「素直に感動した」君の名は。 栃麺棒さんの映画レビュー(感想・評価)
素直に感動した
「君の名は」を観て批判している人は、左脳的思考や論理的判断を重視しているような気がする。集合的無意識(右脳的思考)や潜在意識から来る直観やインスピレーションのようなものを重視している人(10代20代に多い?)は素直に感動できると思います。「なんとなく気になる」とか、「虫の知らせ」や「胸騒ぎがする」など論理的な思考をする人には受け入れ難いはずです。
また、最近の映画には、人類の目覚めを促しているような共通点があるような気がします。
「マトリックス」「トータルリコール」では、五感で知覚できる三次元の現実とは、脳による電気信号の解釈に過ぎない。CGの映像と本質的には変わらない。
「アバター」「君の名は」の共通点は、人間の本質は肉体ではなく(心、魂、意識)であること。
「千と千尋の神隠し」では、名前を奪われることで本当の自分を忘れてしまう魔術から、一部の銀行家による詐欺システム(無から造ったお金に利息まで取ること)の奴隷になっている人類への警告。ハクが名前を思い出して本当の自分を思い出すことと「君の名は」に出てくる「お前は誰だ」の表現は、観ている人へのメッセージにも取れます。
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SmileKoaraさんのコメント
2016年11月22日
同感ですね。目に見えるものしか信じない人には全く理解不可能でしょう
だからと言って、非科学的だと決めつけることもおかしい
公開日である8月26日は、超弦理論を統合したM理論のEdward Wittenの誕生日