君の名は。のレビュー・感想・評価
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三葉と瀧。
新海誠作品を見るのは初めてである。人間の記憶の不確かさについて非常に勉強になった。二回見ました。
黄昏時(カタワレドキ)がキーポイント。彗星衝突。田舎と都会(新宿四谷千駄ヶ谷)。男女入れ替わり。未来と過去の入れ替わり。巫女、口噛み酒。ほかにiPhone、祭り、組紐、高校生活、都会でのアルバイト、災害対応など。三年の時間差と五年の月日。高校三年の三葉は、東京の瀧に会いに行き、散々な目に会っていた。
2016年の秋に高校三年の瀧が、飛騨の山奥に彼女に会いに行き、彼らを救わなかったら、五年後つまり、2021年にみつはに会うことはできない。2016年の瀧が、糸守の歴史を変えたあと、瀧に会うまでのみつはは、なにをやっていたのだろうか。ややこしい映画だ。
飛騨旅行の後、瀧は普通に大学へ進学し建築を学ぶ。あこがれの奥寺先輩は結婚した。瀧は、千駄ヶ谷で三葉と再会する。
良かったのは、飛騨の三葉が思い立ってまだ中学三年の瀧に会いに東京に出かける場面だ。「夢の中」で何度も 東京に来ているにも関わらず、三葉は、瀧をなかなか見つけることができない。しかし、夕方の通勤電車の中で瀧を見つける。しかしその時点の瀧はまだ三葉のことを知らない!
時間軸の違う二人がコミニケーションすることは可能なのかという問いが発生してくる。多分ここがこの映画のキモだ。しかも、瀧にとっては、三葉は、瀧の住んでいる時間軸ではすでに死んでいるのだから。いや、だからこそ可能なのか。瀧はある方法で別の時間軸へ移動し、三葉たち住人を助ける。正確には、助ける手伝いをする。滝の住む時間軸でも歴史が変わり、三葉は生きている。司と奥寺先輩は、三葉には会っていないのだから、すべてを瀧の幻想と片付けることも出来る。瀧の執念が三葉を蘇らせ、ちょっとだけ(ちょっとではないか)現実を書き換えることに成功した。彗星が同じ場所に落ちることはほぼありえないだろうが、この映画もありえないくらい良くできている。
観客動員数が伸びたのはおそらく、二度三度見ているファンが多いからたと思う。どこかで読んだが、村上春樹の「ノルウェイの森」に似ていなくもない。あれは60年代を舞台にしたフィクションであり、こちらは2010年代のフィクションという違いはある。
現在のわたしが過去に生きていた女性を体験する。いっぽう、みつはの方は、三年後の東京のど真ん中に住むイケメン男子高校生を実体験する。
映像が素晴らしい。音楽との融合も素晴らしい。
編集もすばらしくよかったです。
田舎の三人と都会の三人の対比も面白い。糸森まで送ってくれる高山のラーメン屋さんも良かった。盛り込みすぎな感はありますが、わずか2時間弱で震災前後の日本人の大事な記憶を蘇らせ、生きる希望さえ与えてくれるこの作品は、稀有である。
心震えた
他の作品と比べると。
ノスタルジックな画に感動
評判ほどではない
大ヒットが分からない
普段映画館では洋画しか観ないのだが、反響の凄さに観ずにはいられなか...
