「(あるいは無知が、もたらす…?)」グランドフィナーレ 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
(あるいは無知が、もたらす…?)
誰に感情移入するか、迷っているうちに、エンドロールが。ごめんなさい。つまり、私の理解力を超越してました。それと、中盤が、去年の某作品賞と、かぶって見えて。あれは何かの伏線なのでしょうか。確かに、美意識研ぎ澄まされた映像です。ただあまりに冷淡な目線で、美とは、退廃の副産物だと云わんばかりの描写に、少し違和感覚えました。ま、それはともかく、エンディングノートは、人の数だけあるわけで、その1つを拝見させて頂いたと思えば、安い買い物。人生のカルトな引き出し、また1つ増えましたね。あるいは、本作そのものが、無知がもたらす予期せぬ奇跡なのかも、知れないですね。
追記 先ほど他の方のレビュー、見させてもらいました。邦題と原題のズレを指摘されていました。原題が、竹原ピストルのアルバムタイトルと同じという謎を解いてくれました。『何度でも立ち止まって また何度でも走り始めればいい 必要なのは走り続けることじゃない 走り始め続けることだ』(作詞 竹原ピストル オールドルーキーより) 本作は、エンディングノートではなく、オールドルーキーが、また走り始める軌跡、あるいは奇跡なんですね。映画より、レビューに感動しちゃいました。
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