「基本的には良かったが」君の名は。 ほにゃららさんの映画レビュー(感想・評価)
基本的には良かったが
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公開からまだ一週間だったせいもあるだろうが、劇場が超満員で驚いた。(それほど宣伝してる印象がなかったので、何か口コミで広がるきっかけがあったのか?)
予想どおりクオリティの高い背景美術とアニメーションに加えて、予想外のストーリーが面白くて良かった。
が、クライマックスからラストにかけて、気になるところがチラホラ。
・ついにご対面する山頂でのやり取りが、状況的に悠長過ぎる
・東京で再会するまでの演出がクドくて長く感じた
・成長したヒロインが老け顔で可愛くない!
・タイムラグの3年という時間にも意味が欲しかった
特に主要なキャラが被災した故郷を捨てて、東京で生活してることに違和感を覚えた。もしかして隕石の影響で放射能に汚染されました、とかの描写があったか?
それにしても御神体は無事なら、代々続いた神社を建て直して、次世代にいろんなものを受け継ぐのがヒロインの使命だし、展開としては良かったと思う。(おばあちゃんも同じ様な経験があった、って言ってたし)
再会のタイミングも、もっと時間が経った後にして、二人とも何か引っかかって結婚できずにいる中、建築家になったタキくんが糸守を訪ねる、といった感じの方が盛り上がった気がする。
基本的には良かったので、それだけに惜しい映画だと思った。
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