「金と時間の無駄」君の名は。 santa29768さんの映画レビュー(感想・評価)
金と時間の無駄
そもそもなぜ隕石が落ちたの?「自然災害は突然起こるものだから」とか?ファンタジーにそんなリアルな偶然いらないよねw
あと男主人公のキャラうっすい。なんでこいつが入れ替わったのか意味わからん。男主人公がヒロインに会いに行くときも女先輩と男友達が付いて行く意味ない。そもそも女先輩の存在意義がわからない。最後結婚してる描写あったけど、それがツカサくんと結婚したって意味ならようやく少しは理解できる。
途中男主人公のバイト先でDQNが暴れるシーンあったけど、あれもクソ浅い演出だし、まるで素人が考えたような平々凡々としたエピソードで、なんの悲壮感やらドキドキもなかった
んでクライマックスはヒロインが役場向かってダッシュしてコケてたとこですかね?そこで「すきだ」の文字見て愛の力(笑)で父親説得したのかな?その割に説得するシーン皆無だしw愛の力とやらで話すすめるなら、せめて愛の力がわかる演出をしてくれw
ま、ほんとはあのクレーターの外周で名前呼び合ってるところがクライマックスなんだろうけどw町がピンチなのに呑気に愛を育もうとしてるって、もう恋愛脳のお花畑満開で笑えたw
そのあとのラスボスたる父親の行動理由がただの逆恨みっていうねw母親病気で殺しておいてお涙頂戴しときながら、なんの罪もない母実家と絶縁して子供捨てて、おまけに町長になって土建屋と癒着ってwwwラスボスにするにはクッソ薄いキャラだな、小物すぎる。
あと「君の名は」にも「糸がどーのこーの」にも「神社とか巫女とかクレーターの歴史」にもくそ浅い意味合いしか無いように思える。それか説明不足。つまり時を超えた運命の糸って言いたいんだろ?他になんかいみあんの?ないならホントしょーもない。
説得のシーンは、そんなこと誰も信じないと言った、一葉とお姉ちゃんがおかしくなったと思ってる四葉が先に来て説得してました。お父さんが、三葉が入ってきたときに、『お前もか』っていってました。
むしろそこを描かないからこそ、助かったのか、助からなかったのか曖昧にして、そのあとの、再開が盛り上がるような作りになっています。
どの演出も展開を考えればうまいこと、いい感じになるようになっていると思います。
文句を言うのもいいですが、しっかり隅々まで見逃さずに見ていただきたいです。
話が好きじゃなくてつまらなかったと言うのは好みなので仕方ないと思いますが、内容をちゃんと理解はしていただきたいです。
そんなものじゃないと思います!
過去を変えるということは禁じ手であって、やるとしてもそれだけの時間と代償を伴います。
それに対してこの映画は一度遡っただけで成功させた上、町のほとんどの人を救ったにも関わらず、その代償は描かれていませんでした。なので、タイムトラベルものとしてはとてもやってはいけないことをしてしまったと思います。横からゴメンナサイ。