君の名は。のレビュー・感想・評価
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新海誠臭が薄くてよかった
新海誠の秒速5センチメールがどうにも受け入れられなかったが、新海テイストが薄いという話を聞いて視聴。
男女入れ替わりだが、新たなストーリーを作ってきたなという印象。お互いの恋心を描きつつ、すれ違いもうまく設定し、大人になってからの再会まで盛り上げていく。とてもうまく作った印象。
新海誠だけでは作れなかったであろう物語。だからこそ楽しめたと言える。ただ、冒頭やラストなどは新海誠臭がプンプン。何だあのPVみたいなオープニングは!いや、これがうけているならそれでいいんだけど、自分はダメかな。
ただ、矛盾とかタイムパラドックスとか、そんなの考えずに観た方がいいのは確か!ヒットするのもわかる。
色々考えてみた
新海誠さんの作品を初めて映画館でみました。観ている途中新海誠さんの他の作品と少しダブって見えた、言の葉の庭の先生みたいな人が出てたり秒速5センチメートルとか携帯の文字とか、新海誠さんの集大成のように勝手に思ってしまいました。
映像は皆様が言っていらしゃる通り素晴らしいと思います。個人的には
秒速5センチメートルの方が衝撃でした。
内容はとてもよくまとめている感じがしました。ただ少しぐだります。
他の作品も少しぐだる印象がします。ギャグが今回少しありわらえました。
音楽はとても力を入れた印象がします。人によっては邪魔に思うかもしれないですが、映像と音楽をすごく意識して作っていると思いました。
ファンタジーなのでなぜをちゃんと追及したい人には受け入れずらいと思いました。なぜ入れ替わるのか、なぜ時間差があるのかetc…
勝手な解釈を書きたいとおもいます。
入れ替わる事おばあちゃん言っての通り先祖代々とそういう事があったみたいです、瀧の方にも先祖代々そういう事があったのだろうと思いました。
時間差なのですが年齢が関係しているのかなって思いましたlinkする条件がお互いの17.18歳の頃で同じ月同じ日だとするとつじつまが合うきがします。何月何日は確認しても何年かはわざわざ確認しない可能性もあると思いましたが曜日で違和感を抱かないのはご都合主義だと思います。三葉が年上じゃないと救う事が出来ない点や二人の年齢差がありすぎるやお互い異性じゃなかったら恋愛が生まれないなど少し都合がよすぎるかもですがすべて勝手な妄想でつじつま合わせをしているので本当の真意は本人のみぞ知る事だとおもいます。口噛み酒などまだわからない点もチラホラ、ファンタジーと言ってしまえばそれまでかもしれないですが、少しひねくれた人は合わないかもしれません。
個人的には純粋で単純なのでとても楽しんで見れました。手の平の好きだ(書いた時見てても忘れる)を見た時など音楽もありジーンと来ました。お互い顔を知っていても会話はしたこと無く入れ替わった痕跡で好きになっていく、とても幻想的で素敵で切ない物語だと思いました。
あの花よりは泣けないけど良い◎
公開して間もなくタイミングがあったのですぐ見に行きました。よく出来ていたと思います。
泣けると期待していたけど、号泣ってほどではなかった。私はですが。ウルっとした程度。
混み合ってたせいで隣がお菓子食べ出したり、おっさん号泣したり、いろいろ気が散ってしまったからかもしれませんが…
集中して見れていたらまた違ったかなw
泣けるものを見慣れてる人はちょっと物足りないかもしれません。最初のテンポに付いてこられなかったといったコメントも見ましたし。人によって感じ方や感動の差はあるかも。
よく作り込まれていたとは思います。
何故時間差で…などなど、小さな疑問は確かにありますがそこまで突き詰めるのは野暮かな。アニメなので奇跡で済ませられます。
天災が震災などにも重なるので、恋愛部分以外も見所あり。胸が締め付けられるけど流星の画はほんと綺麗。アニメだから表現できる美しさやテンポ。
★5まではいかないけど、良作だった
もう一回見たい
序盤は疾走感がMAXで、前前前世も見事に噛み合っていてとても見ていて飽きなかった。
三葉の衝撃の真実がわかった瞬間「えっ」ってなる。
ここで、この前までこの真実が分かるシーンを思い出そうとしてしまう。結局思い出せないのでもう一回見たい。
そこからの三葉と瀧の出会うシーンなど見逃しちゃいけないシーンの連続。
そして、ラスト
正直二度と会えなくなるのかなとも思ったけど、くっついてよかった
世界観が
すごい。輪廻転生、死んで、また生まれると、前世の記憶は無くなってしまう。
忘れてしまう、というところに、そんな事を思い出しました。
前世の遠い遠い過去の記憶、先祖のしてきたこと、そこであった出来事
そして、今目の前にいる人、自分の立っているこの場所。
全て、何らかの実は必然の意味があって、というなにやら仏教に通じる世界観。縁とか、因縁とか、実は偶然なんてひとつもなくて、っていう。
日本の美しさもふんだんに感じさせてくれて、
音楽と映像とで、五感に訴えかける。
自分の目の前の現実世界しか信じない心で見ていると、
難しい映画かもしれない。
頭を使ってではなく、心を身体を解き放して、この時空を超えた世界観に身体ごと委ねて観てみたらその衝撃を受け止められるかも。
観終わって、映画館の外に出ると、いつもの風景がいとおしく、キラキラ眩しく見えました。
ベルリン天使の歌、を観た時以来かも。歳がバレますね。
思ってた以上、感動通り越して、正直私はビックリしましたね。この映画には。しかもアニメだし。いやアニメだからできるのかもしれないけど。こんな大きく深い世界観。
若い人たちに人気なことがまた、すごいなと思いました。
なんか未来も捨てたもんじゃないと思えます。
でも、素直に楽しかった、楽しめると思います!
