「アニメ界の一発屋?」君の名は。 TKHSさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメ界の一発屋?
クリックして本文を読む
散々、言われていることですが内容が薄く、矛盾だらけです。
大雑把に言えば、好きな人が死んだらよくわからない神通力で過去へ帰って彼女を助けて「好き好き。大好き!!」END
新海作品はよくわからないですがSF要素にしろ・神道の観念を全く理解していないことがよくわかります。まず、惑星軌道の描き間違いはストーリーの根幹にかかわる致命的ミス、隕石衝突による運動エネルギーであの被害はないです。SF作品としては矛盾しかないので0点です。5流以下の厨二病レベルです。
美術・背景は新海氏以外によるトレースとマットペインティング、超有名アニメーターを多用。あとは、新海氏がAfterEffectやPhotoshopで画像処理しているだけ。あと、背景のライティング加算が目に痛いです。アニメキャラとトレス背景も全くマッチしてないのも気持ち悪いです。
個人的には、歌ありのスカスカのロックを何回も聞かされるのはなかなかキツいです。
最後に思ったのは、この監督がこの作品を通して何を伝えたかったのかがわかりませんでした。宮崎監督・細田監督などは明確に伝わるのですが、この作品はよくわかりません。
これだけの大ヒットになりましたが、今後の作品によってどうなるかで、新海氏の評価が決まってくると思います。
コメントする