのは
「痛快スカッとジャパン」の影響が少なからずあるのでは
ないかと思ってしまう(笑)
で、実際観てみると「胸キュンッ、スカッと」と思いきや
全くそんなことはなかった。
この映画を観てまず思い浮かべたこと。それは
妊娠中は乳製品を無性に食べたくなるとか、
ネズミは個体数が増えると自ら川に飛び込むとか、
本人にとっては自分の欲求だったり事情だったりしているはずで
当人はそう思い込んでいるんだけども、
実は、種の存続という大きな目的に支配されているだけってこと。
1000年に一度の災厄から村人を救うという重責を背負わされた
巫女とその手助けをする人間として選ばれてしまった男。
種の存続という大きな力は、口噛み酒と組紐という
過去から受け継がれたアイテム、黄昏時の時空の交差、
そして男女の恋心を巧みに利用する。
そして目的が達成されると、二人からお互いの記憶は消し去られ
その見えない力にあっさり使い捨てられる。
あぁ、恐ろしやぁ。。。
でも、二人の間の気持ちは、本当に支配されていただけ
なんだろうか?
その答え、それが、きっと、
記憶から消し去られたはずのお互いを見たときに
知らずに溢れ出す涙なんだろうね!
うーん。
前世関係ない。
先祖も関係ありそうでない。
なんで三葉と 瀧 なのか。
選ばれし何かや運命はないのか。
なんで名前覚えられないのか。
忘れない努力は?
なんでノートには名前書かれてないのか?
最後は記憶フィードバックしてお互い名前を言い合うくらいが良いのでは?とか、
あれこれ他にもとにかくいろいろいろいろ、裏付け不足説明不足意味不あり過ぎて、。
面白いけど、残念が多い。
もやもや。
もやもや。
「背景」映像と音楽は良い。
しかし、
そんなにもの大災害があって、
しかもそれがたかだか3年前の事で、
それがそんなにも風化してしまうのだろうか、人の記憶から、。
所詮他人事とも思わせてしまう。
なんと残酷なのか。恐ろしい。
災害に遭われた方への恐怖にならないだろうか。
深読みしすぎだろうか。
考えすぎだろうか。
彗星隕石を見上げる人たちが「きれいー」と感嘆するシーン。
確かにこれからその先で大災害が起こるなど思ってもないからの言葉なのだろうが、映画を見ている私(達)にはそれから恐ろしい惨事が起こってしまうことを知っている。から、「ああそんな、きれいだなんて、これから大変な事が」って、とても恐い恐ろしい残酷なシーンに感じてしまった。
ああ、考えすぎだろうか。
出来ることなら救いたかった、
どうにか出来るものならば、
との、おもいは感じました。
"ムスビ"まとめるもの
新海誠作品は『彼女と彼女の猫』以外観賞済。
新海監督特有の『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』、『ほしのこえ』など男女のすれ違う切なさが、音楽と共に多重奏の様に響きあっていくのが好きなのと、映画解説者の中井圭さんの『アニメと敬遠している人も是非見に行って欲しい』と言っていたので公開週に観賞。
今までは新海監督の作品を面白い面白いと思って見てはいたものの、万人にオススメ出来る非の無い作品では無く、一人でこっそり見る私小説の様な印象を持っていた。
この作品までは。
今までの新海監督の作品は終始スローペースのバラードの様なテンポだと思ってたんだけれど、今回は序盤からいきなりRADWIMPSの楽曲と共にポップで小気味良いテンポに変わり、今までの新海監督作品では味わえなかった『笑い』や『疾走感』がとても心地良く、それでいて新海監督らしさは失っておらず、こんなに新海監督の作品がエンタメらしさを出せるのがとても嬉しく、そのアップデートを目撃出来ていることに興奮した。
中盤や終盤は今までの新海監督作品らしさが強くなったものの、それでもエンタメ感とのバランスの取り方は素晴らしく、終始感動しっぱなしだった。
また、作中で語られる"ムスビ"や"ほどけて捻れて絡まって一本の糸になる"って言う比喩は人と人との繋がりや、生きとし生けるものを糧に生きている繋がり、昔と今の繋がりや、瀧と三葉の繋がりでもあり、序盤の伏線が糸のように絡まり纏まって最後に収束していくこの作品の展開や、今までの作品が結び絡まって繋がり、出来たこの作品でもあると思う。
そして、"記憶が無くなっても感情が残る"と言う言葉は、東日本大震災から5年経過して風化しつつある記憶が消えても犠牲になった人々を失った哀しみ、あの時救いたかった感情はいつまでも残ると共に、救いたかったあの瞬間に救ってくれたって言う展開が、まるで犠牲者への鎮魂歌の様に紡ぎあげていて後半は涙無くしては見られなかった。
ただ、新海誠症候群なのかハッピーエンドの作品を見るのが少なかったからなのか、あの終わり方は(もちろん作品のテーマを理解しているならその終わり方以外に無いのは解ってるにも関わらず)、物足りなく感じてしまった自分が憎い…。
全てが美しい作品でした
納得の作品!
おじさんでも楽しめます!
ぱっと見娯楽、何回も見れば深い映画
もともと秒速が話題になったころから
チェックするようになった新海監督の作品。
ここまでの大ヒットに恥ずかしながら
誇らしいような気分になりました。
君の名は。は今までの新海監督作品からの
大発展した映画と思います。
秒速などから入った人も大切にしながら
メジャーへと進化した作品のように感じました。
この作品はすでに3回見ましたが
最初は今までに無いコミカルな部分があり
2回目からは徐々に登場人物に対して
感情移入できるようになりました。
他、外伝やビジュアルブック、
RADWIMPSのサントラなど
家に帰って落ち着いて余韻に浸ると
また見に行きたくなること
間違いなしです。
また、さまざまな情報を仕入れるうちに
この映画のメッセージ性も感じられるのではないか
とも思います。
徐々にチケットが取れなくなってきましたが
また時間があれば見に行きたいです。
壮大な世界観。
初めは男の子と女の子が入れ替わるだけで、どんな話になるんだろーと言う軽い気持ちで見に行きました。
時間が複雑に入りまじり、ひとの命を救う、そしてまた出会う。そんな流れにほんとに楽しんで映画を見ることができました。
アニメは普段見ないのでとても新鮮でした!
また、楽曲のRADWIMPSの曲が映画にマッチしてて、鳥肌が立ちました!
最高です!!!!!
やばいね
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