うーん
期待値が高すぎてしまったのか、これの前に緊張感バリバリのシン・ゴジラ見てしまったからなのか、あまり感動がなかった。
自分が読みきれてない人物の心情や設定、伏線があったのかと考察を見たりもしたがさほど収穫もなく、むしろわかりきった事ばかりでこんなもんかと。
確かに思わず笑ってしまう場面やグッとくる場面もあったが想像の域を超えない。
オープニング映像の段階で先が読めてしまうのも魅せ方として勿体無いと感じた。
キャラも設定も作画も音楽も良いもの集めてるのに映画としてはまぁ普通。
何人かの観客(ほぼJK)が難しいと言っていたことや、Twitterなどの反応から察するに、
➀普段から映画を過度に見ていない
➁ある程度設定や伏線をあの時間の中で消化できる
➂主人公たちに感情移入できる(特に恋愛もの好き)
こういう人たちがハマるのではないかと。
だから大学生なんかが複数回観にいく映画なのでは。
怖かった。
うん!
新海監督の"ガトリング砲"が全ての客層を狙い撃つ!
あのー、後半むっちゃ泣いてましたね。
なんでか分かんないけど、泣いてました。
ええ話しやったなぁーって、首をさすりながら思いました(前から3列目しか空いてなかったので)。
「どこかに自分を理解してくれる人がいるなんて幻想だよ」って、2年ほど前に好きだった人に言われましたけど。
いやいや、いるんだって!って。ほら、いるじゃん!ってスクリーンを指さしながら、叫びたかったです。
ただ同時に、新海監督の「狙い澄ました感」が若干匂うなぁとも思ったんです。
と、言いますのは。
"男女入れ替わり"とか"タイムトラベル"とか"一人の人を探し求める"だとか、あと、ネタバレになるので話せませんけど、ファンタジーでSFでラブストーリーで。
あれ?なんだろう?このデジャブ感?って思うんです。
ヒットしたアノ映画の、アレじゃね?
おー!エンタメ、どストライクだな!って。
両手に名前書こうって言ったのに、あれか!って。
あ、観てない方は分かんないですよね。
あのシーン!
まるで剛速球が、額に当たった感じでした。
うわ、すげー真っ直ぐくるなーって。
おばちゃん、まぶしいーよーって。
多分この衝撃で、首がやられたんだと思います(笑)
その後、四日間、激痛で横になれませんでした。
ストーリーが入り組んでるって感想が散見されますけど、私はもの凄く真っ直ぐな作品だと思いましたね。むしろ"どエンタメ"
でも、新海監督の凄いのは、ここからです。
この"どエンタメ"に、「古典文学」とか「伝統」とか「しきたり」とか「絆」とか、所謂「古き良きもの」を足して、映画に何かしら意味を持たせたい層(そう、私達w)もきっちり狙って投げて行く、コントロール力なんです。
もっと言うなら、ジブリではあり得ない、でも「国民的アニメ」にギリギリOKな下ネタを入れて(口噛み酒をネット販売する云々エピソードや、男子、女子入れ替わりのリアクション)、深夜アニメ枠ファン"魔法少女まどか☆マギカ"とか、"ベルセルク"とか、ガチなアニオタへも目配せする凄さ。
この欲張り!
