君の名は。のレビュー・感想・評価
全2159件中、561~580件目を表示
中毒性注意
「君の名は」を見るために、何度も映画館に通った半年であった。評価は人それぞれであり、期待通りであった方もおられれば、期待はずれであった方もいらっしゃるかもしれないが、個人的には今まで見てきた中で一番と呼べるものであった。
「映画の時間の流れが複雑で分かりにくかった」との意見も多く、せっかくなので現代文教師に頼んでみていただいたところ、「1回見ただけで十分理解できたよ。『センター試験小説』の表現効果の問題でもし出題されるのならば『現実には起こりえないタイムスリップという現象をあえて時間軸を複雑にして記述することによって、読者に神秘的に感じさせる効果がある』なんていう風になるんじゃない?」とのことだった。
普段映画化された小説はあまり読まない自分だが、小説では小説での別の面白さがあった。映画が面白かったよ!という方は是非ご検討されては?
タイトルが,よくない・・・。
「君の名は」というタイトルを聞くと,ずっと昔のメロドラマを思い出す。それは,昭和30年代,放送時間になると,銭湯の女湯がカラになったという伝説があるほどのラジオ・ドラマの名作である。このラジオ・ドラマは、その後,岸恵子と佐田啓二の主演で映画化された。
このアニメの出来がいいだけに,別のタイトルをつけられなかったのか,と思ってしまう。
9本目。青春ものかと思いきや…。
約半年遅れでついに見ることができた。
公開された8月時点では、本作品を見る予定はなかった。
しかし、映画のランキングで長く1位を取り続けたこと、メディアにも「話題作」と評されたこと、
そして、多くの人に愛され、今でもロングラン公開中であることを知って、本作品に興味を持った。
「なぜここまでの人気作になったのか?」という疑問を持ちながら、映画館に足を運んだのである。
見終わってこの疑問を解決したかと言えば、正直分からなかった。
いや、「まだはっきりと分からない」のである。
私の中では、現在進行形での疑問として残った。
それは、もう一度見たら解決するかもしれないし、一生解決できないかもしれない。
でも、確かに言えることは、
それくらい「君の名は。」という作品が良質な作品であるということだ。
後々にも心に残る作品、というか。
今の日本、そしてこれからの日本をイメージしたものが本作品ではないだろうか。
災害で一瞬で街を壊し、平穏無事に生きていた人々が突然いなくなる。
ましてや、予告もなく突然発生する自然災害だから、誰のせいにでもできない(ような気がする)。
そして、近い未来、私たちの身にこのようなことが起きるかもしれない。
いや、いずれ起きてしまうのだ。
それが、明日かもしれないし、ほんの数時間後かもしれないし。
本作品は、そういった感覚を再確認するために、忘れないために作られたのかもしれないなぁ、と振り返りながら思った。
今の日本にマッチしている感じだったから、ここまでの話題作になったのかな?
だから、三葉に関する衝撃はとても大きかった。
予告編や本編の前半でも、そのような伏線は一切なかったから。
ある意味、本作品も「予告編に騙された」パターンかもしれない。
加えて、瀧と三葉との「時間の歪み」を改めて整理したいと思った。
こういう心理が「もう一度見たい」と思わせるんだろうなぁ。よくできてるわ。
RADWIMPSの音楽も、映画の世界観に添える感じでとても良かった。
特に「前前前世」を境に、ファンタジーな青春ものから人間ドラマに移り変わったのは、よくできてるなぁと思った。
ラストのシーンは「なぜあの終わり方にした?」という感じで、私の好みではなかったが、
今まで見た日本のアニメ映画の中で、一番良質でメッセージ性のある作品だった。
「口コミで広がった話題作」とメディアが評していたのは正しいと思う。
間違いなく、より多くの人に見てほしい作品だ。
「君の名は。」は、ただのアニメ映画ではなく、まさに「今の日本」「これからの日本」を象徴した作品だ。
忘れかけていた、そして、また起こり得るかもしれない感覚を知るという意味で、本作品をお薦めしたい。
は?
会いたい。触れたい。日本人大好きのお涙ちょうだい映画。高評価の映画みたいやけど、綺麗事の映画造りでお金なくなってきたら凄いリストラする宮崎映画と何が違うんですか??感動狙って作品造りなんてアホでもできますよ。アニメ造りは世界に負けてませんが映画としては古すぎのオチ。
経験豊富なお年寄りにほんまの優しさと感動と思いやりの話聞いてる方がよっぽどマシ。
サイコーです。
この映画は賛否両論あると思うんやけど。
1番重要なのは感情移入できるかどうかだと思うな。感情移入出来ない人は過去に純粋な恋愛経験をしてこなかった可哀想な人だったりとか恋愛にあまり興味が無い人だったりするわけだよね。一方感情移入できる人は今まさに純粋な恋愛をしてる学生さんだったりとか過去にそういうどうしても好きだった人がいて思い出したとかありますよね。映画の場面で隕石が落ちて村が無くなってるシーンありました。あれは東日本大震災を表してるらしいです、人はいつ死ぬかも分からない、明日かもしれないしもしかしたら今日かもしれない、その中で家族と1日1日大切に過ごそうと思う夫婦もおるかもれないですよね。そういう時間の怖さだったりもこの映画にはありました。要は恋愛の経験値の差だと思います…
やっと見た
まだ、至るところで上映していてロングランっぷりが半端なし。
息子が小説を読んで、見たい見たいと騒ぐのでいよいよ観にいってきたよ。
面白かったとは思う。
あれだけ現実の場面が入ってくると聖地巡礼が流行るのもわかる。そして、観光、というより観光ガイド見てる感覚。
ストーリー自体は面白いんだけど、少しチープというかありふれた感と、二人が意識し始めて、日記とかお互いの記憶に直結するモノが消えていくのはちょっと無理があるのかも。いや、消えないでしょ。何かもうちょっと違う形のがしっくり来た気がします。あと、最後の再会も何だか無理矢理だけど。。。
と、少し細かい設定とか気になったので、ちょっと入りづらかったかも。
でも、あのすれ違いは切なかった。
しかも、若いやつ(笑)
と腐った大人の感想は置いておいて、息子はとても感動したと言っていたので、まあ、行って良かったと思う。
よかったが......