普段映画館では洋画しか観ないのだが、反響の凄さに観ずにはいられなかった。
期待通り、ものすごく良かった
今年見た映画で一番
まず映像が綺麗
序盤の彗星のシーンで一気に惹きつけられる
そして新宿近郊やの街の再現力の高さで釘付け
今までアニメでここまでリアルな描写はあっただろうか
CMだけの事前知識ゼロで見に行ったんだが、
ただ男女が入れ替わるだけの映画ではなかった(そりゃそうだ)
入れ替わりが慣れてきて、後半、一気に物語が変わる
まるでサスペンスのような、『あ、そうゆうことか』というゾワッと感が凄い
人によっては泣ける映画と言うけど、個人的には一切泣けなかった。
ただハラハラ感、韓国ドラマの様な恋愛が一筋縄でいかないもどかしさは凄く、中だるみも無くテンポ良くみれる
是非とも映画館で見るべき映画
また観たい
余韻が半端ない
とにかく良かった。
消えていく記憶の中で消えない気持ち。
前半のテンポから後半の流れ。
まさかの時空の違い。
そりゃ携帯繋がらないよね。会えないよね。
みつはも会いに行ってた事を知った時。
この世にはもういない事を知った時。
瀧がみつはだけではなく糸森の人々まで大切になってくもよう。ポイントポイントで涙が止まらなかったです。最後のお互い誰かわからないのに引かれあい振り替えったみつはから涙が流れ出てる所は良かったです。
もう一度見てきます。次は歌や風景やおばあちゃんの言葉など見直したいと思いました。素敵な世界観をありがとうございました。
なぜこんなに評価が高いのか
10月4日時点で4.2!?みなさん好評なところすみませんが、好き勝手書かせてください。文章ぐちゃぐちゃで読みにくいですがご了承下さい。
なぜこんなに評価が高いのか、たぶん、映画を普段見ない人や若い人に人気なんでしょうね。
CM見たときからあまり期待はしていませんでした。ですが、あまりの人気具合に見てみたくなりましたが、予想通りでした。
でも、途中までは良かった、二人が黄昏時に出会うまでは。あそこでまだ会えなくて、でもお互いに目的は達成して、ラストでようやく会う!みたいな演出なら良かったのになー。黄昏時に会ってしまって、なんか設定に冷めた。都合良すぎる。
最後のシーンも、電車降りて、お互い違う駅で降りてるのに、よく会えたな!っていう笑
私だったら、紐渡したときのように、電車降りる寸前で出会わせたい。それもベタかもしれないが笑
とにかく、これドラマあるあるだよね~ってのが多かったなあ。
印象に残ってるのは、ラーメン屋のシーン。ここは出てきた瞬間笑ってしまった。
もうね、ラーメン屋表れた瞬間に、「もうこれ絶対ここで三葉の場所特定できるやん」て思いましたし、ラーメン屋の主人がそこ知ってるよー俺地元だもんみたいな流れも予想できてしまう。特にラーメン屋ってとこがまたあるある感。
絵はとってもきれい!星が落ちていくのも、オープニングも、三葉たちが踊るところ(MMDだっけ?手描きじゃないのに違和感がなかった)も。
でもなあ、同じアニメ恋愛もの映画なら時かけとか、たまこラブストーリーとかのほうがいいな。
たまこラブストーリーなんかも、単純なベタな話なんだけど、君の名は。より隠喩表現が多くて見ていて楽しいんですよね。
君の名は。は、隠喩あったけれど、わかりやすすぎた。糸なんて、おばあちゃんとかが説明してしまうから、「それいっちゃうんかー」とがっかり。説明したら意味ないんですよね。まあわかりやすくしてるんだろうけど。
ストーリーとかコンセプト自体は好きなほうなんですが、セリフもシーンも説明的すぎて、楽しめなかった。
音楽は、ラッドもすごくいい声だし音も良かったし、良かったんだけど、ラッドインフレって感じ。
あとは、バシバシ入れ替わりするので、今が何年後の誰だかとかよくわからなくなってきちゃうんですよね。私がばかなのか?笑
頭で辻褄を考えてしまって、どんどん感情移入できなくなる悪循環…
それでも、これでもかというエンターテイメント性(ノリの良さ)と声優さんの素晴らしい演技に、何回か感動し涙腺は刺激されました。
見終えたあとは、辻褄合わせたくて考察をいくつか読みました。
一応納得はしましたが、自分には合わなかったんだなーと思います。
あとお父さんが、お母さんと入れ替わったことがあるって描写がもっとあっても良かったなー。あのへんはカットした感がある。
色々ぐちぐち言いましたが、総合的には悪くはないです!
三葉死んでたときの衝撃は結構はんぱないしそのあたりは一番面白かった!
新海監督の作品はこれが初めてなので他も見てみようと思います!
古代より、想いが連なり結ばれてきた「命」や「文化」。私たちの周りは...
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