全部、全部、持って行くのか!ってブルブルしました。
「(失礼を承知で申し上げます)ぶははは、観たか駿!」
と、心の中で叫びました。
あと、スマホを使ったシーンとか、新海監督はだいぶ前にこのお話を書かれてるんでしょう?現在を見越したこのストーリーも、凄いですね。
てか106分の尺で、よくこんだけ詰め込んで、よくこんだけ纏めましたね。
新海監督(某プロデューサー)の"ガトリング砲"が、スクリーンから観客めがけてバンバン撃たれてたのが見えましたよ。
もう、全部の層を持って行ってましたもんね。
実は新海監督の「秒速5センチメートル」が、ちょい苦手で。確かに画は綺麗ですけど、登場人物達が携帯小説並に、自分達の心情をいやってほど語り続けるのが息苦しくて。
ほら携帯小説って、登場人物が"自分と彼氏"っていう、もの凄く狭い世界を描いているんですよ。新海作品の、その狭さが苦手でした。
なので、今回。まさかこんなに広く狙って来るとは思わなくて、びっくりです。
しかも、コントロールむっちゃ良いやん。
※追伸
男女入れ替わりって、ひと?二昔前な感じであれば、その所作の違和感で、みんなが引く感じに描かれてたと思いますけど。今は、それが逆に魅力に転じるっていうのが、新しいというか、面白かったですね。
あと、私世代には、「起きたら夢を忘れてる」ってくだり、切なく響きました。
あの時のこと、なんとなくしか覚えてないもの。
ずっと忘れずに、いたいけどね。
普通、価値観尊重
普段よく映画を見る私ですが、普通でした。
この映画、全く感情移入出来ず、ただ綺麗な映像見てた感じです...
見た後で、友達にどうだったか聞かれたので、普通だったと答えると、「これの良さがわからないとか...」と返答されました。これにはかなりムカつきました。良さは分かるんですが、その良さを最大限に引き出せてない様な、中途半端、おしいって感じが私はしました。なんでこいつらの恋始まったのか、彗星が落ちる前に都合よく入れ替われて、やっぱり三葉?あの女じゃなきゃダメだってなって、初めて会えた時に、時間もないのにあんなだらだらやってて、早くしろよって突っ込んでました。
曲がいい曲がいいって聞いてたのですが、すごい邪魔なときもある様に感じました。
とりあえずその友達にもかなり批判的意見いっぱい出したかったのですが、そいつの価値観もあるためこれ以上内容で話すのは双方ともに嫌な気分になるためやめましたが、人には好き嫌い価値観があるので、押し付けるのはやめましょう。自分はそれでかなりイラつきました。
みんなが面白い面白い言うので、自分も面白いと感じるプラシーボ効果でもあるんでしょうか?自分は普通の映画にしか感じませんでした。
う~ん…
公開から1ヶ月が過ぎたのに平日のお昼間でもほぼ満員!
すごいね~。
しかし期待しすぎだったのか、私にはあんまりだった。
映像そんなにキレイかな?笑
なんかコダサイ画風があまり好きになれず…。
前半つかみどころがないまま後半に突入したけど、
その後半もなんか盛り上がりに欠けて…。
瀧と三葉はオマエとかアンタ(アナタ?)とか呼び合ってるのに、
名前を忘れてしまって思い出すときだけタイトルどおり「君の名は。」!?
って回想するところが意味不明で…。
でも何か意味があって、私が理解出来てないだけかも?
RADWIMPSはあまり知らないけどOPとEDはいい感じだったので、
劇中歌まではいいや。
声がフニャフニャしてるから物語の清涼感が無くなる。
ファンタジーはファンタジーなんだろうけどなんでこんなに人気があるのかがわからない…。
あ、神木くんと萌音ちゃんはとっても良かったと思う。
美しい画像と叙情豊かなストーリーに感激
都会と田舎。両方ともとても美しい絵画のような日本風景として丁寧に描かれる。誰しもがこころの何処かに持っているような懐かしい風景になっている。スマホ始め最新のモノがアニメに描かれてもそれは変わらない。映画はストーリーもあるが、それ以上にその美しい画像を見るだけでも十分満足出来る。例えば流れる戸のスライドシーンはとてもリズミカルで綺麗に描かれる。
ストーリーは見てない人のためにあんまり語れないが、とても良くできている。オールドエージの私から見てSFでもないしオカルトでもない。ある奇跡の物語と言えよう。この若いカップルと同様、人と人の関係は実はとても不思議なものかも知れない。そこに大きな希望を感じる。上映中のみならず見終わってからも気持ちよく涙した。
期待値が普通だったら★4.5だけど
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