「素晴らしかった」君の名は。 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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なんで細かく連作先とかやり取りしないんだよ~とやきもきしていたのだが、それがそんな理由だったのかと分かった時は、ああと声が出そうになるほど驚いた。それなら仕方がないと思ったのと、3歳年上か、彼女はけっこう怒りっぽいところがあるから、年下で怒りっぽい女も大変なのに年上で怒りっぽかったら手が付けられないと思って引いた。
スマホの日記が消えてしまうのはSF的に説明が難しいと思う。3年前の大災害について主人公が何も知らないのももうちょっと腑に落ちる説明があって欲しかった。それ以外はとても面白く、切なくて目がうるみっぱなしだった。
ただ本当に美男美女の二人でよかった。これでどっちかが不細工だったら出会った時にしらばっくれていたかもしれない。
破壊をもたらす流星があまりに美しく、そこに残酷さを感じた。
古いマックでマンションの一室で一人でアニメを作っていた新海監督がこのような大作を手掛け、それがイオンシネマで上映されていたことにも感慨深かった。
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