「みつは」と「たき」が最後に入れ替わるまでは良かったけどその後の内容が少し誤魔化しているような感じだった。時間はどれだけ掛かっても良いのでしっかり分かりやすいようにして欲しかった。避難訓練て、もうちょい詳しく説明して欲しかった
最後は詳細は細かくまとめて欲しかったというのが私の個人的な意見です(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋
総評論家時代のヒット作
今更ながら、この映画を観ました。
映画を観ると感想を語りたくなりますよね。
自分の様な素人でも、こういう場所でレビュー書ける時代になりました。うれしいですね。
個人的な印象ですが、シン・ゴジラやこの映画のように賛否両論な方がクチコミが広がり易い気がします。語り合いたくなるんじゃないかと。
今の時代のヒット作は、こうして生れるのかも。
もっとも、ヒットしたから色んな感想が出るとも言えますが。
さて、この映画の感想です。
まず、避難作戦をよく考えたなと。まさか、勅使川原くんの発破の勉強が伏線になっているとは、思いませんでした。
新海監督、建築に詳しいのかもしれませんね。
そういえば、建築物が丁寧に描かれている気がします。
それと、山手線と総武線の並走区間を使った再会シーンいいですね。
日常の物を使っているのにロマンチックだと思います。
あそこから最後までの流れ、とても素敵だと思いました。
総合点70点くらい
総合点では70点くらい。とにかく絵が綺麗だったので、大きなスクリーンで観る価値はあった。写真と見まごうほど綺麗な街並みの絵は圧巻。聖地巡礼が流行るのも頷ける。
ただ、その綺麗な街並みの中に描かれる人があくまでアニメのキャラクターだったのが少し違和感があった。風景がリアルすぎるからこそ、キャラクターが馴染んでいないのが際立った。むしろキャラクターを浮き立たせるためにそういう絵にしたのだろうか。
また、一番残念だったのはストーリー。彗星の話とは知らずに見たが、私としては、あの彗星事故は起こったままでストーリーが進んでほしかった。また、みつはとたきがどこで惹かれあったのかもよくわからなかった。
長いMV
私自身、鑑賞する前に4曲を聴きこみすぎていた(意識的にも無意識的にも)せいか、思っていた以上に内容が予想通りでした。繊細なタッチの画そのものは素晴らしいと思いましたが、映画としてはとてもじゃないけど良い作品とは思えません。まるで、長い長いMVを見ていたような気持ちになり、劇場を後にする中でとてつもない虚無感に襲われました。また、エンディングに至っては理解し難い点が多く、「SPEC〜結〜」以来の釈然としない終わりだったと思ってしまいました。
映画として決定的に脚本の力が欠けていた印象です。
「いい映画」と「売れる映画」
「いい映画」なのに人気がない映画、「売れる映画」だが内容はゴミのような映画、というものがあります。最近に限った話ではありません。新海誠の才能は認めますが、マーケティングにのせられる人が余りにも多くてほとんど恐怖を感じます。映画には芸術としての側面の一方でビジネスの側面もあるので、儲かるための映画つくりを必ずしも否定するわけではありませんが、タイトルに書いた通り「いい映画」と「売れる映画」は必ずしも一致することがないことを改めて皆さんに理解してもらいたいと思います。
感動のひとこと
新海誠監督作品は全てみていたので
絶対みたい!と思っていました
期待を大きく上回る映画です!
最高でした!
映像は綺麗だし、ストーリーは面白いし...
とにかく素晴らしい作品です
前作のキャラクターの登場には正直びっくりしましたし、なんだか嬉しい気持ちにもなりました!
ラストのシーンで映画タイトルの意味が高揚感とともに押し寄せてくるのはとてもずるいですw
かなりオススメです!
何度でもみたくなります!
中毒性あり
どうせありがちなミーハー映画だろうと思って観ていなかったが、年明けに屈服して観に行ったら、、普通に面白かった笑
設定自体がなかなか壮大でそれ故に粗探しをするとキリがないのだが、美しい映像と
音楽とが織り成す雰囲気に呑まれてしまって、素直に展開についていった。
観終わったあとどこか哀しい気分になる。記憶のかけがえの無さを終始訴えた映画であるのだが、当の本人達が最後出会ってもそのかけがえのない記憶は永遠に戻る事はない。新海誠の作品はどれも少し後味が悪く、それ故に心に響くものがあると思うが、この作品も決して安直なハッピーエンドではないと思う。
心の奥の方が震える感じ
前評判通り、映像は素晴らしかった。個人的に人物の顔等か好み出ないのに、ぐっと引き付けられるのは、映像だけでなく、物語も素晴らしいからだと思う。
心の奥の方が小さく、でもしっかり震えてしまった。
ワンワン泣くというより、我慢しても涙が静かに溢れ出る作品。
全2159件中、561~580件目を表示