「とってもスピリッチャルな内容」君の名は。 プルトニさんの映画レビュー(感想・評価)
とってもスピリッチャルな内容
クリックして本文を読む
瀧と三葉が巡り会ったのも、隕石が落ちて村民が死んだ過去が変えられたことも、全て三葉の実家の神社の神様の仕業です。
三葉の父親が婿に入ったのに後を継がずに家を出て行ってしまったため、跡継ぎがいなくなって困った神様が、瀧に白羽の矢を立て、三葉と入れ替わらせることにより二人を巡り合わせたのです。
一旦、村民が隕石落下で死んでしまったのは、神様からの瀧に対するテストです。すでに亡くなっていることがわかっても、過去を変えてまで三葉に会いたいのか、三葉のことを深く思っているのか試したのです。瀧はそのテストに見事合格、三葉のパートナーとして晴れて同じ時空間で縁を結ぶことができました。
今後の展開としては、二人は結婚して瀧は婿として三葉の実家に入り、神職となるでしょう。就活で困っていたようなのでよかったかと。神社は縁結びの神社として全国的に有名になります。そして娘の五葉が生まれます。めでたしめでたしです。
コメントする
プルトニさんのコメント
2016年10月9日
コメントありがとうございます。
受精卵が細胞分裂を繰り返すシーンが出てきますが、
これは明らかに生殖行為があったことを表しています。
古代神様も生殖で子供を増やしており、そういった
考えとも一致しています。
weifenstefaner1989さんのコメント
2016年10月8日
瀧に神職説に賛成です。私も見終わった後に瀧の入り婿→神社再建を思ってしまいました。
「時空を超えた赤い組紐」が「むすび」!
縁結びの某島根の大社さんも真っ青です。
子供を生むのも「産霊(むすみ)」。次の世代に繋がります。
この映画は神道の「むすび」概念が深く含まれており、尚且つ嫌味無く恋愛テーマとリンクしているのが上手いです。