「緊張した」君の名は。 ろろさんの映画レビュー(感想・評価)
緊張した
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この類の映画は、風呂敷広げすぎて御都合主義になつまたり、監督の「こういうシーン撮りたかった」だけみたいな演出ばかりだったりとガッカリすることが多いが、そんなことはほぼない。
前半は本当に良いテンポで無駄がなくわくわくした。
しかし、前半良くても後半で失速する映画は多いし、
とくに時空移動系はどうしても矛盾を隠しきれなくなることがあるので、そうならないでくれと最後まで緊張しながら見てた。
また、時間の短さから感情の原因がわからないがっかり演出で台無しになることが多いがそれもなし。
みつは(たきくん)が父さんに祭りを中止するように訴えるシーンの父の表情で物語の背景まで伝えるなど細部への拘りと脚本の綿密さ。
ここでは伝えきれない感動がありました。とにかく監督の細かい拘りがすごい。
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